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2014-02-09(Sun)

『Clover Heart's』感想―交錯し、向かい合い、隣にあるそれは、クローバーのように

メーカーALcot発売日2003年11月28日
ジャンル対視点型恋愛コミュニケーションAVG企画・ディレクター河原巽
シナリオ宮蔵、大三元、板東えみし、船亀由真人、風撮麻理、まじか、成瀬尚登音楽Manack、まにょっ、葉月わたる、Rembrandz Sound Team
原画仁村 有志評価C(S~E)

ALcotライブをきっかけにプレイをしてみました。本当ならばライブ前にプレイできればよかったんですけど、結局こんなよくわからない時期にプレイすることになってしまいました。感想は批評空間の方に簡単に書く予定だったのですが、想像より突っ込んだ感想を書いてしまったので、ブログにも掲載しておきます。

10周年を迎えたALcotの第一作『Clover Heart’s』。さすがに10年以上昔のゲームなので、今プレイすると古さを感じる部分はいたるところにあります(マウスホイールで読み進められないとか)。一つの章(チャプター)が終わるごとの演出であったり、OPが複数回流れる仕込みであったり、あまり見ない演出があるのはALcotというブランドが持つものなのか、昔に出たからなのかは現在の自分にはわかりません。

物語のあらすじ等は公式を見てもらうとして、白兎と玲亜という二人のカップルがツボでした。以前から言っていますが、基本的に元気っ娘が好きなのですw シナリオについても、変化していく二人の関係をよく描けていた良作でした。三角関係というか、人の心の移ろいについて納得の行くシナリオ運びであったというのは評価している点でも有ります。

現在ならば安くてに入るので、気が向いたらやってみるという感じでいいと思います。体験版をやればわかりますが、賑やかで楽しいというタイプの物語とは違います。かといって、やっていて辛いタイプというわけでもないので、あくまでも気軽にどうぞ。抜きゲーというわけではないですが、「エロい」と思う箇所が体感的に多かったです(意味深)。2014年に『Clover Day's』が発売しますが、まだ体験版など出ていないので、そちらとの関係についてはなんとも言えない状況ですね。

詳細感想は続きから。批評空間に書いたものの転載になるので、上で書いたことと同じことを少し書いてるのは許してくださいm(_ _)m

Clover Heart’sClover Heart’s
(2003/11/28)
Windows

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ALcotライブをきっかけにやってみようと思った作品。玲亜というキャラクターが非常にツボで、主人公と玲亜の関係が変わっていく流れ、恋人という仲になってからのエロにただれた生活、などなど非常に良い点にあふれていた。間違いなく"エロ"ゲをしていた作品であった。エッチシーンとして描かれる場面は7であるが、作中でエッチをしているという描写はそれよりも多い。個人的にこういうのは好みである。シーンとして用意をしなくても、エッチをしたという描写だけである程度の興奮は得られ、妄想力で補完して楽しむことができる。それはピロートークの興奮と似ているような気がしないでもない。こういうエロゲが増えてほしいと願うのは罪だろうか?w

とても評価したい部分が二つある。一つ目はプロローグにおける選択肢だ。ほぼ何の情報も与えられていない状態で選択する3つのこと。これにより主人公二人のうち、どちらのルートに入るのかが選択される。選択肢が出ている時点でプレイヤーが選んでいることは確かなのだが、「プレイヤーが気が付かないうちに選ばされている」ということを言っておきたい。その選択肢により起こる未来・結末を想像し、考え、選択するのではなく、その時の気まぐれと言ってもいい選択により決定すること。選択肢の使い方として面白かった。

つ目はオープニングの使い方である。OPには5種類あり、一つは公式でWebに公開しているもの、そして玲亜編で二種類、莉織編で二種類だ。章毎にOPが入る形式はTVアニメーションのようであるが、このやり方だと物語が進んでいく毎に歌詞がプレイヤーの身体にすんなり入ってくるようになる。この作品ではそれだけでなく、3章からはOPの歌詞が2番になることで、OPがより作品へ寄りそう形となるのも注目すべき点だ。そして、最も注目しなければならないのはOP間で語られるヒロインの心情である。これが話が進むことで変化するのは、OPの歌詞が2番になることと同じだが、このゲームでヒロインの心情が表立って語られるのはOP、章のラストの日記の二つだ。OPで語られるのは願い、希望、そして日記で書かれるのは結末、事実だ。これにはどうしてもグッと来るものがある。

この感想を書くために全てのOPを見返していたが、玲亜編のOPラストのセリフは「恋してる……」から「あなたを溶かす、温もりになりたい……」なのだが、莉織編ではこれの逆で「温もりになりたい……」から「こんなにあなたに、恋してる……」へと変化している。これは主人公二人がどこに壁を作っているのかがよく分かる変化だ。白兎は心の内に壁を持っており、恋の先に壁を壊すことが必要になる。そして夷月はわかりやすく周囲に壁を作り、その壁を超えた先に恋があった。この主人公を端的に表す描写には気がついた時に惚れてしまった。

Clover Heart’s Complete TracksClover Heart’s Complete Tracks
(2004/03/05)
Windows XP

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ここから少々作品の構成について話してみると、物語が集束する地点があやふやだったという感覚がある。前提として過去の事件という原因により、二人の主人公の間には隔絶が存在している。普通のシナリオならば、この問題を解決することを終着地点、または一つの盛り上がりとして用意し、そこに至るまでを描くことになる。実際に白兎、玲亜シナリオでは、最後に主人公の抱える問題の解決というシナリオ運びになっている。

だが夷月、莉織の終着地点は莉織が抱える問題の解決である。もちろんこちらのシナリオでも主人公の問題に触れはするが、あくまで触れているだけという感覚が強い。シナリオ冒頭で莉織が抱える問題を描写し、こちら側のシナリオでは何を問題とするのかを提示しているため、シナリオの構成自体は間違っていない。だが腑に落ちない部分があるのも確かだ。そもそも一番初めのプロローグで家族の問題を取り上げているために、終着点を勘違いしやすい。

この問題は二人の視点が存在するため、片方で主人公側の問題を説明し、解決するルートを作ってしまったらもう片方で同じことができない(片方をプレイすることが、もう片方のネタバレとなる)ということに起因する。主人公が抱える問題をグランドルートとして描く場合があるが、今作でもその方法を使えばわかりやすくまとまったという気はする。また、原因については共通で説明し、解決方法を二通り用意するということもできるだろう。一番簡単な方法では攻略順序を固定させるというものだろうか?

もやもやする部分はあったが、名作と言う人がいるのも納得する作品であった。一箇所どうしても理解ができないシーン(図書室)はあるが、あれが次回作への伏線などだったら面白いなとか考えてしまった。特に気にせず流してしまっていいシーンだとは思っている。

―それでは、幸運の四つ葉探しへ
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