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2013-05-01(Wed)

【募集】KICK START GENERATION SSのお知らせ

前のブログでちょろっと書きましたが、5/5に開催されるKICK START GENERATIONが開催されるまでの物語を書いています。えー、公開まで至れるのかが危うい感じになているのですが、ここで一応募集をしておこうかと。

【募集】
私が書いたKSGのシナリオを読んで、誤字、脱字、設定の矛盾、「○○はこんなこと言わない」などのことを指摘してくれる人。「やるよ」という方はコメント欄にコメントお願いします。そのとき連絡のつくメールアドレス、またはスカイプIDの記載をお願いします。「管理者にのみ表示」にチェックを入れていただければ他の人には見えないので、そこにチェックするの忘れないようにお願いします。

【条件】
①メール、スカイプなどでやりとりをしようと考えているので、それが大丈夫な人。
②キラ☆キラ、DEARDROPS、Cross the Future、僕が天使になった理由の4作品のうち2作品以上をプレイしたことのある人。
③時間がないので、できるだけ早く読んでくれる人。


自分の知り合いにも読んでもらう予定なのですが、オバイブの作品をプレイしていないので、いろいろ不都合があるのですよ。募集は一応二名程度になると思いますが、気軽に応募してください。きつい意見も待って……ます。もしかしたら、直してもらう時間がないかもしれません。そのときは本当にすいません。それでも受けてくれた人には5/5の時にアイスでもおごりますよ(しょぼくてすいません)。

参考のために、プロローグ部分を続きに記載しておきます。シナリオ全体の長さですが、だいたい文庫本100ページいかないぐらいと思っていてください。 このエントリーをはてなブックマークに追加


「ストーーーップ!」
スタジオに律穂の声が隅々まで響き渡る。
「あんたらわかってんの? 数カ月後には私たちは外国でのライブになるのよ。日本人だからってなめてかかってくるような奴らをぶっ飛ばすようなパフォーマンスを見せつけてやらないといけないんだから」
俺たちDEARDROPSは今日もスタジオでの練習に汗を流していた。第二文芸部との対バンから数ヶ月。あのライブで俺たちはまた一つ成長できた。そして今は、6月と8月に開催される海外のライブへのに向けて準備に急がしい。練習であったり、バイトでお金を稼いだり、海外の知識をつけたり。律穂はそんな忙しい日々の中でも変わらずの熱を放っていた。
皆がへとへとになるまで続いた練習が終わる。スタジオを出ると、熱くなった俺たちにはちょうどいい冷たい空気が俺たちを迎えてくれる。そして、今日はドアの外にはかなでが待っていた。
「みんなお疲れ様。DEARDROPS宛に手紙が届いているよ」
そう言って持っている手紙を渡される。誰からの手紙だろうか。代表として俺が受け取り、富進める。
「翔一、何の手紙?」
「これはロックフェスへの招待状だ。5月にあるフェスにDEARDROPSも参加しないかという内容だね。俺たちを招待したのは第二文芸部との対バンがきっかけらしい」
「あのライブは次へとつながるライブになってるってことね。それで、参加するとしたら結構なハードスケジュールになるんじゃないの?」
さすが律穂というべきか。既に参加することを前提に話を進めていく。だがこのライブフェスに参加すると、終わった後すぐに準備を始め、空港へ向かわないといけない計算になる。
「ちょ、ちょっと待って、そのフェスに参加する気? 私に大学もあるってこと忘れてない?」
弥生ちゃんは声を荒げる。バンドが原因で既に大学の単位を相当数落としているから、これ以上大学を休むとなると大変なことになるのだろう。大学どころか、高校にすら行っていない俺ではその苦労はわからない。他のバンドメンバーも同様にわかていないだろう。この前、海外遠征のために、今期の単位の殆どを落とすということが決定していることをこの前本人がぼやいていた。このままだと4年での卒業が難しいという状況がほぼ確定した位置にいる。
「うるさいわねえ。あんたどうせ前期の単位ゼロが決定済みなんでしょ。なら予定が他に詰め込んであっても何も変わらないでしょうに」
「あんたこそうっさいわ! 私の大学での立場とかを考えたことがあんのかい! そもそも私の単位がゼロになっちゃうなのは海外遠征のせいでしょうが!」
弥生ちゃんの怒りはごもっともなのだが、どちらにしろ単位が取れないなら行かなくても良いんじゃないかと思わないでもない。弥生ちゃんはまじめなところがあるから。
「弥生は細かいぞ。もっとりむみたいにドーンと生きていけばいいのに」
「あんたらが堂々としすぎなのよ。まったく低学歴な連中は困るわねえ」
「おめえも大学卒業できなかったら同じようなもんだからな」
「そうなったら誰のせいよ!」
「人のせいにしちゃいけないって学校で習わなかったのか? 自称高学歴のお姉さん」
「あんたねえ……」
権田さんとりむちゃんは弥生ちゃんをからかって遊んでいる。練習で疲れているが、からかう元気は合あるようだ。
「ガキどもはほっといて、大将、そのフェスとやらに出る余裕はあるのか」
ようやく話題が本線へと戻った。俺は手帳を開きつつ考えていたことを話し始める。
「難しいですね。出られるとしても、このフェスが終わったらすぐに空港に行かなくちゃいけないぐらいです。打ち上げがあっても参加は無理ですね。下手にライブの時間が延びると、飛行機に乗れない可能性も出てきます」
「そいつは厳しい話だな。今回はあきらめるか?」
権田さんは真剣な顔をしていうが口元は笑っている。サングラスに隠された目は律穂へと向けられているはずだ。これは、どう見たって……。
「断る理由なんてないでしょ。ライブフェスに出るせいで海外いけないってのなら問題だけど、間に合うんなら何の問題もないじゃない」
「さすがお嬢だ。そう言うと思っていたぜ」
出たいのはやまやまだが、これ以上スケジュールが厳しくなるのは避けたい。それに飛行機に間に合わなくなったらということを考えると大変だと言うことところだ。だが、この招待状には全員を納得させるだけの言葉が書かれている。
「このライブフェスにはきらりさん、第二文芸部も呼ばれているらしいですよ」
「第二文芸部も呼ばれているですって?」
律穂の顔が驚きに支配されたが、次の瞬間には喜びとイライラを混ぜあわせたように歪む。他のメンバーも律穂と同じように各々の表情を作っている。
「お~、また第二文芸部とライブができるのか?」
「きらりさんとまた同じステージに立てるだなんて」
「あいつらとのステージとなっちゃ参加以外の選択肢は消えちまったなあ」
『第二文芸部』というただ一言がこれまでの流れを変える。もう誰も参加以外のことは頭にない。あの時のステージは誰も忘れていない、忘れられない。今でもふと気がつくとあのライブの時の感覚に近づけるように練習をしているときがある。
「弥生は出る気なかったんじゃないの?」
「第二文芸部が来るというなら話は別よ」
第二文芸部とのライブではまた俺たちが成長できるんじゃないかという期待もある。
「でも、ちょっと待って。まだ第二文芸部には打診をしているって段階らしい。参加するとは決定していない」
「あいつらは絶対に来るわ。来ないわけがない」
律穂はギラギラとした目で断言する。俺も律穂と同意見ではある。きらりさんなら絶対参加するという確信に近いものがある。万が一参加しないということになっても、また律穂によって強制的に参加ということになりそうだ。
「聞くの忘れてたけど、そのライブフェスの会場はどこなの?」
「場所は伊乃郷市……天使に守られた街と言われるところだ……」



平日の夜中。部屋に楽器が生み出す音が広がる。僕は自分が作り出すその音に身をゆだねつつ次の音を響かせるという流れを繰り返す。
僕はあのライブが終わってから時間を作ってベースを弾くという生活を続けていた。寝る前の十分でも触るのと触らないのでは大きな違いだ。今では一日ベースに触れないまま寝ようとするとなんだか落ち着かなくなり、眠れなくなってしまった。これでは立派なジャンキーだ。毎日が忙しいのは相変わらずだが、あのライブのお陰で心が軽くなった気がする。
規則的な練習の音が続くなかに、違う音が入り込む。そちらを見れば、携帯電話が震えていた。手にとって画面の表示を見る。画面にはきらりからの電話であることを示す文字が並んでいた。
「もしもし、きらり?」
『もしもし、鹿クン。時間大丈夫だった?』
きらりの声を聴くだけで心が跳ねる。きらりの声自体はCDで毎日聴いているのだけど、実際に話すのは天と地ほどの差がある。
「今日は仕事も終わって今家にいるから大丈夫だよ。きらりは仕事の方は順調?」
『うん、絶好調だよ! 明日はまた飛行機に乗らなくちゃいけないんだけど、鹿クンの声を聞けたから元気百倍でがんばれる』
「ちょっと照れるかな……。今日は何か用事があって電話したの?」
『そうなの! 今度日本に戻れることになったことを伝えたかったn』
「いつ戻れるの?」
そう言葉を作る僕は他人から見れば、そうとう浮かれているだろう。声にも喜びの感情が乗る。それはきらりにも伝わっているはずだ。
『急なんだけどね。二週間後ぐらい。本当はあと一ヶ月ぐらい戻れないはずだったんだけど、予定がいろいろ変更になったから、早く帰れるようになったの。戻った後は6月まで日本にいられるように予定は組んだから、あの件は大丈夫だよ』
あの件というのは結婚式のことだろう。過去のことのようにも思えるし、つい昨日会ったことのようにも思える空港でのプロポーズ。けれどまだ婚姻届も、結婚式もまだだ。
『もう一つ用事があって、これは鹿クンだけじゃなくて第二文芸部にも関わってくることなんだけど』
僕にはその言葉だけで次に来る台詞が予想することができた。きらりが悪巧みをするような声でなくても予想できただろう。第二文芸部と来ればその用事は決まっている。それは、
『また第二文芸部としてライブをしてみない?』
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