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新ブランド BaseSon Light 最新作『きみはね 彼女と彼女の恋する1ヶ月』応援中!
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2011-11-30(Wed)

この楽園で何を想う 『翠の海』 感想

Cabbitデビュー作「翠の海」応援中!
メーカーCabbit発売日2011年10月28日
ジャンル真実の欠片を探すサスペンスADVシナリオ御厨みくり
原画さえき北都ゆき恵音楽MANYO(LittleWing)
評価73点総プレイ時間メモミスりました


美しいビジュアルと物語をウリにした新生ブランドCabitt。その処女作が翠の海です。体験版でその雰囲気に惚れて購入しましたが、最後までその雰囲気は壊さずに終わったところは好感触。美しいビジュアルを売りにしているところには納得できる内容でしょう。処女作でこのレベルならいいんじゃないでしょうか。物語は改善点はあるものの全体的にすっきりまとまっていたのはよかったです。立ち絵の使い方を工夫したり、メッセージウィンドウの顔のアイコン(と言って伝わる?)を利用したり、いろいろやろうとしていると感じました。

マスターアップが発売ほぼ一か月前とかなりの早さでしたが、スケジュールがしっかりしているということでしょう。ただ、その割に誤字が気になったり、システム面でもちょっと改善してほしい点がありました。時間があったのだからそういう部分を詰めていってほしかった。

シナリオのジャンルはサスペンスとなっていますし、体験版など事前情報からは犯人捜しやら、謎に迫っていくと想像してしまいますが、そんなシナリオではありません。どちらかというと、謎を知ってからどうするのかという物語になっています。やろうと思ってる人はそこに注意してください。とりあえず、ファンタジーじゃないということは言っておきます。キャラゲーっぽい部分もあることに注意です。体験版の雰囲気に惚れたという人は購入を検討してもいいと思います。ちなみに12/2からDL販売も開始するらしいです。
推奨プレイ順ですが、カードモードに表示されている番号順で問題ないと思います。


それではここから各部分について

楽が音楽ゲーでもないのに物凄い出来だった!(ヴァイオリンを弾く場面もあるのだけど)
MANYOさんはすごいいい仕事をしました。曲としてもBGMとしてもすばらしい楽曲が並んでいます。基本ピアノとヴァイオリンで構成されているので、個人的にクリーンヒットです。
OPの霜月はるかさんはさすがの安定した歌唱力。MANYOさんとのタッグも慣れてますね。ただ、それを超えてきたのがED。MAMIさんという方らしいですが、歌い方がいいですね。しっとりとした歌声で優しく歌い上げていました。OPを超えないと思っていただけに驚きでした。
予約特典がサントラだったので、それを手に入れるために予約してまで買ったと言ってもいいのですが、全然後悔してないです。(ゲームの出来がある程度だったっていうのもあるけど)
とにかく、体験版やらOPやら公式から落として聞いてみてほしい。この文章もBGMを聞きながら書いてます。


ステムはまだ改善の余地ありですね。一枚絵を一種類見たらギャラリーで差分が見れてしまったり、動作が緩慢だったり。選択肢や章の変わり目では自動でセーブされるのはいいですが、『前の選択肢に戻る』ボタンはやっぱりつけてほしかった。それと雰囲気を推すならシステムもこだわってほしい。
ギャラリーでタッチパネルみたいに絵を動かせるのはいいですね。最近やったゲームだとRewriteもそうでしたが、これが流行ってくと便利かも。ただ、このゲームの場合、操作の種類が多すぎる気もする(原寸表示、全体表示、差分ボタン二種)。それと右クリックで戻るというのに慣れているから、右クリックでボタンが消えるというのは使いにくい。


については、このブランドが推しているところだけあって綺麗ですね。途中で挿入される日の光や水のエフェクトはとても美しいものになっています。カードのデザインとかもすごく雰囲気があってよかったです。
キャラについては、まあ自分が言えることなんて少ないですが、表情がしっかり描けていたというのはよかったと思います。
今回二人の原画家さんが担当しているのですが、キャラごとに分けているというわけではないんですかね? 途中の一枚絵でやけに幼く見える絵とかでてきましたし。そこはキャラごとに分けた方がよかったと思うんですが、どうなんでしょう。


ナリオについては、ネタばれをしないとほとんど語れないので、詳細は続きからを読んでください。それまでは、あまり内容に触れすぎないように書きます。
基本的に雰囲気ゲーだったのですが、ライターもそれをわかっているのか、雰囲気を壊すことは絶対にしなかったですね。ギャグもありますが、そのどれもが抑えられていて違和感なく溶け込んでいます。下手にギャグとか入れてしまう人もいる中で、これは間違いなくいい点です。おまけシナリオはギャグだったけど……ノリがイマイチな感があります。ふっ切れていないのか、どこか抑え目で本編をぶち壊すぐらいのことをやった方がいいと思うんですがねえ。
まあそんな中、エッチシーンの入れ方は突っ込みどころが多く、恋愛の描写の仕方にも疑問を感じるところがあったというのはエロゲーとしてどうなんだと言わざるをえない。エッチシーンは数はあるのだけど、微妙。これなら数を減らして一つ一つをしっかりさせた方がいい。とりあえず、やった人はみんな思うであろうことだけど、あの最後のシーンはいらない。恋愛も過程をすっとばして、ルートに入ったから好きになっているというような作業的な面も感じられた。主人公の告白が非常に薄っぺらく感じられる時もあった。


これ以降はシナリオのネタばれを含んだ話になっていきます このエントリーをはてなブックマークに追加
ということでここからはネタばれ注意です。

初めに主人公がやってきて、この館が何かおかしいと思い始めるまでの流れがとてもよかった。館のきまりについても、初めは常識的なことだったり、生きていくために必要だったりする中で、おかしい点をちょこちょこ見せていくのは普通に上手い。

ルートが16ルートもあったのですが、BADエンドが多いですね。それはいいのですが、BADでももっとこだわって作ってほしかった。BADに入ったとたん投げやりになった感じがして、消化試合の雰囲気が出てると感じました。最初にBAD ENDばかりに行ってしまうとやる気が削がれます。BADでも見せ方を工夫したものがあってもよかった。
双子と沙羅のルートでは館の謎とかについては完全に放り投げてシナリオが進む潔さは好きです。ライターは切り捨てるべきところをわかってる印象を受けました。


シナリオの設定については一応及第点でしょうか?(上から目線なものいいですいません)個人的にはやってる時は大して気にならなかったのですが、終わった後改めて考えてみると整合性があんま取れてないということに気がつきました。私はプレイ中に気にならなければそれでいいので気にしないのですが、たぶんやってる時になんか変だと気がついちゃった人も結構いると思います。


謎が残るのは、真希奈関係とEDで表になっているカードですか。真希奈の部分だけ見るとどうもループ物臭く見えてしまいますが、たぶん違うでしょうし。EDの方で表になっているカードは『永遠の楽園』『幸せのため』『永遠の幸せ』『逃走』の四枚ですが、なぜこの四枚が明らかになってるのかわからないんですよね。『幸せのため』の裏側が『永遠の幸せ』で裏返しになっているのは想像できますし、みちるの裏側が永遠の楽園、知紗の裏側が逃走なのは二人の考え方ととれます。ただ、なぜこれだけが明らかになってるのかがいまだにわからないです。


現代は普通の幸せを望むものが多数だからそれを肯定するルールが存在している。
けど、それが逆だったら?
特殊な性癖ばかりの人がいる世の中だったら?
現代はもしかしてそっちに動き出しているんじゃないのだろうか?


とりあえず、言いたい事はいっぱいありましたが、買ったことには後悔しないレベルでしたし満足です。普通の学園モノとかじゃなくて、こういった変則的な館ものをやってくれたことは評価しますし、それなりによくできていたと思います。次に出す時もこういった作品だったら購入は検討したいと思います。(ただ、もうちょっと描写はキツくていいかな)


双子かわいい
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