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2010-11-10(Wed)

麻枝准&岸誠二トークイベント in Waseda~Way to[from] Angel Beats!~

早稲田で行われた講演会に行ってきました。早稲田の文化祭は人が多く帰りたくなりました。もう行きたくないです。

感想としては、ちょっと物足りない部分がありました。個人的にはAB!について突っ込んだ話が聞けるんじゃないかと思っていたので、ラジオや開発日誌やゆまにゃんの部屋で聞いたものが多かったのも残念です。


それでも、いろいろなことが聞くことができ収穫もいろいろありました。



詳細は続きから。流れや文末などは文章として読みやすいように変えている部分があるということに注意してください。臨場感とかは一切ありません。めちゃ長いので注意してください。
要点を知りたい方は2ちゃんまとめ系のブログがいいと思います。

できるだけ詳細を書いていますが、その場の空気でいっている発言も当然あるということを理解したうえで読んでください。よくわからない部分は(?)で表記してあります。


追記
まとめていたら「あれ? 充実してたんじゃね?」と思えるようになりました。早稲田に向かう道でゆまにゃんの部屋を聞いていたので、同じ話を聞いて萎えてしまった部分があるのかと。 このエントリーをはてなブックマークに追加
11月7日(日)
12:40ごろ会場到着
早稲田のスタッフは赤みがかった紫のTシャツを着ていました(前の胸のところにSSSのロゴ、後ろはかなでの版権絵と文字)。


13:00
司会(次からは司)「おこしいただきありがとうございます。今回司会を務めさせていただきます鈴木です」
ゆまさん(次からはゆ)「同じく司会を務めさせていただきます高橋祐馬、ゆまです。今日は高学歴へのあこがれから学生気分でいさせてもらいたいと思います」
司「つたない司会ですが頑張りたいと思います。今回の講演会は13時から15時ということで、殺伐ラジオ程の長さではないですが、『そんなのってねぇよ』ということにならないようにトイレに行きたい方は今のうちに済ませてください」


ゆ「初めてのこのような講演会が、この早稲田ということで、初めてこのように人前でということで。今回、メールなどで来場者からいただいた質問が50個ほどありまして、一つの質問に3分かけたらもうアウトと大変なことになっています」
司「皆さんに聞きたいことがあります。Angel Beats! は好きですか~!」
観客「おーーー!」

MSYB!が流れ岸さんと麻枝さんが入場(ちなみにこのとき鳥羽さんもいた)。
岸さんの服装は上が黒で帽子も黒、麻枝さんは上は紫で下はジーンズで講演会中は外していましたがいつもかぶっているような帽子をかぶっていました。

13:03
司「まずはフリートークということでお二方に好きにしゃべってもらいます」
岸さん(次からは岸)「監督をやらせてもらった岸です、よろしくお願いします」
麻枝さん(次からは麻)「脚本、音楽、ディレクションなどを担当した麻枝准です、よろしくお願いします」
岸「早稲田にはたまに呼んでいただいてもらっているので、今年も呼んでいただき光栄です」
?「一サラリーマンでしかない私にこんな場をいただけるなんて」
岸?「今回は学生さんが多いのかな? 早稲田の方はどのくらいいるんですか?」
2、30人ほどが挙手


司「ここからはクエスチョンビーツの時間にしたいと思います」
司「まずはタイトルについて、このAngel Beats! というタイトルはどういった経緯でついたのですか?」
麻「タイトルの案として3、4個を提出しまして、その中ではAngel Beats Minimal Player を推していました。Angel Beats! は無難ですね」
岸「わかりやすさ、方向性といったところを重視しました。ただ、いつの間にかなっていた部分がある。なし崩し的に。スタッフの中で、自然にAngel Beats! 、AB!になっていきましたね」
麻「かなでの心臓という意味で、Angel Playerが生まれて、そこからPlayerという言葉を盛り込みたかったりしたんですけどね。幻のタイトルということで」

司「麻枝さんに質問ですが、メディアの違いはどうでしたか? 初めてのアニメということで例えば絵作りのこととか」
麻「ゲームは自分一人で作るんですよ。けど、アニメはいろいろな人の意見。一字一句チェックされて、意見される。これはしんどかった。ビジュアルアーツは特別なのかもしれないけど、他のゲーム会社だと一シナリオライターが書いたものをそのまま使うなんてことはないだろうけど」
麻「『そこまで』と言いたくなるようなこともあった。新鮮だった」
司「どんなふうに進んでいったのですか?」
岸「しゅくしゅくと進行していきました」
麻「つかれた……」
麻「本読みはつらかった。新幹線を使って東京まで来てっていうのが」
岸「映像的にこうしたほうがいいというようなところとかは言いましたね。映像化のしやすさだとかから、提案したりする部分があった」

司「Angel Beats! が始まる前と終わった後の変化(?)はどうでしたか?」
麻「アンチがすごく増えた」
麻「ゲームと地上波では触れる人が違う。アニメの脚本未経験の人が脚本で~で、出る杭は打たれる」
麻「古参の人もアンチに翻って、麻枝はあんなんじゃないとかって」
麻「けど、ライトユーザーが増えた。けど麻枝という名前は知らないから、結局はアンチが増えただけですね」

ゆ「(?)」
岸「えらいことになっているのが日一つあって、それが重なった時」
麻「サンレッドか瀬戸の花嫁のOVAじゃないですか」
岸「三年ぐらい前から動き出していて、そのときが一番ヤバかったですね」

ゆ「互いの印象はどでしたか」
麻「大阪で合宿をやったんですが、その合宿で前の仕事が終わったから豹変していました。てきぱきと指示を出していってリーダーみたいな」
岸「その合宿でAngel Beats! は何なのかということをスタッフの考えを統一するために考えた」
麻「人生だとCLANNADとかぶってるし……」
麻「イメージはひょいと来てひょいと帰る人からリーダーシップのある人といった感じですね」
岸「お互い似ているんですよ。周りを巻き込んでいくところとかが」
岸「イメージは最初は分からない人、神経質そうな人かと思ってました。で、付き合っていくにつれて二面性、三面性があるということがわかりました」

司「Angel Beats! のメッセージ、人生賛歌について、『人生賛歌』とはどういった経緯でなったんですか?」
岸「おおまかなあらすじが来て、合宿のときAngel Beats! をどういったものにするかスタッフをまとめようとして、共通の意識というものをひとつ作ろうということで」
岸「脚本を読んだ感想を聞いていって、ぶれることなく、恥ずかしがらずに言ってもらって決めていきました」

ゆ「麻枝さん的にはどうでしたか?」
麻「CLANNADとかぶっていて、自分はどうかと思っていた」
麻「自分としては、つらい人とかに前向きになって欲しかった」
麻「楽しい気分になったり、何かを考えたり、何かが変わってくれればよかった」

司「Angel Beats! ではガルデモを打ち出して行きましたが、ライブシーンにも相当の力を入れ、前面に出していきました。それはなぜですか?」
岸「ガルデモは意図的に押し出していきましたね。ライブシーンは他の作品にもあるので、それに埋もれないように、と」
岸「お客さんも目が肥えているので、しっかり作らないと認めてもらえないから。雑誌でライブ競争に終止符を打つって言ったのは、もうここらで終わりにしよう! と言いたかったんですね」
岸「ライブの作画はリテイク一個で何百枚と描き直さなきゃいけなかったりで、完成したアニメを見てP.A.の社長の堀川さんも驚くぐらいの短さで」
岸「リテイク出すのもそれなりに……限界までやりました。P.A.さんが火を吹き出すぐらいで、申し訳ない」
岸「本当にクオリティのチキンレースは終わりにしたいですね」
麻「今期もあるけどね」
岸「チキンレースは終わらないか。きっと崖から落ちるまで」

司「各話の副題とかはどうやって決めたんですか? ロキノンと呼ばれるものだったり、キャラもロキノンの人の名前から取っていたり。ロックを推していましたが」
麻「自分が音楽キチなもので」
麻「今回は音楽縛りを自分にかしたわけですね。音がないから『音無』とか『かなで』とかもそう」
ゆ「最初の脚本の段階で全部ありましたよね」
麻「みんな『いいんじゃない』って言ってそのまま決まった。これだけ特にリテイクもなくてびっくり」

ゆ「4話のOPはガルデモバージョンとなっていましたがこれはどういった経緯ですることになったんですか?」
岸「シナリオ会議のときからやりたいというのはあったんですね。ユイがガルデモに入りたいということで歌いだすシーンでここにOP入れたいという考えはあった。シナリオの時点から」
麻「えー、やってもらえるんですか、という感じでした」
岸「あれ? もしかしてやりたいって言ったのって俺ですか?」
麻「あなたです」
岸「実際やるかどうかはバタバタしていて、ギリギリまで悩んでいた。喜んでもらうということを考えて結局やることにした」
ゆ「Liaさんもよろこんでた。こうやって歌ってもらえていいですね、って」
麻「実際はLiSAさんのほうがレコーディング先でしたけど」
ゆ「何もないところから歌うんですからすごいですよね」
麻「(?)」

司「Angel Beats! では声優とボーカルの人を分けるという、例えばマクロスのように」
岸「台本にマクロス方式と書いてありましたよ」←?
麻「声優の方を貶めるようでなんですが、プロが歌ったほうがNPCが熱狂するという設定に納得ができると思ったんです」
ゆ「互いにプロがするということですね」
岸「フィルムでも声優の人が歌っても、歌うときの声は違うので気にならないだろうし、全体の印象さえ変わらなければいいということで」
岸「ボーカルのオーディションの最後は全員で聴いた。意見は一緒だった」
岸「岩沢ならこの人って決まって、けどその時にはまだ沢城さんって決まってん買った。放送のときに沢城さんうめ~とか言われてたしね」

司「声優の話ということで、SSSの好きなキャラをお願いします」
麻「大山の小林さん!」
岸「先に言う……」
岸「TKでMichaelさんですか」
ゆ「よく話されますよね」
麻「音響監督の飯田さんは大山に男性の声優さんを推したんですけどね」
麻「オーディオコメンタリーでは小林さんの引き出しを全部開ける勢いで」
岸「5話のあれは最高ですよね」
麻「日向の人には頑張ってもらった。10話で『こんなに楽をしたのは初めて』とまで言われた」
麻「俺が一番上手く扱えるんだー。自信過剰な部分が出ちゃうくらい」

司「もしSSSのキャラになるとしたら誰ですか」
岸「どの不幸をしょってみたいかって話?」
麻「アホしかいないから、12話の謎の青年」
岸「……野田で」
麻「謎の青年の声は脚本の時点でイメージはあった。だから声優は決め打ちで。ミステリアスな雰囲気がでるし、オファー出してみたら通ったのでそのままこれでいいやって」

司「Angel Beats! では野球が描かれていますが」
麻「俺の趣味なんで」
司「好きな野球のポジションを教えてください」
岸「Angel Beats! とか関係ないけどいいの?」
麻「今、日本シリーズやってるじゃないですか。昨日6時にホテルにチェックインしたのは日本シリーズ見るためなんですよ」
麻「野球を見るときは突っ立ってみるのがいいんですよ。B'zのライブでみんなが躍り出して自分も踊らなきゃならなくなった時は屈辱的でしたね。ノリの悪い人なんで」
麻「三重高校に通っていた時、なぜか三年連続甲子園に行けたけど、その試合も応援席じゃなくてテレビで見ましたからね」
麻「だって、テレビのほうがよく見えるじゃないですか。会場に行ったって小さくしか見えないし、何やってるのかわからない。格闘技とかもそう、テレビのほうがいいでしょ」
麻「昨日は中日の圧勝かと思ったけど、逆王手なら~」←逆王手という言葉が嫌いとかいっていたような……野球については全く知らないのでさっぱりです
岸「昨日の試合ってロッテじゃなくない」
麻「(?)」
麻「ドラフトと勘違いしてた」
ゆ「ここらで好きなポジションを」
麻「ファースト4番で」
岸「キャッチャー4番で」
麻「キャッチャーの4番なんて昔の人しかいないじゃん」
麻「ファーストの4番と言ったらキヨハラだよね」←ここらの野球会話はあってない可能性が非常に高いです
麻「熱くなっちゃった」
麻枝さんと室伏さんは同じ学校だったけどすれ違うことはなかったとか、早稲田もだけど練習する場所と校舎の場所が違うからすれ違えないんだよねとか言ってた気がします。
岸?「スポーツオフ会みたくなってますね」

司「楽器を弾くなら何をやりますか?」
麻「ギタボ!、ギター&ボーカル」
ここらで観客の中で10thの弾き語りライブのときの入場のカードを掲げる人が
岸「ありがとうございます」
岸「俺が言ったって意味ないじゃん」
岸「俺はボーカルですね。楽器一切弾けないんで」

13:42
司「ここからは来場された方からの質問をしていきたいと思います」
司「SSSメンバーのプロフィールが決まっていれば教えてください」
岸「誕生日とか3サイズとかですよね」
麻「決まってないです。来場の人が知っている知識しかないです」
ゆ「数字の設定は決めるものですか?」
麻「雑誌のほうから注文が来て、それで考える。発売された後に決めてることが。観鈴の誕生日を祝ってる人とかには申し訳ないですが」
ゆ「参考にするものとかはあるんですか?」
麻「風子の誕生日は海の日にしようと思ってたら、変わっちゃった」
麻「問い合わせとかされたら決めるしかなくなっちゃいますよね」
麻「つらいですね。何もないので」
岸「なんとなく体系は気にするので頭の中に設定はあったりしますが」
麻「誕生日とかは何にも影響しないからどうでもいいよね」
岸「岩沢の成仏した日とか、いったいいつなんでしょうね。4話のOPは黒板に書いていたように岩沢に対しての鎮魂歌だった」

司「Angel Beats! のおかげで何かが変わったというのはありますか?(例えば痔が治ったとか) Angel Beats! を終えての変化ですね。麻枝さんはアンチが増えた以外でお願いします」
麻「『もしかして麻枝さん?』と言われることが多くなった。この前ラーメン屋で『刻み玉ねぎお願いします』でばれた」
岸「そういうのは全然ない」
麻「店に行ったら店員に気がつかれて、そのあと女性店員に『私のほうがファンです』と言われたこともあった。そして、プチサイン会にまで発展した」
麻「個人的にでお願いします、って言って名前入れたからお店には飾られてないはず」
岸「行きつけの店には貼らせてくださいと頼まれることはあったけど、貼りたいんだけど、ポスターを貼ろうにも……」
ゆ「お店の場所を教えてください、送ります」
麻「四ツ谷で泊ったんだけど、あとで神谷さんに会ったときに『四ツ谷いましたよね』って聞かれた。2メートル後ろをついてきてたらしい」
岸「ストーカーじゃないですか」
ゆ「ここに来る前、文化祭を廻っていたようですがその時は」
麻「大丈夫でした。気がつかれませんでした」
麻「ラーメン屋で気がつかれたときっていうのは、二人いてラーメンについて論争していて、左にいた人がそれっぽい人で、帽子をかぶったまま食事は許せないので、その人がでてくまで待ってたんですけど、帽子とったらその二人に気がつかれた」
ゆ「岸さんはどうですか」
岸「ないようなきが……。麻枝さんみたいなことはないです。いつも行く場所で改めてってことはありました」
麻「岸さんの次の仕事知ってる俺にとっても……。Angel Beats! の効果なら素敵です。」←ここら辺聞きとれず
麻「岸さんの次の仕事に注目」

司「岸さんと麻枝さんの睡眠時間と体重の変化を知りたいです」
麻「ない」
岸「減った。食うんだけど全然太らない。汗かいてるでしょ。代謝がいいの。階段登るだけですごい汗」
麻「俺は摂生してるから、PS Moveの卓球で」
麻「Wiiは2次元だけどMoveは奥行きもあるから、Wii以上の未来の発展を期待できる。Sonyはさすがだ。Xboxもコントローラーが自分の体とか作ってるらしいし、期待できる」
ゆ「睡眠のほうはどうでしょうか」
麻「普通にとれてる」
麻「俺は効率がいいから。短時間でいい仕事をする。」
岸「人に引っ張られる作業なので」
岸「平均3、4時間睡眠ですね。Angel Beats! は質量があったから作業が多かった。しかも、仕事は全部自分にまわしたから余計」

13:55
司「クエスチョンコーナー終了して次のコーナーに」
司「ここを見てなきゃ死にきれねぇよ、ということでお気に入りのシーンを三つお願いします」
麻「Day GameのAパートでユイが『私が連れてきます』っていってユイが駆け寄ってくるところの横顔。天真爛漫さがすごくいい」←ちょっと間違ってるかも
岸「そこまで詳しくないんですけど、話数まとめてですが9話の事故のシーンです」
岸「パニックものっぽく成立させようと頑張った。30分うち20分でトンネル内でのことを成立させたことかな」
麻「音無が事切れるシーン、必殺の『kanade』。Mナンバー13番っていうのがkanadeです」
麻「音響監督の飯田さんはかなでのシーン以外で使わないようにしていたけど、あそこは必殺の13番でということで。もとは夜想曲を流す予定だった」
岸「ガガガって音と、セリフと、音楽の音量のバランスをとるのが大変だった。朝の10時から夜の10時まで12時間そんなんやってた」
麻「弁当美味しかったよね」

14:00
司「次のコーナーで、Angel Beats! の素。Angel Beats! 以外のことについてもどうぞ」
岸「今までも話してるけどね」
ゆ?「今までのこと以外でよろしくお願いします」
司「どうしてこの業界に入ったのですか」
岸「最初から目指してましたね。」
岸「絵が描ける監督になりたかったんですけど、周りは化け物クラスで、監督演出方向にシフトして行きました」
岸「いろいろやってたら『やらせてみようか』という話があってそこから」
岸「ちゃんとした目指した理由とかあるけど長くなるしつまらないからカットで」(visualstyleのインタビューを見るといいと思います)
岸「アニメとかゲームが好きで、EDのスタッフロールで絵が好きな人はキャラクターデザインとか、書いた人を見るじゃないですか。自分は監督とか演出、音響監督とかに目が行ってたんで」
岸「こっちのほうが気になってたので」
岸「あとは作品を見ていて、俺だったらこうする、こうしたら面白くなるというのがあって」
麻「それAngel Beats! の特番で俺が言っていたことと同じじゃないですか」
岸「そうなんだよ。そういう気質なんですかね。まとめて作品を作りたいって」
麻「監督はゲームで嫌になった。発注と違うものを出すとその人が残業になるから。Keyのみんなに迷惑かけすぎて申し訳ないから。で、P.Aさんに迷惑をかけることになってしまって」
岸「迷惑な人が二人になっただけですよね」
麻「雑誌のインタビューではカットされてるんですけどANANTのお二人何度もリテイク出されるもんで『とっととOKにしてくれ』ってぼやいてましたからね」
麻「一度迷惑をかけた人間とは仕事をしないでおこうと思います」
岸「俺もそう。P.A(?)」
岸「Angel Beat 」
岸「エンジェルビートっていう癖がついちゃった」
麻「あなたを次の監督作品に導いたのはAngel Beats! です」
岸「P.Aさんはいままではゆったり期間をとってやるものだったけど、Angel Beats!も期間は取ってあったけど大きいから急ぎ気味で。それが戦争にまでなった」
岸「堀川社長が『こうしていいですか? レベルを落としていいですか?』って言ってくることがあったけど。それは当然なんだよ。でも、ダメと断った。パワーゲームと初めに明言していたし、妥協させなかった」
ゆ「P.Aのデスクの相馬さんは『P.AはAngel Beats! にレイプされています』って言っていました」
麻「平和に作って(?)」
岸「これだけ戦って、楽しんでもらえた。本望です。どうなってようと知ったこっちゃありません」
岸?「たしか去年の忘年会で『作業も佳境に入ってきました。来年はAngel Beats! の年です。現場もこんな感状態ですが、いい作品を作りましょう』」
ゆ「祭りみたいで楽しかった、という話も聞いた」
岸「リアルタイムで作業しているというのもあったから、感想が伝わってくる。見てもらえているというモチベーションがあった。見て感想を言ってもらえて、それが祭りみたいで楽しい状態。全部作ってから放送するっていうのもあるけど、自分はリアルタイムのほうがいいと思う」
麻「精神はすさむ一方でしたが」
麻「客の反応知らないとどうすればいいのかわらないから。自分が直すところがわからない。」
麻「藤島さんとの対談で『それでやってけるのはすごい』と言われました」
岸「私は周りの人のフィルターを通して聞いてますね」
麻「ただ、このままだと『心が折れる』と思ったので、今はTwitterを見てます。ある程度匿名性のある中での意見は大切」
麻「麻枝准は嫌いだけど、講演に応募はしたという人来てますかー」
麻「フォローワーが多い人は多いなりの理由があるのだろうから、その人の言うことは正しい部分があるだろう」
麻「『麻枝』とか書かれたのを検索してみてますね」
岸「クレームの中に直すべきところがある。それと同じですね」

麻「アルバム作って、サビだけ全部同じみたいなアルバム作る。そしたらレビューがすごくなる」
麻「一曲目聴いて『いいじゃん』、二曲目聴いて『あれ? サビ似てるな』、三曲目聴いて「あれ? やっぱり似てる」、4曲目聴いて『全部同じじゃねえか』みたいに」
岸「ネタ的にも面白いですね」
麻「出世したら作ります」

14:18
司「学生のころやっていて、それが今につながっていることはありますか?」
麻「引きこもってゲーム作りしてた。プログラミングとか作曲ばっか」
岸「アニメ見て、本読んで、酒飲んで」
麻「女遊びはしなかった。まあ、リア充じゃなかったですね」
岸「女遊びはしないほうがいいですよ」
麻「やってたんですか?」
岸「……まあいいや。次いこう」

司「お酒の話が出たので一つ質問とばして、毎年聞いていることですが、好きなお酒とお酒での失敗談を教えてください」
麻「失敗はない。失敗をするようなところまで飲む前に自制心が働く。(角瓶?)がおいしい」
岸「わかるわかる」
麻「ウイスキーの美味しさがわかった。ただ、ハイボールブームの後で味が変わった気がする」
岸「そうそう」
麻「就職した時は飲めなかった。なんか錆びた液体を飲んでるような気がした」
麻「ウイスキーしか飲むものがなかった時飲んだら味わい深かかった」
麻「しらふじゃ生きていけなくなった」
岸「それはまずいでしょ」
岸「スプリングバンク(?)の15年ものにかぎるよ」
麻「大学生時代には吐くまで飲んで気持ち悪くなって『殺してくれーーー!』って言いだす人だった。今はもうない」
岸「みんなぐらいのときに高田馬場で飲み過ぎて記憶が飛んだことが一回あった。ボトルって本来なら空気も入ってるのに、飲んだやつはなみなみと入ってて。まあ、安いやつの混ぜものですね。それが失敗」
麻「飲んだ状態でメールを送って、後で『こんなメール送ったのか』ってことならあった」

14:24
司「作品は自分を表現するためのものか、それともお客を楽しませるもの、どちらだと考えてますか」
麻「やっぱり後者が大前提。それで、もし影響を与えられるのなら嬉しい」
岸「やっぱりそう。自分の表現したいことって言うのは作っていたら自然ににじみ出てくるはず。客を無視するというのは話が違う」
ゆ「打ち入りのときに麻枝さんとアニプレックスの社長と話してて、その後社長が誉めてました『好青年ですね』って」
岸「客ありきというのが当然。公の場でならば当然」
麻「アニメは多くの人がいるので売れないと大変なことになると思っていたけどよかった。オリジナルでロボットがでてこないものでここまで盛り上がったのは前代未聞らしい」

司「クリエイターとしてのアドバイスやメッセージはありますか」
麻「アルバイトとかして社会を知れ。社会常識を知って協調性がないとどうしようもない」
麻「俺の時代はレジは手打ちで」
岸「俺もそうだった」
麻「スーパーでアルバイトしてる時、生け花とかどうしたらいいのかわかんなくて、先輩に教えてもらってなんとかした」
麻「それからは会計を終えたときレジの人に『ありがとう』と言うようになった。」
麻「お客への対応というものを知ること。若い時の経験で人への接し方が変わっていく」
岸「似たようなことで、コミュニケーションとコミュニティ。人は宝だからこれ以外ない」
岸「一人でできることなんてたかが知れてる。人とのコミュニケーションがとれないとだめ」
ゆ「イメージなら一人で黙々とっていうのもありますが」
岸「そういう時もあるけど、それだけじゃダメ。特に監督なら人がいないとだめ。誰かがやらないと言ったらそれで終わりだし一人でできるなんて勘違いしちゃだめ。」
岸「どういうふうに築いていくのかが大切」
麻「3年、2年、ずっと一緒に作品を作るとなると精神衛生が重要。協調性がないと」
岸「突き詰めていけば結局はそこ」

14:32
司「真面目な中のギャグもありますが、ギャグに力を入れてますね」
麻「笑いは譲らないので」
麻「12月にでる棗恭介の一問一答も俺がネタを拾って全部やってった。泣きっていうのは、泣きゲーブランドになってっちゃって俺は別に……」
麻「自分の武器は笑い。自信を持ってる」
岸「コメンタリーのリズムなんかもうね」
麻「堀川さんもコメンタリーを聞いて『作りたかったのはこれだ』って言ってました」
岸「5話のAパート、コメディのスタンダードなリズム。14話は社長の眼鏡にかなう」
岸「スタッフが生き生きしていてこれがやりたかったんだって感じ。積み重ねたものが14話できた」

14:36
司「よく聞く音楽やよく読む本はありますか?」
麻「本は読まない。marinaさんに『本を読んでると思ってた』と言われるぐらい」
麻「音楽はめちゃくちゃ聴く。売れ線からなんでも。」
麻「スピッツにおおはまりして、ニューアルバムもすごい。聴きながら大喜利の仕事をしてる」
麻「TM NETWORKの小室さんを師として仰いでいるぐらい」
岸「音楽はバラバラ。けど聴いてはいる。メジャーからマイナーまで広く浅く。ただ、新しいのはあんまり聴かない。AKBはないわ」
麻「ガルデモのラストシングルの発売日がAKBとかぶっちゃった……」
岸「最高のライバルじゃん」

14:41
司「お気に入りの場所、アイデアを思いつく場所はどこですか」
麻「三谷幸喜さんはシャワーを浴びるときに思いつくから一日で何度も浴びてるらしい。俺はトイレに行くときですか『このトイレ奇跡だ』みたいに。奇跡のトイレが何度もある」
岸「シャワー。すごくわかる」
岸「新宿とかのバーで無理矢理書くと出たりする」

司「食べ物のマイブームはなんですか」
麻「酢豚」
麻「レコーディングで東京のときのクイックチャイナが良かった。代官山がおいしかった。残念だけど高田馬場はダメ」

14:45
ゆ「激レア抽選会、そいつは最高に気持ちがいいな」
ゆ「野球の話が出てきましたが、野球のボールに二人のサインを入れたものです。投げてー、とかいやそれは硬式なので」
麻「麻枝さんが嫌いですけどって人が当たったなら他の人に譲ってもらって」

244、253、82、237、252、132、97、76、27、11

の10人の人が当たりました。握手してもらってる人もいました。私は当たらず……。


14:53
ゆ「まだ時間が余ってるので、聞いてみたいものが」
ゆ「放送が終わって生きがいがなくなりました。どうすればいいですか?」
麻「俺も燃え尽き症候群なので……wikiでゼノブレイドを検索してください」?
岸「俺もやりたいんだけどやってる時間なくて」
麻「PSPでゼロの軌跡も、イース7も面白いですよね」
岸「Angel Beats! 始めたときペルソナを聞かされてやった。面白かったわ」
麻「Angel Beats! で忙しかった時比べて普通な毎日が退屈。ゲームが色あせて見える。でも、ゼノブレイドは別ですよ。折戸さんはプレイ時間カンストした」
岸「やってる時間ないわ」

14:57
司「往復が嫌だからもうアニメの仕事はなさらないとのことでしたが、テレビ電話などで往復する必要がなくなればどうしますか?」
岸「俺が行く」
麻「みんなが俺の脚本にダメだしして、終わった後みんなの食事に参加できなかった」
ゆ「機会やオファーがあった場合は」
麻「次決まってるじゃない」(岸さんに対して)
岸「喜んでやりますよ」
麻「リスクが高いですよ。オファー来るのかな? 次仕事ないんで、大喜利以外は」

ゆ「最後に一言を」
岸「楽しんでいただいてありがとうございます。これからも作品を作っていきますが、それを見ていただけたら幸いです」
麻「Angel Beats! って作品は本当にファン層が変わったというか、アニメで初めて泣いたとか、Twitterとかでは見れるので、そこら辺は成功したと思うので、これからも残ってくれると思うので、みんなの心に残るような作品を作ってきたので、一番の宝物と言ういい曲もかけたし」
麻「全力でかけた三年間でした。ここには嫌いだと言う人もいますが、愛してくれる人がいると思うので、ありがとうございました」

最後に岸さんと麻枝さんが抱き合って終了


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ジャンル : アニメ・コミック

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