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2014-10-04(Sat)

『あの晴れわたる空より高く』感想~青の空より、秋の桜舞う宇宙へ~ #はれたか

青春ロケットADV『あの晴れわたる空より高く』
メーカーチュアブルソフト発売日2014年9月26日
ジャンル青春ロケットADVシナリオ範乃秋晴(メイン)、草壁よしお(サブ)
原画ちり(メイン)、まんごープリン(サブ)、オレンジゼリー(SD)ロケット機体デザインひびき、わぽ吉
音楽けんせい(BGM)、SHO(キセノンP)(OP)、Electro.muster(ED)評価A-(S~E)
チュアブルソフト10周年記念作品第一弾として製作された『あの晴れわたる空より高く』。ロケット制作を題材にした内容ですが、体験版記事で書いたように、このジャンルはチュアブルソフト代表・イシダさんの趣味です。趣味の内容ということは、それだけ気合が入るということです。ロケットの構造や、液体ロケットエンジンの構造の解説などが展開に関わり、EDテロップには技術考証で記載されてる人がいるあたり本気ですw


簡単な感想としては見所に友情・努力・勝利を掲げるだけのことはあり、熱い部活ものでした。個人的に発売前に期待していたような展開が盛り込まれていたので、やってよかったと思います。ただ、べた褒めというわけでもなく、ロケットのように打ち上がるところ(いい部分はすごくいい)はいいのですが、そこ以外の部分にパンチが足りないのが勿体ない感覚があります。そこら辺自分に合ってなかったという結論にするならば簡単なのですが、具体的にいろいろ言うとなると難しいです。というか言えません。


この作品はロケットに興味のある人にオススm……………………なわけ無いです。当然ですが、ロケットが好きな人なんて野球、サッカーが好きな人と比べたら微々たる存在のはずです。ロケットが好きな人はオススメせずとも勝手にやるものとして、そもそも「好き」ってなんでしょうか? 多くの人は「ロケットが好きになるほどの何かを持っていない」はずです。それはロケットがどういう仕組で宇宙を目指すのかであったり、打ち上げの時の迫力であったり。なので、ロケットが好きかどうかなんて関係ないんです。公式が一番上に掲げるように、青春部活ものであり、努力・友情・勝利という、男の子が好きな要素が詰まったものが好きだという人がプレイすればいいんです。ということで、まずは体験版からどうぞ。下ネタ満載(?)の会話や専門知識の解説など、このままの雰囲気で体験版後も続いていきます。そこら辺楽しめる人はずっと面白さが続くはずです。推奨攻略中とかは特にないので、ご自由にどうぞ。

見所としてロケットの絵の美しさをあげたいと思います。美少女ゲームの見所のロケットだからといって下ネタではありませんよw(作中でもネタにされますが) 体験版で登場するびゃっこⅠロケットもそうですが、メッチャかっこいい。特に最後の方に出てくるロケットのエンジン部分のかっこよさには惚れます。
専門用語や知識がボロボロ出てくる本作ですが、イラストによる丁寧な解説、用語集などから、理解はできなくとも、なんとなくはわかるので、知識が増えていく実感があります。ロケットの打ち上げ動画を見れば、「今こんなことが起きてるんだろうな」という事を想像してしまうぐらいには。


プレイし終わって改めて思うOPの良さ。雰囲気が上手く表現されたOPだと思います。


あの晴れわたる空より高くあの晴れわたる空より高く
(2014/09/26)
Windows

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全体ではいい作品だったという事が出来ますが、ちょこちょこ不満点が残り、その不満点が大切な部分なのでそこら辺についても書いていきます。

フォーセクションズという大会に向けて頑張っていくという展開の都合上、4人のヒロインの展開が似通ってしまっている点はもったいなかったと思います。壁があり、協力して乗り越えたかと思えば次の壁、一歩ずつ進んで優勝への道が見えてきたと思ったところに現れるヒロインの未来という問題。そして主人公はヒロインの未来を優先した選択をする。共通ルートで共通の目標をしっかりと掲げられたがゆえに見られる問題です。しかも、優勝後のインタビューなど、ところどころ展開が共通しているため、余計に似ていることを意識してしまいました。美少女ゲーム特有の難しさですね。

ここからは自分の妄想に過ぎませんが、ライターの人は青春を『終わるもの』として書いている気がします。より詳しく言えば、ロケット作りをする学生という青春(今)は終わる時が来る。けれど、ロケットにかける情熱は終わることがない、これからも続いていく。そのため、個別ルートでは「未来」でもロケット製作ができるだけの地盤を作る展開が差し込まれているのではないかと邪推してしまいます。


GWAVE「あの晴れわたる空より高く」サウンドトラック通常盤GWAVE「あの晴れわたる空より高く」サウンドトラック通常盤
(2014/09/26)
No Operating System

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やはりエレマスはよかったです。


どうしても納得できなかった展開が2つあり、1つは有佐ルートでのプレゼンです。確かに今までのビャッコを見てきたプレイヤーとして、有佐の言葉は胸を打つものがあり、有佐の思いは伝わりました。「宇宙開発の技術は宇宙開発だけのものではない。昔の人が今の人に送ってくれた豊かさを、また未来へと伝えていくため」という言葉を有佐自身の思い、有佐自身の言葉。けれど、理屈ではそうであっても、感情に訴えかけられても、それでも自分は「NO」と言います。ただの観客としてあの場にいたら間違いなく「何を言ってるんだ」以上の感情は得られないでしょう。観客からの「ビャッコ」コールが大きくなるほど、私の気持ちは冷めていきました。優勝の理由には十分納得できますが、そこに至るまでが納得できません。


LiftOff!
グランドシナリオ、面白かったのは面白かったのですが……悪い意味で荒く、振り返ってみれば不満が出てきました。これが納得できなかった展開の2つ目です。
個別ルートで未来へと繋がっていくもの、有佐ルートで受け継がれるもの(グランドでは『ながれぼし』という物)、EDのフルには「始まりは また次に受け継がれていく 続いていく」という歌詞まであるのに、次世代を担う存在になるかもしれない絆ちゃんが、足を引っ張っただけで終わってしまうのは、さすがにどうかと思います。ビャッコの次世代を担う者として、ほのかちゃんがいますが、ほのかちゃんが部長になる展開は個別で済ませているので、グランドでは絆ちゃんにスポットを当てるのが道理だと思うんです……。ここに関してははっきりと不満といいます。
ARC、宇宙研というロケットの打ち上げに夢を見た同じ志を持つものたち、AXIPという宇宙開発の未来を育んでいくものたち、青春、ロケットの打ち上げ、受け継がれるもの、そこに「死んでもロケットを打ち上げる」という有佐の思い。今までの全てを盛り込んでいたのは素晴らしく、これらを上手く話として昇華できていればよかったのですが……絆ちゃんだけが本当に残念です。

ただグランドルートはつまらないというわけではなく、自分のお気に入りシーンは、びゃっこロケットが解体される時に現れたARCと宇宙研の部分です。ARCの高乃酉は確かにいけ好かないやつですが、実力主義であり、無駄なことはしない人間という事が強調されてきました。その人物から認められ、共に歩むというシーンが嫌いじゃないわけがないです。そして、高乃酉のロケット開発への情熱。ほのかルートでもそうでしたが、やはり自分は高乃酉が好きなキャラのようです。ARC(高乃酉)の無駄を削ぎ落とすという考えは決して間違っているわけではないはずです。考え方からビャッコと対立しますが、本編でも言われるように理屈では間違っているのはビャッコです。そんなビャッコに負けること(失敗)により、高乃酉も学ぶことができたからこそ、グランドルートでのARC部員への言葉に繋がったはずです。あの悔しさのこもった言葉が作品中で一番好きなシーンでした。無駄を削ぎ落とすことは間違っていなくとも、完全なる無駄なのか、燃える可能性がある無駄なのか、競い合うライバルとして高乃酉もちゃんと成長したのが素晴らしい。ロケット打ち上げはビャッコだけでは出来ない。ARCだけでも、宇宙研だけでも出来ない。今までの展開で対立、助け合いなど、皆が成長したからこそグランドルートがあったというのは素敵です。
他に全体では、オヤジとの和解シーンでは涙し、エマストに対応するビャッコの面々では手に熱を感じ、ほのかルート告白では酷ェと笑い、マックスファイブに敗れた悔しさには共感しました。


◇まとめ◇
ロケット打ち上げという他ではなかなか見られないものを題材にした青春部活動物。この作品での青春はまさにロケット製作をすることが大部分を占めていました。失敗し、失敗し、原因を探し、協力し、想定外のトラブルにあいながらも、ロケットという青春に打ち込む人間たちの物語。ロケットについて全く知識がない主人公が勉強し、ロケットについて知っていくように、プレイヤーも知識を得ていく。空模様のように快調な晴天の時もあれば、上手くいかない曇り空、挫折に打ちひしがれる雨、そんなものを乗り越え、空よりも高い宇宙へと思いを届けるゲームです。

無駄を廃し、ロケットを愛し、時には失敗し、周囲の理解を得て、幾人もの思いという燃料が詰まり、情熱という点火剤を持って打ち上げられる大質量。100の挫折の先にある、1000の情熱を燃やした先にある輝くコスモスへと、「青春ロケット!GO!」

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