AX
新ブランド BaseSon Light 最新作『きみはね 彼女と彼女の恋する1ヶ月』応援中!
--------(--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
このエントリーをはてなブックマークに追加
2013-01-28(Mon)

今月のムービーまとめ記事(2012年12月分)

※この記事は18歳以上の方向けのものとなっています。

毎月ムービー記事を書くということになりました。毎週だと続かない気がするので、毎月です。ここで紹介するムービーは公開されたもの全てというわけではありません。書きたいと思ったものについて書いてます。文量はまちまちだけど気にしない方針です。

※動画をいくつも埋め込んでいるので重いです

レイラインに関しては来月分にまわさせてもらいました。 このエントリーをはてなブックマークに追加

ハピメア OPムービー
【ハピメア】応援バナー

ムービーデザイン:ニライカナイ
『夢の無限回廊』(作詞:石川泰 / 作曲:斎藤悠弥 / 編曲:斎藤悠弥、宝野聡史 / 歌:橋本みゆき)

ムービー単体で作品として成立しそうですね。歌は先行で公開されていたものを既に聞いていたのですが、ムービーを始めてみたときは、その歌との見事なまでの合いっぷりに舌を巻きました。歌の雰囲気やイメージをそのまま作品の物語とつなげムービーにしてきた感じです。独特な雰囲気を持ったムービーですけど、これはアリスの物語イメージということでいいんですよね? 服装やら、キャラクターの持つアイテムやら(ここで公式を見てあってることを確認)。そしてヒロインのもつアイテムでもある蝶は、胡蝶の夢意識なんでしょう。ただ、全編通して出てくる薔薇はどこからのイメージなんでしょう? これらのことを把握した上で見ると、すごい自然なムービーです。始まりは本をめくり物語の中へ。穴へ落ちていく描写なんてアリスです。
このムービーは0:45になりようやくキャラクターが主体となったムービーになります。それまではほとんどキャラクターは出てこず、本の演出などが続いていきます。冒頭だけでこのムービーの方向性が見えますし、結構目を引くと思いますよ。
あとこのムービーの背景は最初から最後までタイトルロゴにもあるタイル模様ですね。統一感が生まれ、ひとつの世界の中をカメラが動き回っているようなイメージをもたらしてくれています。しかも、これ自体がアリスの物語という意味を持ち、雰囲気を作り出せるので一石……何鳥ですかね?


『LOVESICK PUPPIES』 OPムービー
『LOVESICK PUPPIES』を応援しています!

ムービー制作:神月社
『Happy! Puppy!』(作詞・作曲:桃井はるこ / 編曲:上野浩司 / 歌:アフィリア・サーガ・イースト)

明るい、楽しい、騒がしい、の三拍子揃ったバタバタムービー。なんというか、すごくギャルゲー臭がしますね(エロゲーでなし)。女の子の下着姿を見せる時、各部に目が行った後全体を見せるところとか、キスのシーンとか、男の妄想感が半端ない。テンポもいいので、2分が短く感じますね。安心して見ることができます。
最初の3、2、1、とかは普通に歩いているときに聞こえてきても、音がする方を見ちゃいますね。「何してるんだろう」という気持ちで見ちゃいます。

パステルチャイム3 バインドシーカー オープニングムービー
アリスソフト“パステルチャイム3 バインドシーカー”応援中!

ムービー制作:松根マサト
『THE BIND SEEKER』(作詞:HIRO / 作曲:Shade / 歌:片霧烈火)

Shade×片霧烈火……最高やで……これはこの曲だけでCD買っちゃうレベル。というか買う。アリスソフトらしくアニメOPかとおもいきや、最初は静止画ムービーとなっています。そこにアニメーションがプラスされ、最終的に全てアニメーションとなっていきます。下でしっかり語っていますが、以前の大帝国もアニメと静止画を使っていましたが、それを二段階ぐらい進化させたムービーに仕上がっています。昨年書いた2012年ムービー10選には入れなかったのですが、今書いたならば確実に入れます。絶対入れます。(というか昨年のムービーの中では現状TOP3にまで食い込んでます)
アニメとモーショングラフィクスの融合ということについてはいまじならっく様を読むといいかと思います。
このムービーは新時代というものを感じさせる出来でした。静止画とアニメーションの融合という点では非常に良く出来ています。静止画とアニメの二つをムービーに盛り込むと、動き、絵の感じに関してどうしても断絶する部分が出てきます。じゃあその断絶をどう埋めるのかと言ったら、キャラデザを原作寄りにする、アニメから静止画へと移り変わらせる、静止画とアニメを一つの画面に同居させる(これに関しては失敗するとかなり痛い)などの方法が取られてきました。このムービーで使われているのは、アニメパートにフィルタをかけることで絵から受ける印象を変化させる、アニメパートに静止画的要素を持ち込むことで全体の統一感をだすことの二つです。まずフィルタがかかっているという点なのですが、よく見ると普通のアニメの絵と違いますよね。説明しにくいのですが、なんらかのフィルタを通してみたような絵の違いがあるはずです。自分でも意外なのですが、たったこれだけのことで通常のアニメとは受ける印象が全く違います。また、同時にノイズのような、ちらつきも混ぜ込んでいますね。アニメに静止画の要素を持ち込むというのは、キャラ紹介の部分ではアニメはキャラの特徴を表すために使用され、名前、演出は静止画的に描かれます。戦闘パートではアニメ主体で描かれて入るのですが、キャラ紹介の時から続く『線』の描写が入っているので統一感があるのに加えて、画面が締まって見えます(線の描写はこのムービー全体に含まれているので、全体的な統一感もでますね)。統一感という部分ではもうひとつあって、キャラ紹介の時には青地に黄色の線だったのが、戦闘パートでは逆に黄色地に青線となっているんですよね。これも上手い切り替えだと思います。ちなみに、青と黄は色相環では正反対の色となっています。これは強調の際などに使われる組み合わせなんですよね。
フィルタがかかったような映像、アニメに静止画的要素を持ち込むというのは、松根マサトさんが担当した『神様ドォルズ』のOPでも見られました。あのOPは歌も特徴でしたが、映像も非常に特徴的なものになっていましたね、大好きです(見たことがない人は急いでここのリンクから飛ぼう!)。私はこの記事を作ってる段階で知りましたが、驚きと同時に納得でした。アニメ自体は普通なのに、それを演出する方法が上手い。作品に合わせた要素も仕込んである。ちょっと話は外れるんですが、『神様ドォルズ』OPに見られるような線による画面の切替というのが私の好みです。美少女ゲームムービーで言えば『EXE』、アニメで言えば『地獄少女 二籠』ですね。他にも知っている人がいたらコメントくれるととても喜びます。
アニメパートにばかり目を向けていたので、静止画の方についても。画面切り替えを多用し、さらに文も盛り込むことで情報量を多くし、派手なものにしています。それはアニメーション部分でキャラ紹介やら戦闘物であることを全部やってしまうので、静止画部分はとりあえず見てもらえるようにという方向性なんでしょう。ただ、この中のモーショングラフィックスに関しても静と動の使い分けがしっかりしています。動いたまま次の絵へと行くのではなく、ちゃんと一度止まってから次へと行っています。
言っちゃなんですが、アリスソフトの『大帝国』は静止画とアニメの融合が失敗した例だと思っています。アニメが入るまでの演出の統一感だったり、戦闘へ臨むまでの高まり方だったりが非常によく表現できていて、期待が高まっているのに、よくわからないアニメが挿入されてそのまま最後まで、というのは残念過ぎました。これの敗因としては、唐突にアニメが挿入されたこと、アニメパートがもっさりしていたことの二つだと思ってます(キャラデザに関しては突っ込まない)。じゃあこれを改善するにはどうすればいいのかというと、前者の場合、冒頭の数秒でもいいからアニメを使っておきアニメが他にも使われるかもしれないという心構えをさせておくこと。この方法の悪い点はアニメに切り替わった時の驚きが減衰されてしまう点です。後者の場合は、このパスチャ3を見れば答えは見えてきますね。アニメだからといってずっと動いている必要はないんですよ。静と動の使い分けをはっきりさせれば、当然メリハリがでます。戦闘シーンにおいても、音楽に合わせ動きにリズムを作ることで見ている側ものめり込めます。大帝国のOPで悪いと思ったところが、しっかり改善し、さらには進化してきたというところも、このムービーで注目すべきところです。次に作るムービーがどのようになるのか、非常に期待しています。
あと一箇所だけ上げると、銃を撃つときが顕著なのですが、ぶれてキャラが分身して見えますよね。それも色が違うように。放たれた弾が(私達が見ている)画面に到達すると、色が反転したりもする。ここのエフェクトが非常にかっこよかったせいで、私はこの銃使っているキャラがお気に入りです。(左右で違うタイプの二丁拳銃というのももともと好きなので、それに加えてです)
長文失礼しました……




サド部! デモムービー
『サド部!~S女に虐めヌかれ部♪~』応援中です!

ムービー制作:KIZAWA Studio
『SMしよう♥』(作詞・作曲・編曲:吉田省吾 / 歌:天乙准花)

早速だけどこれ、絶対『イクシオン サーガ DT』のOPを意識してるよね? 歌詞は表示されるけど、実際に歌われてるのはルビふってあるものだし、SMという文字をCGで作って飛び出させるとかまんまDTだよ。基本言いたいことはそれだけなのですが、最後の出演者紹介というのにはやられますね。普段の様子からサド状態への変化。
打って変わって短いですが、本来はこの程度のコメントに収めたいと思います。


モテすぎて修羅場なオレOPムービー

ムービー制作:?
『奇想天外!エブリデイ!』(作詞・作曲:yozuca* / 編曲:lotta / 歌:Prico)

「開始当初から四股」という、あまりみないような面白い設定のゲームだけあってムービーも一風変わってる。主人公らしき人型がヒロインからずっと逃げ続けるとかあんまない。
このムービーは非常にわかりやすく、0:22まででゲームの説明が完了してしまっている。『モテすぎて修羅場なオレ』というタイトル、それぞれのヒロインから「スキ」と言われそれをカウントしていく様子、追い掛け回される主人公、そして「4人の女の子と関係をもった困ったクズ」。これだけ言われればどんな設定で、どんな話かすぐわかります。しかし、HPを見たところこの主人公本当にクズですね。
ただちょっと気になるのはキャラクターのアニメーション。同じ絵の同じアニメーションが何度か使われてるので、ちょっと気になる。どこか減らせなかったのかなあ。タイトルが出てくるところは削っても問題ないと思うんだけど。
スロット描写があるのだけは、本当にさっぱりなんですが、なんでなんでしょう?


しろのぴかぴかお星さま オープニングムービー
しろのぴかぴかお星さま応援中!

ムービー制作:?
『ぴかぴかお星さま』(作詞・歌:オリヒメヨゾラ / 作曲:樋口秀樹)

触手さんがこんな可愛いゲームの主題歌を可愛いく歌う日がくるなんて……って言うことは置いておいて、作詞もオリヒメさんなのです。歌詞の『永遠のダンス踊りましょう』というフレーズはゲーム自体のキャッチコピーにもなっています。それだけゲームを上手く言い表せているのでしょうね。もしかしたら最後のCGは、そこから派生して描かれたのでしょうか?
曲自体にSEらしきものが付いている部分もあるのですが、鐘や虹のSEはムービーの際に付け足されたものです。これが妙に馴染んでいる。
すごく優しさを感じるムービーとなっています。雰囲気は具体的な作品名は出せないまでも、ディズニー+優しさというよくわからない表現にまとまります。一番最後の皆で手をつないで輪となっている絵なんて、下手な作品ならばあれで泣けそうです。激しい動きはほぼなく、転換も基本的にすべて四角を使ったものとなっています。これだけ優しげなムービーならば、最初のエロい絵は抜いても良かったとも思うけど、一回目はそれがエロい絵だと全く気が付かなかったのも事実。エロい絵が完璧に雰囲気に溶けこんでる。上のSEに関してもそうなのですが、案外このムービーは懐が深いのかもしれないです。


突然怪人兼事務員の俺が魔法少女達を堕とす話 魔法天使エンジェルセイバーVS悪の組織デスブランド
突怪3バナー

ムービー制作:N氏
『侵喰のaffaire』(作詞:ayumi. / 作曲:柳英一朗 / 歌:Astilbe x arendsii)

タイトルがなげえ! そして、岡田斗司夫さんの講演会とかなんかよくわからんものもついてきてる! 歌ってるのこれO(ry Ayumi.さんですよね!
と、曲は結構前に公開され、私はP.C.M Live!で生で聞いたこともあるので、OP映像つくのを楽しみにしていました。イントロとアウトロが特徴的なので、ここをどう処理してくるのかと思ったら、最初はショッカーみたいな下っ端らしきキャラが「イーッ!」なポーズをしていくのを次々映し、後半はエロシーンを次々、ラストは敵幹部らしきものを次々。ココらへんは期待に違わずいいものを見せてくれました。ただ、それ以外の部分は基本普通の変身系をやっていくだけなんで新鮮味はなかったです。音楽にもっと合っていたらまた違ったと思うんですけど。
エロシーン(黒々とした処理が施された画面)から白い光を見つけたと思ったら、それは手術台というのはこのゲームのダークさを表してると思います。タイトルが出るときの、よくわからんキャラの動き方もなんだか面白くて、(詩の魅力に助けられてるとはいえ)結構好きな部類のムービーではあるんですけどね。


『魔導巧殻 ~闇の月女神は導国で詠う~』OPデモムービー
「魔導巧殻 闇の月女神は導国で詠う」応援中!

ムービー制作:yokota、創作屋(アニメ)
『月女神の詠唱~アリア~』(作詞・歌:オリヒメヨゾラ / 作曲:Shihori / 編曲:ケニーK)

まず気になったのは、スタッフクレジットが全てアルファベットなこと。キャラ紹介では普通に日本語なので、アルファベット部分は内容に関わる部分との差別化でしょう。文字が消える際も光の粉となっていき画面を豪華にしていくのも無駄がなく好きです。
一番初めに地面に投げ出された一振りの剣を見せておいて、そこに映るドラゴン、全てを覆い尽くす戦闘船と順に映していくのは、世界観を強調するのに役だってます。
アニメに関してなのですが……こういうタイプのアニメはいらないんじゃないかな……。特に1:17からのアニメ。棒立ちで、ただ手を振り上げるだけって……勢いもなにもあったもんじゃない……。これはアニメにして何を見せたかったんだろう。キャラの魅力? 緩急を付けたかった?


end sleep デモムービー
end sleepバナーでかいな……

ムービー制作:KIZAWA Studio
『おとしもの』(作詩・歌:緑坂亜綾 / 作曲:大久保潤)

館ものということが一発で伝わってきますね。静謐な空気に、平穏を切り裂く鮮血。それでも冷たさを纏った空気は揺らぐことがない。
キャラクターの立ち位置が『役割』でしかないと、キャッチーな内容から入ってきます(エロゲーとしてゃキャチ-ではないけど、ミステリ的にはキャッチー)。それを、操り人形という型で映像にしたのは、安直にも思えるけど効果的ではあります。
どうしても気になってしまうカットが0:58です。ここはピアノの前にキャラクターは消さずに、画面移動でキャラを右側にまで持って行って、左にキャラを表示させる……という感覚が消えないんですね。もしくは、カメラをピアノの前のキャラクターにまで合わせて簡単な動作をさせる。あのピアノの前に座る絵から、キャラのみの絵にするのにどうしても違和感があります。

虚ノ少女
Innocent Greyが贈るサイコミステリィAVG第6弾「虚ノ少女」2013年2月8日発売!

ムービー制作:癸乙夜(Mju:z)
『月の虚』(作詞:六浦館 / 作曲:MANYO / 歌:霜月はるか)

Innocent Greyが送る殻ノ少女シリーズ第二作目である虚ノ少女のOP。前作である殻ノ少女のOPも素晴らしいものでしたが、こちらも前作を意識しつつ新たな要素を加えてきた素晴らしいムービーに仕上がってます。前作が白を基調に動きを極力排除したとも思える、その静けさを前面に押し出した芸術的とも言えるムービーでした。そして、今回は黒と赤という強い色を全体的に使ってきています。背景を次々と見せていく演出は、画面の変化として大きいものの、フィルタのようにキャラクターを置いたり、着物の模様(?)を通して見せたりすることもあり、派手に見えないように雰囲気を壊さない演出になっています。

このムービーの中で一番特徴のある演出といえば、ムービーの初めにある水に絵の具を垂らしたようなものでしょう。花が咲いていくようにも、爆炎が立ち昇るようにも見えます。そして、それをただ眺めているキャラクター。これは反転のイメージが込められているように感じました(水面を空中からではなく、水中から見ているよう)。それを表すかのようにタイトルが出る時には色が反転して現れます。今回のムービーの色が黒というのも、前作の白を反転させたと考えると納得できます。初めに「水に絵の具を垂らした」という表現をしましたが、ここでは絵の具ではなく確実に血でしょう。血が垂れるという描写は1:10秒あたりで出てきます。血の花の隣に立つキャラクターは反転した世界で、死を見つめているのでしょうか。

個人的に好きなのが、『月の虚』というタイトルが出てくる少し前の2カット。水に落ちてしまった蝶へと手を伸ばすというものと、卵から青い鳥が生まれ飛び放っているものです。前から言っていることなのですが、『手』だけを映したカットというのは強い意味を持つというのが持論です。手を映すだけで、優しさだって、怒りだって、人の表情と同じぐらいに多くのことを表すことが出来る。手を伸ばすという行為で言えば、何らかの強い意思を持っていることが現れている。ここでは、蝶へと両手を伸ばしている。水に落ちた蝶をすくい上げようとしているようにも見えるが、自分にはあの手は人の首を締めるかのように蝶への死の誘いにしか見えない。違う意味での救いを与えようとする手だった。このムービー自体は死の匂いが香ってきますが、死そのものが与えられようとする瞬間はこのカットだけです。そして、青い鳥。青い鳥といえば当然のように幸せの青い鳥ですね。その意味までは探れないものの、このムービーにおける「青」はここ一箇所だけなので当然目立ちます。

それにしても、Innocent Greyの絵は一枚一枚がその作品世界を表しているほどの雰囲気を持っています。絵を見ただけで、和風、昭和、田舎などの情報がハッキリと伝わってきます。一瞬しか出てこない絵も、シルエットですら、強く印象に残る。素材的には一級品と思います。唇のアップなんて本当に引きこまれそうなほどじゃないですか。これだけの素材をそのまま見せるのではなく、加工して見せているというのもまた贅沢。ダークさを纏い静けさを持ったムービーが好きという人には絶対見ておいたほうがいいものですね。

閉じる

スポンサーサイト
2013-01-22(Tue)

再掲・無敵のSoldiers

昔書いたものを軽く直したので再投稿します。今読み返すと恥ずかしい文章を公開していたものだ。書いたものなんてのは次の日には直したくなるものだよ……。他のも直したいけど、気力が……。(これを直そうと思ったのは、自分が書いた中で一番思い入れがあるから)

今回は珍しく解説つけておきます。基本ポリシーとしては『物語の解説なんて余計なもの』なのですが、一年ぐらいまえに書いたものならいいかな、という感じです。

終わりの惑星のLOVE SONG『無敵のSoldier』 望みは叶えられり(これは昔のもの)

このエントリーをはてなブックマークに追加

注:これを書いたのは上のPVが公開された直後で、HEROの条件を聞く前になります。



『無敵のSoldiers』

街から攫われてきた子供たちは、麻袋に詰め込まれていた。子供たちを袋に押し込めたのは10人ほどの大人の男たち、彼らは生きるために誘拐、略奪を生業とするものであった。荒廃し、文明という言葉がなくなりつつある時代でも、だからこそなのか、他者を虐げる人間は多くいた。夜の闇の中、大人たちは黙々と歩をすすめる。大人たちは子供が詰められた袋の他にも、いくつもの袋を運んでいた。金品、食料が詰められたものもあれば、殺した家畜が入れられているものもある。子供たちの多くは奴隷として売られるか、娼館に売られることになっていた。

大人たちは拠点の一つである洞窟へと戻り、今回の成功に浮かれ、簡単な宴会を開く。焚き火を囲い、奪ってきた食料や酒を口にしながら、意気揚々と今日の仕事について語り合う。「俺の脅しの迫力はいつにもましてすごかっただろ。俺の声を聞いただけで自分たちから金を差し出してきたぜ」「それは俺が後ろで剣をちらつかせてたからだ」「俺の剣さばきのおかげもあるだろ。ここらでも結構名前が広まってきたんだぜ」皆口にするのは自分の活躍。火を囲んだ人影が作るは、死につつある世界における小さな花。

夜が明け、荒れ果てた大地も太陽の光を受け影を作る。大地には動くものもなく、光が射したこと以外に、闇に包まれていた時と何も変わることがない。死んだものは何も変わらない。

いくつかの袋が動いていた。眠らされていた子供が起きたのだろう。声を上げて暴れだす子供もいれば、言葉を発せず恐怖に怯える子供もいた。暴れる子供に対して、既に起きていた大人は感情もなく袋を蹴りつける。聞くもののいない悲鳴が乾いた空気を震わせる。子供たちは暴力の前に怯え、恐怖という感情が心を殺す。

大人たちは街に着き多くのものを売り、多くのものを買った。街で売れなかった物 の中に一人の少年がいた。少年はひ弱で、買い手がつかなかった。次の街でも売れなかったら荷物として捨てられる、そんな運命の少年だった。

大人たちは、また次の街を目指す。街を出た日の夜は野宿となった。襲撃を気にし、地平線までをも見渡せる場所で、見張りを常に一人は立てている。大人たちはこれからの計画について話し合う。少年は自身のこれからを考えない、どうにもならないことを知っているから。少年は袋に入れられたまま、眠りへと落ちていった。


陽の光が影を作り始める時、昨夜まで大人たちがいた場所にいたのは、少年と若い女性だけだった。二人以外に動くものはなかった。
「……」
荒廃し死に絶えた世界に不似合いな鮮血の赤い花が美しく咲き誇る。ただ立ちつくす少年へと、若い女性は問う。
「これからどうしたい」
少年は考える素振りを見せつつ、問うてくる若い女性へと目を向け答える。
「わかりません……なるようにしかならないでしょう」
少年がこぼす言葉は世界と同じ死んだ物。
「おまえはこれからあたしについて来い。命令には従え。それが今のすべてだ」
「……わかりました」
「街へ向かおう。お前の足では昼には着かないだろう。だが、ちゃんとついて来い」
「わかりました、ついて行きます」
二人は言葉少なく会話を終えると、街へと歩き出す。大地には元あった静寂が戻る。咲き続ける赤い花はそのままに。

二人は若い女性が拠点として使っている街へとたどり着いた。街は珍しく治安がよく、街をめぐるのに半日はかかるほどの大きさであった。街の入口で若い女性は言う。
「これからしばらくの間、ここでの生活となる。ある程度したらおまえに稽古をつけていく。いくつかのルールはあるが、それまで自由に過ごせ」
「……」
そんな若い女性の言葉に少年は戸惑いつつ頷くだけだった。少年には自由の意味がわからない。何をしてもいいと言われた所で、何もできない。

街を堂々と歩く若い女性は、多くの注目を集める。少年は後で知ることになるが、若い女性は知らぬものはいないと言われるまでの戦士だった。賊からは無慈悲な剣として恐れられ、今ではその強さと躊躇いのなさで、一般人からも恐れられる存在になっていた。

戦士と恐れられる者の横に人間がいる、あまつさえ女が自ら連れているらしいという情報は多くの噂をまき散らした。「あの女は少年を騙している」「少年を愛玩目的で飼っている」「少年は生き別れの弟である」「女は隠居しようとしている」、どの噂も若い女性と少年の関係を正しく表してはいなかった。

二人は一軒の、他と比べると大きな建物の前へときていた。そこは宿として使われている建物だった。宿からは一切の干渉をしない、泊まりたい時に必ず泊まることができるという特別な契約を若い女性は交わしていた。
「今日からここがおまえの家になる。さっきも言ったがしばらくは普通の生活だ。ただし、あたしの傍を離れるな。あたしはおまえが人質にされたとしても無視する。そういう関係でしかない。それ以外では自由にしていて構わない」
「……」
やはり少年は無言で頷くだけ。言葉の内容は理解しているが、言葉を発するということ、自らを出すということをしない。

それからの日々は贅沢としか言えないようなものだった。暖かな食事、自分の目で世界を見る時間、何者にも怯えずにいられる時間。その時間を使い、若い女性は生きるということを少年に教えていった。身を守るための知識、人間関係、戦い方、交渉の方法。満ち足りたはずの日々。


暖かさだけが満ちた生活に、終わりが告げられる時がやってきた。
「次の朝からは以前言っていたように、生きるための修行を始める。そして、これからあたしのことは『師匠』と呼ぶようにしろ。返事は必ず、はっきりと素早くだ。わかったか」
「はい、わかりました師匠」
以前とは違い、少年は言葉を発するようになってきた。通常と比べれば言葉数は少ないが、それは少年の個性であったのだろう。


修行が始まってからの日々は過酷という言葉がふさわしいものとなった。若い女性は、少年に武器としての剣とナイフを与えた。剣は少年の体格からすれば大きなものであったが、女性は剣とナイフ、その両方を常に持ち歩くよう指示した。だが、剣に関しては鞘から抜くことを禁じ、抜くことができないように剣と鞘を縄で縛り付けた。体力をつけるための修行、ナイフと剣を扱っていくための訓練、模擬戦と称した動物相手の狩り、実戦への同行、一日の殆どがそれら修行の時間に変わった。少年には生傷が絶えず、一日の終わりには泥のように眠る日々となった。少年は日々の中、実力をつけ、若い女性のサポートもこなせるようになっていった。だが、実際に刃物を使った戦いは経験してはいなかった。少年はあくまでサポートでしかなかった。

ある仕事を終え野宿となった時、少年は若い女性へと問う。
「師匠、この剣はいつ使えるようになりますか。いつ実戦で師匠と同じように戦えるようになりますか」
「……おまえも戦えるようにはなってきた。剣を抜くことを許可する。剣を抜いたならば、私と実戦形式での戦闘を行う。先に相手を戦闘不能にしたほうが勝者だ」
「わかりました、師匠」
少年はナイフを使い、時間をかけながらも剣と鞘とを結びつけていた全ての縄を切った。少年は自分の力で初めて剣を抜く。少年は刃の美しさを目にしつつ、師匠に教わったように剣を構えようとする。しかし構えた瞬間には、少年の目の前には誰の姿もなくなっていた。少年はとっさの勘で右から来ると判断し、手にした剣を振る。勘は正しく、右からは若い女性が迫っていた。勘で放った攻撃は若い女性に難なくかわされる。甲高い金属音。次の瞬間には少年の手に剣はなく弾き飛ばされていた。少年は何をされたのかわからないまま、地面へと叩きつけられる。
「……まいりました」
若い女性の剣が少年の首に触れ、赤い液体が剣をつたって地面へと吸い込まれていた。少年は地面に倒されたまま、両手を上げ降参の意を示した。少年には初めて剣を抜いたという興奮があり、同時に油断があった。だが、例え油断がなくともこの結果は何も変わらなかった。それほどの実力差、経験差が未だ二人の間にはある。
「実戦といったはずだ。今起きたことをすべて刻め。攻撃する時は相手からの反撃を予想しろ。常に相手の思考を読み、動け。今日はこれで終わりだ。私と同じように戦うのはお前には無理だ」
そう少年に告げると、若い女性は寝る準備を始めた。少年もそれに習い眠りにつく準備をする。寝ている間に襲われる危険性もあるが、寝ている間に襲撃された場合の訓練は受けていた。周りにも簡単な罠を設置してある。少年は若い女性が寝た後も起きていたが、しばらくすると眠りに落ちた。


時は過ぎ、少年は成長し青年となり、若い女性が買い与えた剣に見合うだけの戦士へと変わっていた。だが戦士と言われるようにまでなった青年は、未だ人を手にかけたことはなかった。若い女性から殺すことだけは禁じられていたからだ。青年は、なぜ人を殺してはいけないのか聞いたこともあったが、若い女性は「今はまだその時ではない」と言うだけだった。

ある時、二人は以前から拠点にしている街、二人が初めて訪れた街に戻ってきた。今回二人は別々の行動をとることとなり、陽が沈む頃宿へと戻るという約束をして分かれた。今、青年は受けた仕事に関する情報を手に入れるため、街を廻っている。

店が軒を連ねる通りを青年は歩く。賑やかな空気を切り裂くように、武器屋から怒声とも、悲鳴ともつかないが飛ぶ。青年はただものではない気配を感じ戦闘態勢にはいりつつ、武器屋へと体を向ける。目にしたものは、先ほどの声を発したらしき男の首が切り裂かれる瞬間だった。人一人の首を切り飛ばした人間は、武器屋の商品であったであろう、血にまみれた大ぶりの剣を持って走りだした。

青年はすぐに追う。フードを目深に被り、マントを着こんだ盗人は返り血を浴びていたので見失う危険は少なかった。盗人は常人では追いつけないほどの速さで走るが、青年のほうが速かった。逃げられないとみたのか、盗人は追いついてきた青年と街中で対峙する。青年にとって実戦での一対一は初めてであった。盗人の先ほどの速さ、そして対峙している今、剣の構え方、どれも間違いなく強者のそれと判断できる。青年が持つのは剣とナイフ。盗人が構えている剣以外を持っているのかは、マントで体が隠されているので判断がつかない。

青年は相手に攻撃の機会を与えず、構えた剣の刃を煌めかせ、体勢を下げ一気に距離を詰める。速度のまま相手の構えごと弾き飛ばす勢いで剣を逆袈裟に切り上げた。学んだことを活かした、通常ならばこれで決着が着くほどの一撃だった。だが盗人はその速さに怯む様子もなく、青年との距離とるのではなく突っ込んでくる。青年は驚きつつも、無理やりタイミングを合わせ予定通り切り上げる。盗人は自身の突撃により攻撃のタイミングがずれた隙を見逃さず、半身となって青年の攻撃を右に避けた。盗人はそのまますれ違いざまに、右手だけで構えた剣で、青年の胴へと一撃を与えようとする。青年は展開を予想していたのか、盗人の剣をナイフによって弾く。青年は相手がこちらへと飛び込んでくる認識するや、剣は右手のみで振りぬくことにした。そして左手は腰に刺してあるナイフへと伸び、盗人の攻撃を受け流す動きをとっていたのだった。

二人の位置が初めに対峙した時と逆になる。青年はナイフを元あった腰へと戻し、冷や汗をかいた両手で剣を軽く握り直す。盗人の実力は相当なものだった。青年が少しでもナイフを抜く判断が遅れていたら、かなりの深手を負っていたであろう。だが、青年は臆する様子は見せない。対する盗人は顔を隠しているので、表情を伺うことはできない。

今度は盗人の方から動いた。青年へと向かってくると見えたが、横へ飛び傍の店へ突っ込む。盗人の狙いは売っていた食料だ。商品を籠ごと連続で投げつける。攻撃自体はたいしたことのないものだが、それにより生まれる隙や死角が問題となる。青年はその判断を即座に行い、最小限の動作で飛んでくる食料を避け、時に剣で払いのける。しかし、生まれた僅かな隙を逃さず、青年の背後へと回り込んだ盗人は、死角から剣を振りおろしてきた。青年は回避不能と思われた一撃を受け止める。青年はわざと隙を作り、盗人の攻撃を死角から来るものへと誘導していた。来る場所がわかれば、青年にとって防ぐことは容易い。

先ほどのすれ違いざまの瞬間的な攻防とは違う、力と力のぶつかり合い。盗人は勢いと大柄な剣の重さを利用した力、受け止めるのは青年の力。青年は初めの衝撃を大地へと受け流す。衝撃を堪えきった瞬間、拮抗した状態が崩れ、青年の膂力が勝る。大柄の剣が弾き飛ばされ、盗人の広報へ不自然なまでに遥か飛び去っていく。盗人は力が拮抗した時点で剣を掴む力を緩めていた。剣を受け止められた時点で力の勝負を避け、あえて剣を飛ばしたのだろう。剣を弾き飛ばした後の青年を狙うために。そのとおりに、盗人は腰の後ろから短刀を手にしていた。それは青年の師匠が愛用していたものと同じ短刀だった。短刀は正確に青年の首を狙う。

青年の体は動いた。青年はあの状態からの反撃を予想していたのか、次の瞬間にあったのは、青年が盗人の、師匠である若い女性の腹へと剣を深々と突き刺している姿だった。

青年は、倒れフードがずれた盗人の顔を見る。そこにあったのは師匠である人物の顔だった。
「わがままをすまなかった。おまえは殺せる、殺す側の人間だ」
それだけの言葉を女性はかすれた声で告げる。その目は虚ろではあったが、しっかりと青年の目を向いていた。青年は若い女性を抱えあげようと動くが、女性は震える手で自分の持つ短刀を、青年の手へと握らせる。
「武器を持て……これが最後だ……道は自分で切り開け。……ただそれだけだ」




<解説>
まずなぜこの話(終わりの惑星のLOVE SONG)を書こうと思ったのかというと、Killer Songが公開された時に歌詞の解釈でどうにも周りの人と意見が食い違っていたというのがきっかけです。言葉にすると安っぽくなるので、どうすればいいか考えたら「ああ、小説形式にすりゃいいんじゃね」と軽い考えから、書き始めました。その時に視点を変更し男性側から書いたことがそれ以降の方針となりました。なので、無敵のSoldierのSSも男性視点の物語になっています。三人称の視点で書いているのは、できるだけ書いてあることを遠くから俯瞰するように見てほしかったからです。決して物語に感情移入させないというための手段でもあります。キャラクターの個人名を出さないのも同様の理由です。私の頭のなかにも名前は存在していません。

それで、このSSはいったいどの時点でのお話なのか。答えとしては未来であり、過去でもあるという設定です。戦士にとっては過去の話、少女にとっては未来の話です。ただ、これは世界がループしているというわけではなく、その二つを同時に描きたいため、そういう設定にしたというものです(これができているかは甚だ疑問ですが)。

反省点としては、文章のつながりの悪さ、語彙の少なさ、等々あげればきりがないです。でも、とりあえず前に公開した時よりは良くなってるはず。なってなかったら切腹モノですよ。

それでは読んでくれた方ありがとうございます。出来れば感想というかアドバイスというか、なにか欲しいです。

閉じる


承認待ちコメント by-

コメントを閉じる▲
2013-01-20(Sun)

話数単位で選ぶ、2012年TVアニメ10選

ルール
・2012年1月1日~12月31日までに放送されたTVアニメ(再放送を除く)から選定。
・1作品につき上限1話。
・順位は付けない。




境界線上のホライゾンⅡ第13話『境渡りの欲深き者達』
Another 第11話 Makeup -惨劇-
てーきゅう 第4話『先輩とグーニーズ』
坂道のアポロン 第7話『ナウズ・ザ・タイム(Now's the time)』
ヨルムンガンド PERFECT ORDER #19『Pazuzu』
中二病でも恋がしたい Episode XI「片翼の 堕天使」
パパのいうことを聞きなさい! 第二話『家へおいでよ』
この中に1人、妹がいる! 第6話「猫耳メイドな妹たち」
新世界より 第十話『闇よりも』
カンピオーネ 第10話 『荒ぶる魔王、太陽の勇者』

今年は昨年までと比べ見るアニメの量が半分近くになったというのも原因なのでしょうが、昨年のほうが一話毎では良いアニメが多かった気がします。
下は一応の感想。全部は書いてないです。



境界線上のホライゾン
これは思い入れが強すぎて含めるべきじゃないんじゃないかとも考えたのだけど、今年アニメ見て涙を流した作品が唯一この話だったもので。
双嬢の復活、逆転の秘策、三征西班牙勢の粘り、戦闘後の宴、そのすべてにわくわくと涙が止まらない話だった。
ちなみにホライゾンで次に良かったのは一話。

Another 第11話 Makeup -惨劇-
死んで、死んで、死んでいく

ヨルムンガンド PERFECT ORDER #19『Pazuzu』
これがシリアスな笑いというやつか……
ワイリが笑うたびに見ている人に笑いがおきるほどのいい笑顔回。

てーきゅう
オチへの伏線のようなものがちゃんとある『てーきゅう』ですが、この話は異質でした(未見の人もいるであろうからネタバレはしない)。
板垣さんは以前から(化物語EDあたり)気になってる人でしたが、これで完全に好きな人になった。

この中に1人、妹がいる! 第6話「猫耳メイドな妹たち」
我が人生第三号のクソアニメの称号を与えたアニメ(第一号はキスダム、第二号はアキカン!)。脳細胞が死んでいく音が聞こえてくるアニメ。

新世界より
エロ2つ目
絵コンテ演出が山内さんだとEDを待たずしてわかる山内臭(そこら辺はこちらとかで)。
第五話 「逃亡の熱帯夜」と非常に迷ったのですが、こちらで。


カンピオーネ 第10話 『荒ぶる魔王、太陽の勇者』
勃った


~総評~
ここで上げたアニメを友人に紹介したところ、「やっぱりお前はシナリオあんま見てないんじゃないか?」と言われましたとさ。友人曰く「お前は設定厨だし、その場の演出の雰囲気とかが重要なんだよ」らしい。言われてみると結構納得できる話でした。
自分が選んだ話の問題点はそのアニメ全体の感想に大きく影響されている点ですね。非常に遅くなりましたが、これで終わりです。読んでいただいた方ありがとうございます。 このエントリーをはてなブックマークに追加
2013-01-06(Sun)

美少女ゲームメーカーSMILEの宣伝がうまい件について


ラヴレッシブ


結論を先に言えばゲーム自体が何をしたいのかが明確。だからそれ前面に押し出した宣伝をしているということ。

新ブランドの一作目では特に「知ってもらうこと」が重要。例えばスタッフの中に多くの人が名前が知っている人がいるとか(といっても、誰もが知っているような人が新規ブランドに関わるなんてめったにないが。天狐とか除くよ)。どうにかして話題を作り、いろいろな人に知ってもらわなければいけない。最近ではブランド名に「地雷」なんて言葉を入れたブランドがあった。その単語を入れただけで、幾つものブログが記事にしたり、Twitterで話題になったのも記憶に新しい。

それじゃあ、スタッフに有名人がいるわけでもなく、ブランド名にインパクトがあるわけでもないスミレはいったいどうやって宣伝をしているのだろうか。


①タイトル
ラヴレッシブというタイトルは、「Love+Aggressive」の造語。ゲームの内容は主人公がヒロインを攻略するのではなく、ヒロインが主人公を攻略してくるという肉食系ヒロインのゲーム。タイトル下にタイトルの意味が書かれ、さらにポスターやバナーなどでは肉食系ヒロインであるということが示されている。


②キャラクター
上で肉食系ヒロインの物語といったが、キャラクターもそれに則っている。それぞれのキャラクターのイメージを動物とすることで、覚えやすくしている。キャラクターの一部にイメージの元になった動物のパーツを付ける。キャラクターの名前に動物の名前を含ませる。
それによってヒロインの名前を覚えていなくても、「あのライオンの娘」とかいう形でキャラクターを伝えることができる。ゲーム自体も、「あの動物を擬人化したようなやつ」という言い方ができる。


③ムービー
ゲームがわかりやすいので、それを生かしたムービーをOP制作している。具体的に言うと、最初の数秒であらすじを説明しきっている。
また、ムービーキャンペーンというものも開催している。ブログやTwitterに埋め込んだり、URLを貼ったりすることで主題歌を歌うAiRIさんのサイン色紙がもらえるというものだ。これができるのも、ムービーがゲームをしっかり説明しているからこそ、いい効果が見込んでいるのだろう。




③バナーキャンペーン
バナーキャンペーン自体はいろいろなメーカーが行なっている。ただ、このスミレの場合、バナーの中に動くものがあるという点が違う。当たり前だが、人の目は動いているものにより引きつけられる。他のメーカーがただの絵を使用しているのであれば、動いているものがあれば当然目立つ。この方法が使えないタイプの作品おあるが、少なくともこのラヴレッシブという作品には合っている方法である。


④ニコ生
使うメーカーが増えてきたニコ生も導入。クリエイターを呼ぶだけでなく、出演声優を呼ぶなど、見る人を増やす工夫をしている。情報も先出しという形で、見ている人に得になるようにしている。(たまに出しすぎてタイムシフトを見れなくするときもあるが)
昔でいえば、雑誌がその役割を担っている部分があった。しかし、スミレは自分たちでも情報の発信を積極的に行なっている。





ということで、新ブランドスミレ応援企画これで終わりです←企画だったの?


ラヴレッシブ【予約特典:主題歌2曲Fullバージョン入りマキシシングル付き】ラヴレッシブ【予約特典:主題歌2曲Fullバージョン入りマキシシングル付き】
(2013/02/28)
Windows

商品詳細を見る
このエントリーをはてなブックマークに追加
2013-01-03(Thu)

黄雷のガクトゥーン進展状況……

新年あけましておめでとうございます。黄雷のガクトゥーン……去年のうちに終わりませんでした。現在は4章をやっている途中ですが、現在実家に帰省中のためなかなかプレイができておりません。サポーターサイトとして早めにクリアすべきとわかりつつも、なかなか進められていないというのが現実です。普段はボイスあまり聞かないのですが、ガクトゥーンはほぼ全てのボイスを聞いているので、遅いのはそれもあります。ボイスを全部聞きたくなるほど良い作品なんですよ……。


謝罪だけの記事ではなんなので、黄雷のガクトゥーンのOPムービー評を書いていきたいと思います。(こんなことをやっているから進まないとか言わない……)



このムービーは大雑把に言うと前半、ボイスの入った中盤、後半に分かれています。ただ、これは公開されているもので、製品版には中盤にあるボイスが全くなくなっています。公開用にボイスを加えたのは、フルボイスを強調するため(男性ボイス)、キャラクターの台詞回しを紹介するため、などが考えられます。ただ、個人的にここでのボイスはもっと作品を表すような言葉だったり、印象的なものだったりが良かったとは思っています。ボイスがないと中盤でうまく緩急がつくのですが、ここにボイスが来ると全体のリズムを乱しているように感じてしまいました。

前半は主人公であるニコラ・テスラのアップから街描写へと移るところから始まります。もともとこのスチームパンクシリーズ自体が強烈な雰囲気をもっているので、それを見せる意味も含めての始まりなのでしょう。大きな動きではなく、静かな動きを持って魅せていきます。
サビへと入ったら今までの緩やかさが嘘のような展開に戦闘の連続。モーショングラフィックスなどをあまり使わずに一枚絵の見せ方だけで、戦闘を描いていますがこれが上手い。表情、ぶつかり合い、メカニック、見せるべきところをしっかりと見せています。ガンダムなどでよく見かける、視線の交錯も盛り上がります。
最後に囚われの姫を救い出すヒーローのようなテスラの描き方も納得です(実際はただのおじいちゃんですが)。
そして、注目しなければならないのは、目の描写。右目が映すものは、自分を狙い害をなそうとする存在。左目が映すものはテスラという自分を救ってくれる存在。映しているのか、それとも宿っているのか、奥に秘められているのかという問題はありますが、そこはゲームをプレイしての判断ということで。

後半は怒涛の展開。ロボットものの定番演出が驚きと同時に安心感を与えてくれます。スチームパンク的世界観でロボットの操縦と言ったら鍵盤ですよね! ここらへんについては言うことなしですよ。


全体に言えることですが、電撃のエフェクトが非常に綺麗なものとなっています。作中でも同じ演出が出てくるのですが、電気を操るという言葉に説得力を持たせ、派手さもでる良い演出です。

もちろんのことですが、今作でもBuleberry&Yogurtの音楽が素晴らしいのは言うまでもないです。 このエントリーをはてなブックマークに追加
応援中
ま~まれぇど新作第11弾『お家に帰るまでがましまろです』
FC2プロフ
Twitter
カテゴリ
月別アーカイブ
FC2カウンター
現在の閲覧者数:
FC2カウンター
カレンダー
12 | 2013/01 | 02
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
バナー
最速VisualAntena gahkbanner2_200.jpg OVERDRIVE 5th Anniversary Project『d2b VS DEARDROPS -Cross the Future -』 OVERDRIVE 5th Project -DEARDROPS- OVERDRIVE最新作「電激ストライカー」2011年06月24日発売! kira_banner_kirari_120x600.gif 冷んやり甘くて、とろけるほど爽やか系純愛ラブコメADV 「LOVEPOTION SIXTYNINE」 通称:らぶ69  12月31日発売予定 Cabbitデビュー作「翠の海」応援中!
応援中
景の海のアペイリア laplacian『ニュートンと林檎の樹』応援中!
応援中
検索フォーム
リンク
バナー
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。