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2012-03-27(Tue)

超電激ストライカー発売決定おめでとうございますということで ちょっと追記

とりあえず公式サイト公開されたので、そっち見ろということで

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本日このニコ生で発表された……はず(この記事は予約投稿です。間違ってたら取り下げます……)。タイムシフトで見たら、ちょこっと追加するかも。見たので追加します。

今回のゲストはAiRIさん、遠藤正明さん、緒方恵美さんのお三方。遠藤さんに関しては放送当日に超電激ストライカーのOPを録ったらしいです。
これだけ書いておきたいのは、緒方恵美さん(直井)が「一番の宝物 (Original Version)」を歌いました。去年PPPH祭りで歌ったらしいですね。ちなみにこの時は歌う前に川上とも子さんについて言ってから歌ったらしいです(現場にいなかったのであくまでも「らしい」)。タイムシフトで見ることができるのは一週間なので、ご注意を。私はちゃんと言いましたからね。歌った時間などは書きません。「一番の宝物を聞きたい」から見るという動機はいいにしろ、それだから「他の部分は見る価値がない」となるのは、おかしな話なので。


超電激ストライカーについての情報
・新ルート三本追加(愛の章、鋼の章、光の章)
・新曲複数追加
・新規アニメ追加
・戦闘シーン演出を強化
・2012年の夏に発売

ユーザーからの意見を盛り込んだ強化になるそうです。

気になるおねだん
・追加ダウンロード版 2310円
・パッケージ版 6960円
・全編ダウンロード版 5250円

かなり安い気がしますね。一応追加ダウンロード版を購入予定です。電激ストライカーに関してはロットアップだそうなので、原作漫画を手に入れたい人は今購入するしかないですね。


ということで、発表祝としてSSでも……。まだ全然完成してないんだけどね!
発売までに完成するといいね!←

一応まえがき。
これは零の章から続く物語となっています。零の章と天の章は微妙に設定が違うっぽいので零の章に合わせて書いてます。それと、すいませんが六畳一間のスィートルームは無視してます。この話があるの忘れたまま話作ってたので。
文体は原作に合わせるかとか迷ったのですが、あまり気にしないことにしました。BugBugの方で連載していた小説の方を参考に出来ればよかったのですが、引越しの際に全て実家に送ってしまったので手元にないのです。無念なり。
当然ですが、原作既読者むけという事になってしまいます。一応未読の人にも読めるようには作るつもりですが、やはり原作をやってないと意味がわからない部分は出てきてしまうと思います。

後で他のところにも転載できたりしたらいいね。いいね。 このエントリーをはてなブックマークに追加



烈の章

街で異形の者と強き意志を持った者との戦いが繰り広げられていた時、モニターが放つ輝きに照らされる部屋において、たたずむ一つの影があった。その影が持つ両の目はモニターを通して戦いを見つめる。
「なるほど、そういうことか。僕が漫画の世界の住人と……面白い……」
その人物は闇に不敵な笑みを浮かべ、戦いを見つめ続ける。



街を揺るがした、世間ではテロリストによる連続爆破とされた事件の少し後。街は徐々に落ち着きを取り戻し、復興への道を歩みだしていた。街が受けた被害は大きく、全壊した建物やライフラインが寸断された場所もあり、復興にはそれなりの時間がかかるものと思われていた。だが、街に住む人々は日常を取り戻すべく、行動を開始していた。被害が軽かった商店街は営業を再開し、学校や幼稚園なども通常通りの授業を開始している。この短期間でここまで元あった日常に近づけたのは、街の被害と比べて怪我をした人間が少なかったということが原因の1つとしてあげられていた。街に住まう人々は復興への意思を強く心に宿らせていた
そんな復興に忙しい街でのお昼時、被害を受けていないのにもかかわらずオンボロなアパートの一室で過ごしている男女の二人がいた。

「ジャックさんはまだ修行の旅から帰ってきてないの?」
部屋にはエプロンをして昼食の準備をしている本郷はるながいた。やわらかな表情で楽しそうにフライパンを振っている。はるなはその畳に横になって休んでいる男、結城ヤマトへと話題を振る。



「そうだな、何の便りもない。元気でやっているのかもわからない迷惑な奴だ。あの戦いの後しばらくしたら、「世界には強者がいるということが分かったでござる。拙者まだまだ未熟であることを痛感し申した。お屋形様、拙者はまだ殿に仕える忍びとして実力が足りていないでござる。一度修行の旅に出させてほしいでござる」とか勝手に言って飛び出していって……。大食らいがいなくなったことは単純にうれしいがな」
「そう言いつつ心配してるんでしょ。ジャックさんも幸せね」
「勝手に俺に仕えるとか言ってきて、勝手に出ていって、本当に勝手な奴だ」
「ふふっ」
あの戦いが終わってから、はるなは俺のアパートに来て同棲生活のようなものが始まった。はるなの両親は消えてしまい、家も壊れて行く場所がなかったためだ。さやかは「あたしの家に来なよ」とは言ってはいたが、あいつの家は既にリンのことを面倒見ているので、さすがにこれ以上負担を増やす訳にはいかないと判断した。俺の家に来た当時はいろいろな変化に戸惑っていたはるなも、両親がいなくなった悲しみはまだ乗り越えていないだろうが、以前のように明るく振る舞えるようになった。親がいなくなった悲しみなど乗り越えられるものではないだろうが、はるなは強いやつだから大丈夫だと俺は信じている。
俺とはるなが同棲生活をしていることは面倒な事になりそうだったが、一応俺の両親には連絡してある。あまり心配や迷惑を掛けたくはないが、女性のことは女性に聞くのが一番だからと判断した。
ジャックに関しては本当にどこに行ったんだか。あいつのことだから心配は……いや、飯の心配があるな。どこかで行き倒れていなければいいんだが。他の市民の迷惑になる。
はるなが作っている昼食は炒飯のようだ。はるな本人は凝った料理を作りたいらしいが、お金もなく帰ってくる時間も一定ではないということで昼は簡単なものばかりになっていた。簡単なものばかりといってもはるなが作る料理は十分に美味しいものなのだが。
昼食が完成したのか、はるなができた料理を運んでくる。
「お昼を食べたら、今日もまた復興のお手伝いとパトロール?」
「ああ、そうだな。街の被害の原因は俺だ。だから俺がなんとかしなくてはならない」
俺の毎日は学校に通うこと、復興の手伝いとパトロールによって構成されている。本来ならば学校などに通わずに復興にのみ尽力したいところだが、はるなの強い要望、両親による「自分がしたことに対して責任をとりたいのなら学校に通え。目先のことだけを考えるな」との言葉により学校には休まずに通っている。パトロールは念のための措置だ。ストライカーの力が必要になるような事態はもうないと思いたいが、何かあってからでは遅い。
結果的にはるなと何かをするどころか、一緒にいる時間すらあまりとれていないという状態ある。今日は休日なので一日復興の手伝いとなっている。昼は弁当でもいいのだが、はるなと過ごす時間を少しでも確保すべきであるということがアパートへと帰ってくる理由となっている。


「いってくる」
「はい、いってらっしゃい」
またいつものように家を出発する挨拶を交わす。今の生活のままではダメだという思いもあるが、どうにも動き出せていなかった。だが今日は違う。
「今度の休日にどこかに行かないか? 場所は特に決めていないが、俺ははるなと一緒にどこかに行きたいと考えている」
前から考えていた台詞を言った後の時間が痛く感じる。はるなは俺の考えをどう思うのだろうか。断られやしないだろうか。無駄な思考が頭をよぎる。
「……ありがとう。今日帰ってきた後にでもゆっくり話をしよう。今度の休日ね。楽しみだね」
はるなは少し頬を赤くした笑顔で俺の誘いに答えてくれた。
「そうだな。帰ってきてからゆっくり話そう」
これで一歩前進だ。俺達の関係も、これからのことも、街のことも、ゆっくりと決めていけばいい。

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2012-03-27(Tue)

作品について我々はなぜ語る言葉を持たないのか

当たり前のように題名は過剰につけました。

私達が作品に対して語る言葉の多くは、「作品」ではなく「作品の要素」となっています。作品の要素とは、例えばアニメでは、ストーリー、作画、音楽、演技、などなどです。ブログなどで書かれる感想は、作品についてはあまり語られず、作品の要素について主に語られる場合が多々あります。実際私の記事を見返してみてもそうでしょう。
アニメを見て書いた感想の場合、「面白かった」は作品の感想。「音楽がかっこよかった」は作品の要素である音楽の感想。作品について語ろうとすればするほど作品の要素について語ってしまうのでしょうか。


ある友人が以前面白いことを言いました(以前に記事として作りましたが)。「ゲームとかアニメはいろいろな要素が合わさって出来ている。その要素が合わさった時に生まれる面白さというものがある。だから小説はゲームとかよりも下の存在だ」こんな感じのことを言いました。この意見は結構面白い意見だと思いますね。最後の一文に納得する人は少ないかもしれなせんが、前の分に関しては納得できると思います。実際私もその話を聞いた時納得しました。ただ、小説がしたというのは納得しないですけどね。小説は「無音」であることが魅力の一つだとも思っています。だから上の理論で行くと、その無音という要素が合わさった魅力が小説にはあると思います。上の理論じゃなければ、ないものが多いほど自分の中の欠片を組み合わせて自分の作品にできるという言い方もできますね。

と、話がそれました。

じゃあなんで作品について話す言葉を持っていないのかを考えたならば、感想として思ったことを言葉にする以上、誰かに伝えるという目的が大なり小なり発生しているという部分があるからでしょうか。A「○○という作品が面白かったよ」B「どこが面白かったの?」A「戦闘に迫力があって、あそこだけでも見る価値があるよ」みたいな感じですね。そして、狙いを絞って伝えることで興味を持たせるということも言えるかもしれません。声優だったり監督だったり、スタッフの名前系がわかりやすいです。


作品を作品として語るのって、考えてみると難しいのかもしれません。それと同時に、それぞれの要素が合わさった時に生まれる作品の魅力についても語れるようになると面白いと思います。アニメやゲームといういろいろなものが合わさって出来ているものだからこそ、合わさった時の感動をもっと伝えられるようになるべきだと思います。



と、思いついたことを適当に書いてみました。やっぱりこういう記事を作るのは慣れないです(というか怖い)。結論が出ていない部分は自分でもどうかと思う。あんまり言い訳めいたことを書きたくはないのですが、書いてしまいます。これを2周年記事とします。
というか感想という題名にもかかわらず、解説とか始めたりしてるところにはしばしば突っ込み入れたくなりますね。「その題名嘘でしょ?」って。でも、自分もそういう部分あるような気がするのであった。
さらにどうでもいいことを言うと、やっぱり何も言わずに黙ってて言葉にしなくても伝わるというのが一番な気はするのですが、そこにまで到達していない以上やっぱり言葉にしてでも一歩を踏み出さないと行けないんだなあと最近思うのです。 このエントリーをはてなブックマークに追加
2012-03-25(Sun)

雑記8 踏み出す一歩は軽やかに

今週の更新記事
終わりの惑星のLoveSong関係まとめ
アクセル・ワールド試写会感想とか
終わりの惑星のLoveSong『Last Smile』 笑顔は我が為に、涙は誰が為に
超電激ストライカー発売決定おめでとうございますということで ちょっと追記

電激ストライカーの記事だけタイムシフトが残っている日までは先頭記事になります。電ストのシナリオは発売前までに終わらせたい。
このブログも3/26で二周年となります。記念記事は現在作成中。当日に更新できることを祈ろう。


記事紹介
書きかけのブログ記事をどうするか問題
これは結構問題ですね(笑)記事書いてる途中でやる気が無くなったり、時期を逃したり。自分の場合結論がかけないというのが多い気はします。出だしは勢い良くかけたりするんですけどねえ。ほぼ完成している記事が眠っていたりするので、いつかは公開したいものもありますね。「いつか」と言ってる時点でダメな気がムンムンですが。

変化し続けるエロゲ雑誌「テックジャイアン」(主にページ数が)
ページ数と中身が比例するかといったらそうでもないですが、関係ないわけじゃないですよね。テックはあんま買わないですが、これだと印象は悪くなりますね。

遊戯王5D'sのシンクロ召喚時の台詞
ただのまとめでけど、好きなアニメなので。

音楽で作品を選ぶこと ~BGM買いの是非~
音楽による作品選出、あるいはその受容について
エロゲの場合、予約特典や初回特典にサントラがつくことがあって、そのため一般発売されないことも多々あるので音楽買いは考えられますよね。という話題でもないのですが、紹介。

宇都宮Festa
我が故郷のオタクビル。ここに行けばとりあえずは揃うであろう場所。もうこれは診てもらうのが一番早い。初めて見た人は驚くか笑う。エロゲ、同人誌、漫画、ゲーム、ラノベ、キャラグッズ、プラモ、カード、コスプレ用品、中古、だいたいここで揃うw

お前等25年前のエロゲで抜ける?
結構歴史が見れるので紹介。エロゲの始まりはどれだけエロいか(?)ということだったと思うので、抜けるかどうかの議論は正しいとも思いますけどね。



・アニメコンテンツエキスポ(ACE)
3/31と4/1に開催ですね。境界線上のホライゾンがあるから行こうと思ったら、チケットが取れないというね……。まあ普通に入場のチケットは買ってしまったので3/31のほうだけ行きます。ミルキィ&D.C.Ⅲと人類は衰退しましたのステージは見ることになってます。当日はTwitterで実況しているはずです。

・'&' 空の向こうで咲きますように

『‘&’-空の向こうで咲きますように-』を応援しています!
今月購入のエロゲ。この前予約してきました。体験版して面白いとは思ったもののなんか一押し足りなくて迷っていましたが、「はいらな」さんと「ASTARCUBE」さんあたりのプッシュやレビューを見て購入を決定。春休み中にプレイ終わらせることが目標ですね。うははさんは良い人ですね、うはは。暁WORKSの作品wpやるのは初めてですね、うはは。
発売日の3/30は昼ごろから秋葉原にいる予定。適当に実況してます。14時からのサイン会、18時からの初恋1/1配布会、19時からのアクセル・ワールド試写会と忙しい日になりそうです。(超絶勘違いしてた。最近日にち関係の勘違いが多いです)
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2012-03-24(Sat)

終わりの惑星のLoveSong『Last Smile』 笑顔は我が為に、涙は誰が為に



結局また書いてみた。基本書いたものについてはノーコメント。曲についてのコメントはなし。聞けばいいってだけ。
ただ、今回つまんないな(自分が書いたものね)。書く気が起きなかった。

興味持った人は公式サイトに、これ常識 このエントリーをはてなブックマークに追加

男は部屋に入れられていた。部屋といってもそこは何かの実験のための場所であったのか、ても広く一軒家が10件以上入るほどの広さだった。その部屋にいるのは男ただ一人だけであった。
部屋と外が結ばれる場所はただ一つの扉。その扉は固く閉ざされていた。そして外と繋がる場所はもうひとつ。ガラスによって作られた壁だった。
ガラスによって隔てられた、男と反対の場所にいるのは女だった。


この部屋に入れられる前の話。それは何の変哲もない日常だった。他愛のない話をし、友人と遊び、仕事をし、学び。男と女はそんな生活の中で出会っていた。女は医学に関わる研究をしていた。
その日常という世界が滅んだのはいつの事だっただろうか。


「あなたは病気なの。あなたがここから外へと出てしまったら、この世界が滅んでしまうほどに感染力の強い病気」
そんな言葉を焦っている様子の女に唐突に告げられ、男はこの部屋へと入ることになった。
初めに部屋へと入れられた時は、部屋の中にはほとんど何もないような状態だった。食事は簡単なものを出してくれてはいたが、しだいに部屋の中にはいろいろなものが増えていった。野菜や果物なども手に入った。今では男は農家のように毎日を過ごしている。部屋の中で自給自足とまではいかないが、最低限の生活はできるようになっていた。電気などは使うことができなかったが、自分が食べていく分ぐらいは作れていた。
男は女を信じて外に出られる日を、手を取ることができる日を待つ。

「私はあなたを助けたい」
女はその目的を達成するために努力を続けた。
「私は助けなければいけない」
女はただひとつの意思だけで病気の治療法を探し続けた。痛む頭を忘れて研究を進めた。

男は自分にも何かできないかと思い、女に研究の内容を聞いてみた。男にはそれを理解することはできなかった。それは専門的な知識がない、学ぶためのものがない状態では無理な話だった。女は落ち込む男にも笑顔で話しかけた。
「今までみたいに話そう。今が一番楽しくなるぐらいに話そう」

その言葉を交わした後の二人は過ぎ去る日々を笑顔と共に過ごした。初めて会った時の話、一緒に旅行に出かけた時の事、今日したことについて、どこにでもあるような普通の会話。

また始まった優しい生活にも再びの終わりが来た。
「あなたは大丈夫。きっと大丈夫」
女は笑いながら、涙を流しながら、とびっきりの優しい笑顔で、とても悲しそうな泣き顔で言う。
「ごめんね、ありがとう、さようなら」
だから男も同じ言葉を返す。
「ごめん、気がついてあげられなくてごめん、ありがとう、さようなら」

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No title by 
え?

Re: No title by宮人(みやと)
> え?

これだけだとあなたが一体何を考えているのかとか全く判断できないのですが、どうでしょう?
とりあえず、「なんでこんなつまんない文書いて公開なんてしてんの? え?」という意味で受け取っておきます。

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2012-03-23(Fri)

アクセル・ワールド試写会感想とか

アクセル・ワールド

ゲーマーズでやっていたアクセル・ワールドの最速の試写会見に行って来ました。
自分は原作未読なので、その立場からの感想です。配布された小冊子なども読んでいません。


上映が始まる前にまずはヒロイン役の三澤紗千香さん、ワーナーの中西さん(?)が出てきて簡単な前説。
普通の内容だったので、特に書くことは無いです。少し書くと、三澤さんは原作をとりあえず三巻まで買って読んでからオーディションに臨むつもりでしたが、原作が面白かったため当時出ていた最新刊まで読みきってからオーディションを受けたそうです。このアニメの見所は主人公のぷにぷに感ととてもよく動くというところだそうです。
個人的に言えば、「動く」ことはアニメの魅力であると同時に扱いにくい部分だとも思うんですけどね。「動」と「静」があって……とかいうことは又の機会に。


そして上映開始。
一話と二話の連続の上映でした(次回予告はなし)。構成やどこまで進んだかについてはテレビ放送を待つ、または試写を見る、自分で調べるということでここには書きません。
そして、感想ですが結構面白かったかなといった感じです。
まずは音楽についての感想から。
今作のBGMは、「onoken」「MintJam」「大嶋啓之」と3チームで作られています。私は一応MintJamと大嶋さんの曲は聞いたことがあります。見せ場でかかるギターサウンドが想像以上にMintJamの音楽だったので、これは盛り上がると思いましたね。大嶋さんと思われる曲もあったのですが、確証がないので突っ込まずにおきます。とりあえずMintJamファンは一話は見ておいて損はないんじゃないかと。
OP、EDは一回聞いただけじゃなんとも言えない気もしますが、いい方ではあると思います。ついでに映像の方にも突っ込むと、両方そこまで好きじゃないかな。OPはキャラ見せな感じで戦闘があったりする感じですごく普通。EDは前半は好きだけど、後半が合わない。OP、EDを見るかぎり自分が想像していたよりも泥臭さを持ったシナリオになるんですかね。自分としてはこの作品のキーワードでもある『加速』をどこまで魅せてくれるのかという部分に期待したいです。

シナリオに関しては主人公が非常に逃げ腰なのが気になるぐらいですか。それと2話まで見ても自分にとっての「かっこよさ」がないのでそこらへんは様子見。あと人間関係が煩わしい……というのは自分に問題があるかと。見ていて特にわからないなと思うところもなかったので、すっきり見れるんじゃないでしょうか。
ただゲームの絵はいいですね。CGを多用しているのですが、そこが違う感じになっていてワクワクする感じでした。


まあそんな感じでした。それにしても公式サイト見にくいですね。文字が潰れて見えるのは私のPCが悪いのでしょうか? それ以外にもTOPの項目が赤地に白地とかとても見にくい仕様だったり、なんかいろいろ中途半端さを感じてしまいます。
ちなみに以前公式サイトで応募していた試写会にも当選していたので今度行く予定です。
省エネ記事でした。 このエントリーをはてなブックマークに追加
2012-03-18(Sun)

雑記7 旋律は剣を生み、心へと突き刺さるであろう

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今週更新した記事は
『ソードアート・オンライン 2 アインクラッド』感想 失ったのは求める力、見つけたのは小さな光
のみ……。この記事のタイトルちょっとおかしいんですけど、あえてこれにしました。
フロレアールというエロゲもプレイしたので、その感想は今書いています。でも、この作品に関して何を言ったらいいのかわからないという……。あくまで感想という形に収めたいです。個人的に「解体」はあまり好きじゃないんですよね。一つの形として出来上がってるものをわざわざ解体して理解しようとするのは。下手に解体すると、元に戻せなくなる怖さというものもありますし。

これだけ言っておきたいんですが、「ローレライの詩 発売日」で検索してこのブログに来ている方たち。
こっちが知りたいわ!
いつ発売するんじゃ! なんでキャラソンとかのほうが先に発売してるんじゃ! あまりにも発表されないせいで、シャイニングブレイドのアニメOPかEDもLiaさんで、一緒のシングルで発売するんじゃないかと無駄な期待をしてしまったわ!






記事紹介
ONEのwikiへのツッコミ

エロゲの特典は何故テレカなのか?
【エロゲなど】ショップ特典の"価値の在り方"について
私は基本的に「絵」にはあまりお金を出す気にならないので、値段を安くしてくれるのが一番ですかね。それか音楽系の特典をつけてくれるか。
個人的には絵ならば下敷きがいいと思うんですけどね。テレカよりも大きく、管理もしやすい。布物は邪魔にしかならないのでいらないです。

初めまして、マリン広報の山羊です@PCゲーム系ドラマCDを語るコラムです
オリジナルってどうよ?@PCゲーム系ドラマCDのコラム 第2回
そもそもの話として、ドラマCDってかなりコスパ悪い気がしますね。二つ買ったら6000円、3つ買ったら9000円。9000円あったらかなりいろんなもの買えますよ。
じゃあ音だけで表現するからできることってなんだろう? 文章でも表現できることなら、本で発売して欲しいって気持ちもある。「声優の演技が聞けるよ」というのは値段と釣り合わないので。

アニメ公式サイトの消滅は、アニメ作品の終わりを招くかもしれない

原作付きアニメの難しさ~「灼眼のシャナ」「いちばんうしろの大魔王」渡部高志監督の場合
いちばんうしろの大魔王は面白かったと思うんですけどねえ。ただ、ただでさえシナリオが把握できないと言われてるのにもかかわらず、録画ミスを三回ほどしてしまい、内容はさっぱりだったという……しかも最終回もミスするという……。シャナに関しては見てないので省略。前も言いましたが、あの作品の絵は好きではないので。

今年処女作の発売10周年を迎えることができそうなエロゲブランド



日常のできごと
バイトです。バイトを中心に生活が回ります……。バイトに燃える大学生ぃぃぃぃぃ。
起床→食事→バイト→自由時間→就寝
みたいな生活をしていて、なんだかなあといった感じ。それでもまあまあ慣れてきたので、ブログの方とかにも時間を使えるようになってきた感じがします。
バイトしかしてないので大して書くことがあまりない生活。

ライブ
B.G.M Festivalのwikiにいろいろ追加。アンケートも追加したので、是非投票を。別にこれが公式に影響を与えるとか考えていないけど、どんな曲が人気なのかとか知っておくことは有意義なんじゃないかと思いました。4月になってさらに情報が公開されたならば、「あなたの好きなブランドのことを教えて下さい」みたいな感じで、それぞれのブランドの紹介文を募るつもりです。このライブの開催でメーカー側ではメーカーの垣根を取っ払ったんだから、ユーザー側も垣根を取っ払いたい。けど、そもそも知らなければ話しにならないということでです。
今日はPCMライブですね。当日券出ますがバイト入れちゃいましたよ……。そういう可能性も考えておかないといけないですね。うん。
で、民安★ROCKの三ヶ月連続ライブが発表されましたね。どれかには行こうと思ってます。というと予定が入る可能性もあるので、一回目に行こうと思います、としておく。
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今更すぎるほどいまさらだけど、こんな動画を発見。このときはまだAiRIさんはUR@Nさんでしたね。 このエントリーをはてなブックマークに追加
2012-03-14(Wed)

『ソードアート・オンライン 2 アインクラッド』感想 失ったのは求める力、見つけたのは小さな光

ソードアート・オンライン〈2〉アインクラッド (電撃文庫)ソードアート・オンライン〈2〉アインクラッド (電撃文庫)
(2009/08/10)
川原 礫

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収録されているいるのは4つの短編。あらすじを見ればわかるように、そのどれもが一巻の終わりよりも前の話です。そのどれにもキリトは出てきますが、キリト目線でない話もあります。

・自分のミスで失い、後悔に責められる少女との出会い
・自分が見えないことに気がついていない少女との小さな出会い
・守るものを、大切な物をもった物語
・過去の重みに耐え切れず心を殺す者の物語
そのどれもが形としては何も残さずに消えて行ってしまうような話です(ちょい語弊あるけど)。

失ってしまったもの、自分のミス、後悔、そんなものが溢れている気もしますが、それと同時に暖かさやら優しさなども描かれているので暗くなりすぎずに、程よいテンポで読むことができるのは魅力ですね。

私はこの巻に収録された短編で言えば「赤鼻のトナカイ」が好きですね。最後にキリトの行動や感情描写など一切なしで絵だけで終わる。こう悶々とさせてくれます。この話と似たような終わり方(仕掛け)をする作品を知っていますが、それもやはり自分の中ではいい作品だと思っています。思いだけが伝わることで何が起きるのか。傷を負って生きていく話が結構好きなのかなって思いました。


なぜかこの作品に関しては「あざとさ」を感じてしまいます。作品なんてみんな「あざとさ」持ってるよ、という批判もわかるのですが、私の中にある感情を、私の少ない語彙によって表現した場合、「あざとい」という言葉を吐き出すことになってしまいます。その「あざとさ」とは、読者の心を誘導する力があるのかなあという感じです。それはやはり、一人で「オレツエー」をしている状況でありつつ、傷を抱えて過去に囚われつつも生きているということであったり、それでいて暖かさも求め近くに存在しているということが原因なのかなあと。(どうでもいいですが、個人的には触手の怪獣に襲われて云々みたいなのには「あざとさ」を感じませんね。「定番だな」といった感情があるだけです)


そういえば一巻の時に言い忘れたようなきがするのでここで書いておきますが、この世界に行ってみたいと思うと同時に、あまり行ってみたくないという設定と描写があるのはいいところなのかな、と。まあ結構どんな作品でもそうなんですが、この作品の場合はゲームということもあって、「行きたい=やりたい」という感情が顕著なのかなと。

読了までの時間 約2時間 このエントリーをはてなブックマークに追加
2012-03-11(Sun)

雑記6 「もし今自分の周りにある空気が水みたいになったらって、考えたこと……ある?」

いろいろ先週で燃え尽きました。燃えカスの一週間です。そんな今週の更新内容は
終わりの惑星のLOVE SONG『無敵のSoldier』 望みは叶えられり
終わりの惑星のLOVE SONG発売日公開 そして、収録曲なども公開 3/7追記 リンク追加



今回は記事紹介はなし。特に紹介したい記事がなかったのでなし。



・'&'空の向こうで咲きますように
今月発売の中で気に入ったものでも。ということで「'&'」。これ発表当時は絵とタイトルからファンディスクと勘違いしていて、全然調べもしなかったというね。まあ、機会があったので体験版プレイ(きっかけはニコ生。壮絶なつまらなさを誇るニコ生ですね)。結果、傑作まではいかないものの結構名作になるんじゃないかという気がしました。ちなみに前作の『るい智』の体験版は昔プレイしたけど、変にごちゃごちゃしててつまらなかった。
ちょっとだけ作品紹介。

ある時、主人公はなぜか空に浮かぶ月が二つ見えるようになってしまった。しかし、二つの月を見たのは初めてではなかった。子供時代、人を惹きつける傍若無人なリーダー麗に連れられて見知らぬ街へと飛び出した時にも同じ月を見ていた。主人公はなぜまた二つの月が見えるようになったのかを調べるために休日を使い、昔探検したあの街へと帰ってくる。
そこで出会うのは昔一緒に探検した仲間たち、時を経ても変わらぬ者、変わってしまった者。子供時代と同じ場所へとたどり着いた時主人公たちの手には『道具』が握られていた。それは科学などでは解明できない力を持った『道具』。その道具を手にした時、何が変わるのか、何を願うのか。

勝手に紹介作ってますけど、体験版の範囲だとこんな感じ? 詳しくは公式で←じゃあ作る意味ないよね!
バナーはうははさん。初め登場した時には猛烈な違和感でしたが、みんなを引っ張るダメリーダーなところが気に入った。写真取られる時の絵が気に入ってます。
OPは初めに見た時は「アニメいらねえ……」と思ったら、本編でもそのアニメが使われるという……。一応体験版やってたら慣れたけど、うーん……。
音楽も普通の美少女ゲームではあまり流れないようなタイプが多い気がする。それなのに結構場面にあってる気がするから不思議。
今月はドラクリオットもあるけど、ゆずのゲームは自分には合わない感がバリバリなので、特に紹介する気ないです。ただ、エリナは素晴らしいですね。
そういえばグリザイアの迷宮のバナーってもう外して大丈夫なんだろうか?


・素晴らしき日々
【素晴らしき日々~不連続存在~】応援中!
BGMフェスに向けて、予習とかしようと思って体験版やらOPやら落としておいたのですが、その中でケロQの素晴らしき日々に興味が向いた。今週CDを四枚ほど購入したのですが、そっちのけで素晴らしき日々関係の楽曲を聞いてます。『空気力学少女と少年の詩』は今年の10曲を作ったら入るほどの名曲かもしれない……(二年前の曲だというツッコミはしないで)。とりあえずサントラ、OP/EDのCDは購入決定で。最初に聞いた時には特に何も思わなかったのですが、聞いてくうちにどんどん気に入ってきました。特に際立った点は感じないのですが、とても好きな曲です。聞いていたら涙が出てくることもありました。このままBGMフェス行って聞いたら絶対泣きますね。ライブでやる場合はバンドじゃなくて、ピアノ伴奏オンリーにしてくれるといいんですけどね。
体験版は序章だけのようですが、いろいろ伏線貼ってるんだろうなということはわかりますね(物語の仕組み的に当然ですが)。いろいろ気になる部分があったりしてとてもプレイしたいです。気になりすぎて、このままだとネタバレを見てしまいそうなので……危険。一応忠告しておきますが、体験版、OP、製品紹介ページに騙されちゃダメですよ。
序章は全体的に百合百合していて非常にいいですね! あんな感じの作品があったらぜひ教えて欲しいです。素晴らしき日々の百合成分はあれで終わりっぽいので。
バナーは由岐さん。この人が最初に登場する時がもうたまらない。CGも音楽もたまらない。ここだけで名作の香りが漂ってくる。
ボイスも「……」での間が面白い。これはいける。
他にも言いたいことがあるけど、今言っても全く意味が無いので言わない。プレイした時にいっぱい書きたいです。なんかテーマが「幸せに生きろ」だとかっぽいとかすごそう。
綺麗だけで作られた作品じゃなくて、『綺麗』で浮いてしまったものを強制的に地に縛り付けるための感じがする。

今後の予定は
マブラヴ→オルタ→素晴らしき日々→村正あたりになるかな? 他にもプレイしたいものはいっぱいあるのですが、優先順位はこんな感じ?
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2012-03-07(Wed)

終わりの惑星のLOVE SONG『無敵のSoldier』 望みは叶えられり



4/25に発売することが決まった『終わりの惑星のLOVE SONG』。そのムービーとなる第三弾『無敵のSoldier』が公開されました。まあ曲は公開されてるんで、自分で聞いて判断してください。

私の感想としては最後はテンポ落とさないで最後まで駆け抜けて欲しかったかなあ、というのとイントロが「SERIOUS-AGE」に似ているせいでどうもかぶってしまいますってことぐらいです。後はいつものように。今回もムービー見てませんので。
曲を一回は聞いてから読んでくださいね。

終わりの惑星のLove Song終わりの惑星のLove Song
(2012/04/25)
麻枝准×やなぎなぎ

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無敵のSoldiers

ある夜、子供たちは麻袋に入れられていた。子供たちを袋に押し込めたのは10人ほどの大人たち、彼らは生きるために誘拐、略奪を仕事とするものであった。こんな時代でも、それともだからこそなのか、そんな人間は多くいた。大人たちはいくつもの袋を運んでいた。その中には金品や食料が詰められたものもあれば、攫われてきた子供が入っているものもある。その多くは奴隷として売られるか、娼館などに売られることになっていた。
大人たちは今回の大成功に浮かれ、宴会を開いていた。奪ってきた食料を口にしながら意気揚々と仕事について語り合う。「俺の声のドスの効き具合はいつにもましてすごかっただろ。台詞を聞いただけで自分たちから金品を差し出してきたぜ」「それは俺が後ろで剣をちらつかせてたからだ。俺の演技が上手いんだ」「俺の剣さばきのおかげもあるだろ。ここらでも結構名前が広まってきたんだぜ」皆口にするのは自分の活躍。その場だけならば明るい宴。

朝になり荒れ果てた大地もまた照らしつけられた。大地には特に生物も見えず、光が射したこと以外に暗闇であった時と何も変わることがない。死んだものは何も変わらない。
ほとんどの袋が動いていた。眠らされていた子供が起きたのだろう。声を上げて暴れだす子供もいれば、何も言わず状況のままとなる子供もいた。多かったのは何もしない子供だった。暴れる子供に対して、大人たちは特に感情も見せずに袋を叩き出す。悲鳴が空気を響かる。子供たちは暴力という圧倒的な力の前に怯え、恐怖という感情が心を締め付ける。

大人たちは街に着き多くのものを売り、多くのものを買った。街で売れなかったモノの中に一人の少年がいた。次の街でも売れなかったらただの荷物として捨てられる運命にある少年だった。
次の街を目指す大人たちは普段のように野宿をしていた。何もない大地ではあるが警戒は怠らず、見張りを常に一人は立てている。少年はやはり袋に入れたままで、大人たちはこれからの計画について話し合っていた。少年はこれからの自分の命運に考えを巡らせつつも何もできないことを知っているので次第に眠りへと落ちる。


朝が来た時、そこにいたのは袋から出された少年と見知らぬ若い女性だけだった。若い女性の背はさほど高くはなかったが、少年よりは高かった。二人以外に動くものなどなかった。
「……」
周りには死んだ世界に不似合いとも言える赤い花が美しく咲き誇っていた。少年はその様子を何も反応せずただ立ちつくす。それを見た若い女性は言う。
「おまえの家はどこだ。これからどうしたい」
少年は考える素振りを見せつつ、問うてくる若い女性を見ながら答える。
「わかりません……なるようにしかならないでしょう」
その言葉は宙へと消えていった。
「おまえはこれからあたしについて来い。あたしの命令には従え。それがすべてだ」
「……わかりました」
「わかったなら街へ行こう。おまえみたいなのが一緒だと昼には着かないだろうな。ちゃんとついて来い。あたしは手伝いなどしない」
「わかりました、ついて行きます」
二人は言葉も少なく会話を終えると、街へと歩き出した。誰もいなくなった場所でも花は咲き続けた。

少年は若い女性に連れられて若い女性が拠点として使っている街へと来ていた。その街は治安もいいほうで、規模も大きく、めぐるのに半日はかかるほどだ。街の入口で若い女性は言う。
「これからしばらくの間ここで生活する。ある程度したらおまえに稽古をつけていくことになるだろうが、今はまだその時ではない。おまえは自分で選択して人間らしく生きてみろ」
「……」
そんな若い女性の言葉に少年は戸惑いつつも頷くだけだった。

街を歩く若い女性は多くの注目を集めている。少年は後で知ることになるが、若い女性はここらでは知らないものがいないと言われるほどの有名な戦士だった。賊に対しては容赦無く死を送る無慈悲な戦士として恐れられ、終いには一般人からも恐れられるほどの存在になっていた。
そんな若い女性の横に人間がいる、あまつさえ女が自分から連れているらしいという状態は多くの噂をまき散らした。「あの女は少年を騙している」「少年を愛玩目的で飼っている」「少年は生き別れの弟である」「女は隠居しようとしている」、そのどの噂も若い女性と少年の関係を正しく表してはいなかった。


二人は一軒の他と比べると大きな建物の前へときていた。そこは宿として経営をしているが、若い女性は特別な待遇を受けていた。宿からは何も干渉しない、泊まりたい時には必ず泊まることができる。彼女が戦士であることからできる、そういう契約であった。
「今日からここがおまえの家になる。さっきも言ったがしばらくは普通の生活だ。ただあたしの傍を離れるな。どんな時もだ。あたしはおまえが人質にされたとしても無視する。そういうことだ」
「……」
やはり少年は無言で頷くだけだ。言葉の内容は理解できているようだが、あまり話すということをしない。

それからの日々は贅沢としか言えないような生活だった。暖かな食事、働かなくても、何もしなくていい生活。その時間の中で若い女性は少年に生きていくことについて教えていった。身を守る知識、人間関係の作り方、悪党との戦い方、交渉の方法、だがその生活には何かが欠けているようだった。
そんな優しい生活にも終わりが来た。

「次の朝からは以前言っていたように修行を始める。そして、これからあたしのことは『師匠』と呼ぶようにしろ。そして返事は必ずはっきりと素早くだ。わかったか」
「はい、わかりました師匠」
以前とは違い、少年は言葉を発するようになっていた。普通の人と比べれば言葉数は少ないが、それは少年の個性であったのだろう。


それからの日々は過酷としか言えないものだった。若い女性はまず少年に武器として剣とナイフを与えた。剣は少年の体格からすればそれは大きなものであるが、女性は剣とナイフの両方とを常に持ち歩くよう指示した。だが剣に関しては鞘から抜くことを禁じ、簡単には抜くことができないように剣と鞘を縄で縛り付けた。
体力をつけるための修行、剣を扱っていくための訓練、模擬戦と称した動物相手の狩り、若い女性の実戦への同行、一日の殆どがそれらのための時間になった。少年には生傷が絶えず、一日の終わりには泥のように眠る日々となった。少年はその日々の中、実力を次第につけていき若い女性のサポートもこなすようになっていった。だが、人相手の刃物を使った実戦は経験してはいなかった。少年はあくまでサポートでしかなかった。
ある仕事を終えた夜、少年は若い女性に問う。
「師匠、初めにもらったこの剣はいつ使えるようになりますか。そして、いつ実戦で師匠と同じように戦えるようになるのですか」
「……そうだな。おまえも戦えるようになってきた。剣を抜くことを許可する。そして今から私と実戦形式での戦闘を行う。先に相手を戦闘不能にしたほうが勝ちだ」
「わかりました、師匠」
少年はナイフを使い、時間をかけながらも全ての縄を切った。そして、自分の力で初めて剣を抜いた。少年が剣を師匠に教わったように構えようとした瞬間、目の前には誰もいなくなっていた。とっさの勘で右と判断し、少年は剣を振る。運良くその場には若い女性がいた。だが、勘で放った軽い攻撃は難なくかわされ、次の瞬間には少年の手からは既に剣はなく、高い音と共に弾き飛ばされていた。少年は何をされたのかわからないまま、地面へとたたきつけられる。
「まいりました」
若い女性の剣が少年の首に触れ、赤い液体が剣をつたって地面へと垂れていた。少年はその状態で降参の意を示した。
少年には初めて剣を抜いたという興奮があり、同時に油断もあった。だが、例え油断がなくともこの結果は何も変わらなかった。それほどの実力差、経験差が未だ二人にはあった。
「実戦といったはずだ。今起きたことをすべて刻め。攻撃する時は相手の反撃を想定しろ今日はこれで終わりだ。この後は寝るなら寝ろ」
そう若い女性は言うと自分の寝る準備を始めていた。少年もそれに習い眠りにつく準備をする。寝ている間に襲われる危険性もあるが、何かが起きた場合すぐに対応できるような訓練は受けていた。周りにも簡単な罠を設置してある。
少年は若い女性が寝たあとも起きていたが、しばらくすると眠りについた。


時は過ぎ、少年は成長し青年となり、若い女性が買い与えた剣に見合うようになっていた。若い女性は二人組となったことで、以前よりも名が広まっていった。だが青年は未だ人を手にかけたことはなかった。少年がそのことについて聞いたこともあったが、若い女性は「今はまだその時ではない」と言うだけだった。
ある時、二人は拠点にしている街に戻ってきた。その日、二人は別々の行動をとることとなった。陽が沈む頃家に戻るという約束をして分かれていた。今少年は新しい仕事の情報を手に入れるため、街を廻っている。
青年が街を歩いていると、武器屋から怒声が聞こえた。そちらに目を向けると、先ほどの声を発した店員と思われる男が、切り裂かれる瞬間だった。切った人間は血にまみれた、武器屋の商品であったであろう大ぶりの剣を持って走りだした。
青年はすぐにその人間を追う。フードとマントを着た盗人は返り血を浴びていたので見失う危険は少なかった。剣を盗んだ人間はかなりの速さで走っていったが、青年のほうが速かった。逃げられないとみた盗人は追いついてきた青年と街中で対峙する。青年にとって実戦での一対一は初めてであったが、今までの経験のせいか落ち着きを保っていた。先ほどの走りの速さ、そして対峙している今剣の構え、どちらも間違いなく強者のものであった。
青年が構えた刃を煌めかせ、自らの速度を活かすように姿勢を下げつつ一気に距離を詰める。そして、剣により逆袈裟に切り上げる。だが盗人はその速さに怯む様子もなく、大柄な剣を使っているとは思えない速さで、青年側へと突っ込みながら半身となり青年の攻撃を避けた。盗人はそのままの勢いで剣を構え、青年の右側をすれ違いざまに一撃を与えようとする。その一撃は青年のナイフによって止められた。青年は剣での攻撃が避けられると判断するや、すぐに左手を離し剣は右手のみで振りぬいた。そして左手は腰に刺してあるナイフへと伸び、盗人の攻撃を受け流していた。
青年はナイフを元あった腰に戻し、冷や汗をかいた両手で剣を握り直す。盗人の実力は相当なものだった。少しでもナイフを抜く判断が遅れていたら、青年はかなりの深手を負っていたであろう。だがそれに対して青年が臆す様子は見せない。それに対して盗人は顔を隠しているので表情を見て取ることはできない。武器は盗んだ剣以外を持っているのかマントで体が隠されているので判断がつかない。
今度は盗人の方から攻めてきた。向かってくると見せかけて傍の店に寄ると、売っていた食料をかごごと投げつけてくる。攻撃自体は大したことはないが、それにより生まれる隙や死角が問題となる。青年はその判断を即座に行い最小限の動作で飛んでくる食料を払いのける。その隙を逃さず盗人は青年の死角から剣を振りおろしてきた。それを予測していた青年は既にその太刀筋を遮る位置に剣をのせていた。
先ほどとは違う、力と力のぶつかり合い。盗人は大柄な剣の重さと勢いを利用した上からの力、それを受け止めるのは青年の力。青年はただ力を受け止めるのではなく、体のバネを使い衝撃をうまく逃していた。衝撃の一瞬が終わった瞬間、力が拮抗した状態から一気に青年の力が上回り剣をはじき飛ばし、遥か後方へと剣は飛ぶ。
盗人は力が拮抗した時点で剣を掴む手の力を緩めていた。あえて剣を飛ばしたのだろう、すぐに腰の後ろから短刀を手にしていた。それは青年の師匠が愛用していたものと同じ短刀だった。短刀は青年の首を狙う。
青年の体は動いた。あったのは青年が盗人の腹へと深々と剣を突き刺している姿だった。

青年は倒れた盗人の顔を見る。そこにあったのは青年の師匠である人物の顔だった。
「わがままをすまなかった。おまえは殺せる、殺す側の人間だ」
それだけの言葉を青年の師匠である若い女性はかすれた声で言った。その目はうつろだったが、青年の目の方を見ていた。青年は若い女性を抱えあげようとすが、若い女性は震える手で自分の持つ短刀を青年の手へと握らせる。
「武器を持て……隙を作るな……これが最後だ……道は自分で切り開け。……ただそれだけだ」

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2012-03-07(Wed)

終わりの惑星のLOVE SONG発売日公開 そして、収録曲なども公開 3/7追記 リンク追加

終わりの惑星のLove Song終わりの惑星のLove Song
(2012/04/25)
麻枝准×やなぎなぎ

商品詳細を見る

公式が更新されたのでこっちも更新
某げっちゅ屋で公開されたり、それよりも前に公開しちゃったところがあったりしたけど、公式は夕方に更新。(Amazonに登録されるのを待っていたのだろうか?)
今回の情報は、発売日と仕様、三曲のイラスト発表、Facebookの開始の3つです。無敵のSoldierは公開されずに残念です。更新する予定ではあったみたいですけどね。

そして気になる発売日は題名通りに4月25日。思っていたより早かったですね。今一気に収録してるらしいので妥当なところでしょうか?

そして限定版と通常版の二枚が発売。限定版は3,675円、通常版は3,150円。一応注意すべきなのは限定版は2012年中にしか生産されないということですか。これはあまり気にしないでも大丈夫だとは思います。
その限定版の仕様は

・2枚組(CD+特典DVD):ミュージックビデオDVD
・特製スリーブケース付き
・全曲挿絵入り豪華ブックレット封入(期間生産限定・通常盤共通)

ムービーもちゃんとつくらしいので、ムービー気に入っていた人は嬉しいですね。ムービーもイラストも含めて作品ということでしょう。

そして気になる収録曲とその順番。さらにムービーがつく曲は。

【CD】
01. 終わりの世界から
02. ふたりだけのArk
03. Killer Song
04. 無敵のSoldier
05. Flower Garden
06. 凍る夢
07. Executionerの恋
08. 火吹き山の魔法使い
09. 雪の降らない星
10. とある海賊の気まぐれ
11. Last Smile
12. Heroの条件
13. この惑星 (ホシ)のBirthday Song

【DVD】
01. 終わりの世界から
02. Killer Song
03. 無敵のSoldier
04. Last Smile
05. 火吹き山の魔法使い
まだ公開されていないものは赤、公開されたものは青


全部の曲名が公開されたわけですが、結構妄想が広がりますね。既に公開されている曲名とイラストから想像できる世界とつながる曲もあれば、また違った印象を受ける曲名もあります。
今回公開されたFlower Garden、雪の降らない星、Last Smileの三曲にも似たようなことが言えます。今まではこの現在の地球とは違う惑星で語られる物語といった印象がありましたが、雪の降らない星では普通の風景のようです。
そして一曲目が『終わりの世界から』、最後の曲が『この惑星のBirtday Song』。終焉と始暁。ココらへんは発売してからなんか書くでしょうね。

FLOWER GARDENのイラストはふたりだけのArkと同じ七草さん。雪の降らない星、LAST SMILEは【yae】さん。最近イラストについてコメントする気はおきないのでノーコメントで。

Twitterの方で発表されましたが、Heroの条件という曲は麻枝さんと中川さんという人の共作だそうです。中川さんという人は、麻枝さんの学生時代の友人で、こちらの道に引き込んだ張本人です。この二人は昔KIMELLAというユニットを組んで曲を作っていました。そこら辺の話とかはいろいろな媒体で話されていますが、気軽に(?)知れるのは殺伐ラジオ第二回です。

収録される映像は5つですが、Flaming June公式には4つしか枠が無いので残りの一つは購入しないと見れないということでしょうか。

Facebookも開始されましたが、どんなふうに使っていくのかさっぱりです。自分はFacebookやってないというのもありさっぱりです。




丁度いいので終わりの惑星のLOVE SONG関係でいろいろ書いてる人を『勝手に』紹介。なにか書いてる人となると偏りますが、そこはしょうがない。一応自分の記事は入れてません。

"終わりの世界から" - Flaming June "終わりの惑星のLove Song" 考察その1
LoveSongを第三者俯瞰による回想録と考える
麻枝准×やなぎなぎ『終わりの惑星のLove Song』とKanon問題
「終わりの世界から」始まった破滅への恋
またですか麻枝さん
麻枝准過去作品と今作LoveSongの共通点を見出す
「無敵のSoldier」が遺した愛おしいと想う気持ち

紹介文
終わりの世界から始まるLove Song
『終わりの惑星のLove Song』 プロジェクト始動
「Killer Song」ムービー公開! 新しい『Love Song』はいかに
『終わりの惑星のLove Song』、新たに思うところ
『終わりの惑星のLove Song』 麻枝准、新章開幕。
『終わりの惑星のLove Song』発売日発表&新曲公開!

小説
killer song -語り紡がれる真実-
『終わりの惑星のLove Song』 旅の日記 プロローグ&第一章 短編 小説
終わりの世界から~旅の始まり~
Killer Song

イラスト
無敵さんとあたしちゃん
Killer Song
君を守る
終わりの世界から
やめて、あたし――――――――
リープ



そして麻枝さん関連ということでこっちも紹介。

IA/01 -BIRTH-IA/01 -BIRTH-
(2012/04/25)
IA

商品詳細を見る

ボーカロイドIAの初回限定版特典のコンピアルバムに収録されていた「tale of the tree」(Amazonではtakeとなっていますがおそらくミス)。コミケにて販売された『IA/00』に収録された「hope」のおそらくIA版が収録されます。ここでしょうかいするのですから、もちろん両方麻枝さんが作曲です。(たしか作詞も)
「tale of the tree」に関しては公式でショートバージョンを公開しています。
限定版の方にはIAの体験版もついてくるとのことで、ボカロをやってみようかという人にもお勧めなのでしょうか? このエントリーをはてなブックマークに追加
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