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2013-05-22(Wed)

特撮という文化、技術を残していくために『日本特撮に関する調査報告書』

日本特撮に関する調査報告書


特撮という文化はいつの間にか遠いものになってしまったように感じる時がある。特撮といっても自分の場合はゴジラなどの巨大生物=怪獣ものなのだが。その怪獣モノの王様といえばゴジラを誰もがあげるはずだ。子供なら誰でもゴジラのテーマが口ずさめる。毎年公開される映画を親子で見に行く。そんな時代はもう過ぎ去ってしまったのだろう。ゴジラが最後に公開されたのは2004年の『ゴジラ FINAL WARS』。もうそろそろ10年になってしまう。余談だが、『ゴジラ』の名前を冠していた松井秀喜選手も引退してしまった。さらに余談になるが「シリーズ観客動員数」では今までずっとゴジラがナンバーワンであった。だが、その記録もドラえもんに抜かれてしまった。ゴジラはもう既に過去のものとなってしまった。

『時代は変わりゆくもの。その流れを止めることはできない』当然のことだ。特撮という撮影技法や文化が廃れていくのはCG全盛期の現代ではしょうがないことなのだろう。最近ではCGと実写、CGとアニメの境目がひと目では判断できないというようなことも普通にあるようになった。調査報告書にこんな文がある。

で庵野秀明館長は、企画段階において開催メッセージの題名をあえて「さらば、特撮」として、いったん終わったものとして認識し、その上でミニチュア類を改めて美術品、工芸品、文化財としてとらえ直し、未来へ向けての提言をしたわけである。これらの公的保全をめざすとともに、後世のクリエイター志望者に対して一世を風靡した映像文化の素晴らしさと、そこにこめられた職人たちの魂を伝え、未来の映像をつくる若手クリエイターを活性化した上で継承しようというのが展覧会の主目的であった。(日本特撮に関する調査報告書 5ページより)

これは特撮博物館を開催するにあたっての言葉だ。「さらば、特撮」、なんて悲しい言葉だろう。けれど、この言葉を言っている本人が一番の悲しみを持っているのだろう。幼少期に特撮に夢をもらい育ってきた人間がこの言葉を発したのだ。特撮の衰退を止めることはできないにしても、特撮という文化があること、その文化を記録に残したいという想いからの言葉だろう。そして、それが次の世代へと伝わっていけば。

この報告書は特撮の歴史から追っていき、現状についてをまとめたものだ。特撮という物が生まれた時代について、そしてアニメ・社会との関わりについてなど内容は仔細で、読み応えがある。ただし、画像などはなく、出てくる作品名に疑問符が浮かぶ人もいるだろう。ぜひ読んでほしいものだが、軽く読めるようなものではない。この内容を要約するというのも非常に難しい。私自身に知識がないというのもあるが、重要なことだらけで、削るような部分が見当たらないからだ。ただ、第二章の「特撮」プロダクションの変遷のような、関わるスタッフについての部分は、そちらに詳しくない人は軽く読み飛ばしてもらっていいだろう。


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最後になるが、ゴジラの音楽を担当した伊福部昭さん。来年の2014年5月31日でその生誕から100年になる。それに伴い、これから演奏会などが多く開催されるはずだ。誰もが一度はなんてものじゃない、何十回、何百回も聞いたことがある曲の作曲者の演奏会だ。力強い、心を強制的に動かすような音楽。『昭和』というものを意識してしまう音楽。機会があれば足を運んでみるのも悪くはないだろう。


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日本フィルハーモニー交響楽団

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個人的なお勧めは『兵士の序楽』。私はこの曲を「聞いていると隣の人を殴りに行きたくなる曲」と評している。


舞 ― 伊福部昭の芸術3 舞踊音楽の世界舞 ― 伊福部昭の芸術3 舞踊音楽の世界
(1995/11/22)
伊福部昭、 他

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2011-08-06(Sat)

『わくわく』と『楽しさ』と『絆』とが詰まった劇場版『ゴーカイジャー&オーズ』感想

オーズ&ゴーカイジャー



『海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船』&『劇場版 仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル』の2Dを見てきました。(全部書くとかなり長いタイトルですね……)両方とも面白い映画でした。簡単に紹介すると『わくわく感』『絆』(製作者もいってますし、私も同じことを感じました)。見ている人に元気を与えてくれる作品です。興味がある人はぜひ見に行ってほしいと感じました。とりあえず、大きなネタばれはなしの感想を。

ゴーカイジャー
普段と少しノリが違っていましたが、テンポよく進んでいく展開が気に入りました。個人的に野球仮面のところのネタが好みです。あそこはちゃんとネタを消化してくれましたね。
「海賊」といえば「幽霊船」という必須ネタを上手く物語に組み込んで進められていたと思います。お約束なネタも含め、五人の絆が強調されるいい話でした。やっぱりマーベラスはかわいいやつですね。そして、周りにいるみんなそれをわかってる。(そしてルカはそれをネタにからかってる)
ロボ戦が今回ほとんどCGだったのですが、CGだから出来る縦横無尽のダイナミックな戦い方は見ていてわくわくしました。きぐるみ部分とのつながりがよくなればもっと良いものになると思います。
ただ、ゴーカイシルバーが参加してから初の映画にも関わらずシルバーがハブられる展開はちょっと気になりました。



いきなりですがAtoZに次ぐ出来の作品かもしれません(AtoZは自分の中で一番の作品)。AtoZは戦いや痛みを強調して描くシビアな作品、メッセージforダブルではハードボイルドを体現する男を描く作品、などと思っているのですが、今回は「おもしろい」作品でした(おもしろいを強調しています)。お祭り的な感じが出ていた感じがするいい物語でした。時系列的には伊達さんがバースをやっていて(~38話)、映司が紫のメダルを取り込んでいて(31話~)、アンク(ロスト)が出てこない(~28話)ので、その条件に合うのは存在しないというのは気にしない方向で。
一切事前情報を見ないで行ったのですが、正解でした。途中「え? こんなことやってくれるの?!」と驚くとともにわくわくしたイベントがありました。CMなどでも出ていますが、オーズのコンボが勢ぞろいするシーンは圧巻。誰もが一度は想像した光景がそこにありました。
で、今回の目玉ともいえる『暴れん坊将軍』松平健さん。映画に迫力と説得力を持たせるいい役どころだったと思います。殺陣はさすがとしかいいようのない仕上がり。かなり上手くいったコラボだったと思います。
途中悪い意味で「え?」となるシーンがあるかと思いますが、心配なさらずに。ここはかなり上手い脚本だと思いました。どんでん返しが気持ちよかったです。
新コンボの魅力はコンパクトにまとめられていていいですね。こういう劇場限定なものってたまに無理やり感があったりするので。新ライダーの扱いもよかったです。AtoZの時の映司のセリフを覚えていると今回のフォーゼのセリフに感動しますよ。今回の共演はバトンタッチをしているようにも見えて面白かったです。オーズの後に始まるフォーゼはどうなるんですかね。今回見た限りだと主人公がなかなかにいいキャラなので期待です。
EDまで面白いというのは意外でした。曲はもちろん面白いのですが、映像の方も凝っていていいですね。この方法を取り入れても大丈夫な作品でしたね。これから見に行く方はお楽しみに。
作品としてはとてもよかったのですが、今のオーズの状態を考えるといろいろ複雑な思いがありますね。これからどんな展開なのか心配です。
ライダー40周年記念で最後にMOVIE大戦をやるようですが、今回のレベルの出来を期待します。


今回の劇場版は、普段テレビで見ている人にはぜひ見に行ってもらいたい作品でした。
それとやっぱり使い古された手法ですけど作中でOPを流すっていうのはやってほしいと強く感じました。 このエントリーをはてなブックマークに追加
2011-04-07(Thu)

劇場版ブレイクブレイド応援中

※この記事は4月まで一番上に表示されます※

劇場版ブレイクブレイドとは全六部作の映画です。去年の5月から第一章が公開され、現在第五章まで公開されています。

GIGAZINE様のほうで紹介記事が書かれています。私が紹介記事を書くよりもはるかにいいのでそちらを(リンクは第五章の説明なので注意)。

ぜひPVを見てください。(第五章予告)




これを見て何か感じた人はぜひ<公式サイト>


劇場作品ですが
バンダイチャンネル、PSネットワーク(PS3)・Zuneマーケットプレース(X-BOX360)などでも配信されていますのでぜひ。
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2011-04-01(Fri)

「オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー」感想

それなりに面白い映画になっていたと思います。ただ、深く考えるとどうしても齟齬が出てしまうので、そこは考えないほうがいいですね。勢いに任せて見ていったほうが楽しめるでしょう。

個人的な見どころは、一号二号の戦闘シーンですね。今ではなかなかない、格闘だけによって構成される戦闘。なかなかいいもんですよ。
他には当然全ライダーの集合シーンや、手紙のシーン、群衆のシーンもいいですね。

全ライダーが集合する映画としては、ディケイドがありましたが、あの映画とはまた違った演出や楽しい部分があるかと思います。


前から思っていたことですが、始まるときにライダー特有の音が流れるというのはいいですよね。あれで一気に作品に入っていける気がします。

パンフについているDVDにはメイキングが収録されていました。メインの登場人物+Wの二人の簡単なインタビューでした。ただ、子役の方は登場しませんでしたね。

続きはネタばれを含みますので注意してください このエントリーをはてなブックマークに追加




えー、個人的なことですが私は今回の映画にエキストラで参加しました。その撮影は1/24だったんです。超絶寒いのに、春の恰好で来てくださいという指定があったのです。今回の映画でよかったのは、春設定に意味があったことです! 苦労が報われたああああ! そしてEDのクレジット! エキストラとして参加した人たちで仮面ライダーを形作るとか、ライダーの歴史の一部ということを強調する形にしてくれたというのは感謝です! エキストラ体験記はこちらで。


では、内容に関していろいろ言っていきたいと思います。
ちょっと不満がいろいろとあるのですが、とりあえずラスト付近。まず、ショッカー首領にオールライダーが手も足も出ないシーン。あれは嫌だ、かっこ悪すぎる。あれだけヒーローがいて特に何もしないでぼこぼこにされるというのはさすがに……。そして、タマシーコンボが普通にあっさり倒しちゃうというのも……かっこ悪い。さらに岩石大首領が出てきて他の幹部が巻き込まれて倒されていく言う展開もかっこ悪い。仁王立ちしたままただ突っ込まれてやられるラスボスというのもかっこ悪い。ラスト付近でいきなりこれだけかっこ悪いと思えるものがドカドカ出てくるので、見ていてテンションが下がってしまった。EDに関してはノーコメントと言いたくなる気分。


ラストに関してですが、いいことを言ってるんですけど、あの世界は修正すべきじゃないかという考えが強いです。あの世界はいろいろなものを失ってしまったのだから。それと、アンクの扱いについて。当然ですが、アンクの行いのせいで何人も死んだ人や苦しめられた人、悲しんだ人がいたはずです。それを「コラッ!」の一言程度で済ませていいようなものじゃないと思います。(子供に見せるものとしては少し「あれ?」と思わないでもない。けれど、子供はそんな気にしないのかな?)


では逆に良かった部分を
とりあえず、子供たちが重要な役どころについて戦闘を見守るというのは良かった。子供がいる、頑張るというのは見ていてわかりやすいし、ぐっと来るものがある。群衆でのオーナーの演説も同じくグッとくるものがあった。まあなんといっても一号二号の活躍がデカイ。ひたすらかっこいいよ、あれは。自分の身を省みずに人々を助け、一度は敗れた相手にも自分たちでしっかりと決着をつけている。あれはヒーローだよ。



余談
サブのライダーが登場するシーンは突っ込みどころでした。「おまえら来るな!」って言いたくなるような奴らが何人かいましたからね。
すごく気になるのは、シンは最後バイクに乗っていたのか? 乗っていたとしたらそれはいったいどんな感じだったのか? とてもとても気になります。

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2011-03-26(Sat)

劇場版 ブレイクブレイド 第六章 慟哭ノ砦

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ブレイクブレイド……第一章公開から一年ほど。私はBS11で放送されたときから興味を持った者ですが。終わりが訪れましたね。


ということで、池袋でやったブレイクブレイド一挙上映前夜祭に行ってきました。ネタばれなしの感想から。


最後まで圧倒される物語でした。一言でまとめると上にあるライガットとデルフィングが写っている絵のようでした(言葉じゃないし)。なんというか、一章から五章までを踏まえて、ここにきてアニメスタッフの想いによって作り上げられた作品になった感じがします。個人的に二次創作感がバリバリですが、「これでいいんだ!」と思わせるようなものでした。もう、ここまで来れたことがすごいと感じてしまいます。

映画館は最高ですね。音がもうビリビリと伝わってくる。興味のある人は絶対に劇場で見ることを強く強くお勧めいたします。

舞台挨拶で見どころを解説していたのでそれも書いておきます。

総監督のアミノテツロさん「どのキャラクターも最後に何かがある」
監督の羽原信義「雨のビノンテン。今までとの違いを感じてほしい」
プロデューサーの大河原健さん「市街戦。爆発しないということ」

一視聴者である私が思う見どころは「ライガットの見ているものと、表情の変化」ここです。それと、ロボットもののお約束があったり、少年少女だけが戦うのではない魅力。

ブレイクブレイドという劇場作品があったことを忘れない。

完全にネタばれなんですけど個人的にはこれを知っていたほうがいいと思うことがあるので反転させて書いておきます。見るも見ないも読んでいる人の責任です。
表面的にはほとんどの問題や伏線を無視した結末となっています。これを知っていることで見えるものが違ってくると思います。

ネタばれありの普通の感想はは続きからです このエントリーをはてなブックマークに追加










最後に付け加えるセリフは「始まるんだ、ここから」ですね。きっと多くの人がこの言葉を思い出していたと思います。


圧倒的な物量。印象としては丸々戦闘をしていたようにも思える最終章。最後の力、デルフィング第五形態。あの戦い方をグワングワン動かして、なおかつ泥臭さのようなものを見せながら描ききったスタッフに最高級の感謝を。

夜、朝焼け、雨と変わっていく背景にも大切な要素。ここでも圧倒的なものを感じさせる。

OPは最後ということで一部変更あり。そのカットは最終章らしくOPの強さに拍車をかけていた。(第四章で変わるっていっていたのはこれのことだったんですね。どうせやるなら最後でということで今回やったそうです。)

アニメオリジナルの結末ですが、個人的には一つの作品にするならもっと初めのほうからいろいろいじったほうがよかったんじゃないかなって思っていたり。スタッフの熱意がこもりすぎちゃって、ちょっと外れちゃっている感じもする。この結末ならばもっといじっといたほうがいい部分はあった気がするんだよなあ。

細かいことを言えば、ガンダム00と違った意味で戦闘が把握しにくかったり、作画が崩れてるのかな? と思うようなところもあったけど、あの怒涛の雰囲気で気にしないレベル(後で見たパンフのライガットが気になる。ライガットっぽくない)。BDでさらなるクオリティアップをお願いします、と地獄の言葉をつむいでおく。期待してますよ!

(パンフレットのインタビューで言ってる第五章の見張りってアレですよね、あのみんなで食事をとっている時後ろのほうの高いところにいる人たちのこと。今回の上映で気が付きましたよ。パンフレット読む前にですと言っておく)

市街戦が始まり、雨が降り、日常を重ね破壊されていく様子には胸を締め付けられるものがあった。慟哭の砦、その涙は雨となって降り注ぐ。その涙にうたれるも、何も気がつくことのない登場人物。ただ、その雨にうたれた者は、戦いが終わった後それぞれ思う何かがあったはずだ。



一輪の花として――



登場人物の何人かについてそれぞれ感想を書いていきます。


ライガット
第五章で問われたこと「なぜ戦うのか」、自分をかばって死んでいったジルグ、そして最後の言葉。折れかけていた心を救ったのは、今まで生き見ていたことにすぎなかったのだろう。結局ライガット自身の口からは戦う理由は一切は語られなかった。見つけたであろう理由はどこに。
理由はきっと生きて、感じたことすべてではないだろうか。感じてきたことすべてを守ろうとした。だから最後の戦いでは逃げず、無駄なことは切り捨て、泥にまみれ傷つき這いつくばりながらも戦いをやめなかった。『守りたい』というただ一心で。
最後は泣きながら敵を討つしかなかった。当然あの姿にはジルグも重なっていただろう。それでも討つしかなかった。それは自分を撃ってくる。殺すまで殴ってくる。そして仲間まで殴り続ける者であったから。
そして戦いは続いていく。悲惨と多くのものが理解していても。その流れはやむことがない。そんな中でも希望を見つけ、守り、抗い続ける。


シギュン
ライガットを約束を守って戻ってくることを信じる姿は……。想いを守り続ける。見るものは自分で決める。
守る意思は全て大切なもののため。硬い想いでできたものは、決して砕けることを知らず。ただそこにあるだけで力を与え、守るものとなる。
ライガット、ホズルとの関係は結局明かされることがなかったですね。


ホズル
運命に抗うことに一人苦悩し続けた人。戦うという選択になった場合いずれこうなることはわかっていただろう。それを知りつつ自らの目で変わった国を見つめる姿が印象的だった。彼自身戦いの波にのまれながらも必死に対抗してきた。結果がどうであれ抗い続けた。見ているものはやはり大きく、大切なものも大きく、だからこそ支えてくれる友を思った。


ゼス
出番少なかったですね。見れたのは元気なところと、妻と娘に対しての愛情と、クレオを仲間を思う心。ゼスが見ていたクリシュナは、ライガットたちは。彼の「これから」は「想い」は、守り伝えていけるのか。


クレオ
戦いを嫌うも戦う決意をした。だが、戦ってる相手を知り、戦いがもたらしているものを知った。見たこと知ったことを持って、シギュンとの無言の約束を胸に帰った彼女はどこに。
こんな時代にありながら、純真さを持ったその心。


バルド
ライガットに羨ましさを感じていた気がする。いろいろなものに縛られている今の自分と、自由に生きているように見えるライガット。そして、今を生きる若者を守りたい、自分たちが争いに巻き込んでしまったものを助けたい、自分の凝り固まった考えに切れ目を入れてくれた者を救いたい。
息子であるジルグの最後の言葉は届いたのだろうか……(バルド宛てでなかったとしても)


ナルヴィ
戦う意味はことがトゥル将軍に認められ、助けていきたい守っていきたいというものだった。育ててくれた感謝なのか、生き方への憧れなのか、それはトゥル将軍が亡くなった今、彼女自身が見つけていかなければならない答えである。きっと見つけられる、ライガットを救いたいと願った彼女なら。自分と向き合えればこれからも見えてくる。助けてくれる仲間もいる。


ナイル
戦争という時代にありながらも、気楽さを忘れない憎めない人間。自分の命の大切さを知るとともに、兵士としての生き方も知っていた。辛いこともあるだろうが、それを受け入れて『今』を生きていくしかない。それをただ実行していたかのような人。


ジルグ
出番は少ないながらも敵味方問わず多くの影響を残し消えていった。彼の残した最後の言葉は何だったのだろう。ライガットへの言葉だったのか、それとも誰か違う人物なのか、それともこの世への恨みごとなのか。


サクラ
ここにきて目立つ出番が来ましたか。近衛大隊長ですから自然な話ですが。ゴゥレムの山を登る際、死んでいった者たちに対して謝っていたのがサクラさんらしい、優しさを持った強い人というのが表れていた気がする。守りたいもの、守るべきものを見失わずひたすら向かっていく姿は英雄のようでした。力が及ばない中、弟子といっていいライガットが戦いを受け継ぐシーンはぐっときました。


ボルキュス
この物語の『敵』であった人間。だが、彼はいったい誰だったのだろうか。最後に残した言葉は娘へのもの。ちゃんと笑ったのは戦いのときと、娘の前だけだったように見えた。自分の予想もつかないこと、より効率的な戦い、それらにしか興味がなくなってしまった人間だったのだろうか。ただそれでも家族に対する愛情は持っていた。「戦いがなければいい人なんですけどね」といった人間なのかもしれない。
我々の理とは違う者、最終的にライガットをそう評していた。だが、それは違うと思う。ライガットのような人間は他にもいた。ただ、それを伝えるすべがなかったのだ。デルフィングという力によって、ボルキュスの計算を狂わし、それはボルキュスに伝えられた。だが、ボルキュスはライガットを特別視しただけであった。
彼の敗因は『こだわってしまったこと』。今までどおり、ただ計算で戦闘をこなしていけば負けるという結末は訪れなかったのかもしれない。計算を狂わせたことに対しての興味か、それとも……。


イオ
彼が生き残ることとなったのはなぜだろうか。それは、今までどんな時でも人として大切なものを忘れなかったからだろう。ただ、ニケが殺されたことで、一度忘れかけてしまった。そんなイオを救ったのは、殺さず情けをかけたナイルだった。今までの自分の生き方に結果的に救われたのだ。やはり、最後の戦闘での生と死の差は戦いに生きてしまったのかどうかの違いな気がする。


レガッツ
新たな時代を歩む者。戦いに染まらず優しい心を持っていた少年。ラストのレガッツの足と溝と血の構図は印象的。一人で歩く強さを持ち、魔力がなくても生きていく術を知っている。たくましさ、希望。レガッツがライガットの救いにもなったのだろう。



今度原作のマンガを読んでいきたいと思います。以前から読もうと考えていましたが、劇場版が終わるまで待っていたので。また、違う物語を

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2011-03-23(Wed)

ブレイクブレイド一挙上映イベント開催

地震の影響によりかなり急なことなので、私のブログでも微力ながら宣伝をしようと思います。詳細などは<公式ページ>で必ずご確認ください。


ブレイクブレイドは全六章に及ぶ連続短編アニメ映画です。今回その第一章から第五章までの一挙上映が決定しました(池袋のみ第六章も)。今まで見たことがない方も、いいチャンスです。見て損はない映画だと思います。池袋では誰よりも先に結末を見ることができます。時間がある方はぜひ見に来ることをオススメします。


開催される劇場は東京、長野、静岡、静岡、大阪、広島、熊本、沖縄の8か所。沖縄を除いた7か所は3/25開催です(沖縄のみ4/15)。池袋では第六章まで上映されるとともに、アミノテツロさん(総監督)、羽原信義さん(監督)、大河原健さん(プロデューサー)による舞台挨拶もあるので要チェックです。


池袋のチケットの販売はややこしいので、しっかりチェックしたほうがいいです。ぴあでの販売は明日、木曜日のみ。窓口での販売は上映当日のみとなっています。(他の劇場については不明)


また、池袋では前夜祭の次の日である3/26に初日舞台挨拶があります。こちらの登壇者は保志総一朗さん(ライガット役)、斎藤千和さん(シギュン役)とメインのお二人となっています。お二方のファンは見逃せないですね。こちらの販売も明日(木曜日)からとなっています。


一ファンとして、多くの方が来場し、楽しんでくれることを祈っています このエントリーをはてなブックマークに追加
2011-03-06(Sun)

スーパーSF日本特撮映画大会 平成ガメラ3部作 感想

池袋で行われた平成ガメラ三部作の上映会に行ってきました。上映前のトークショーでは樋口さんがかなーりいろんなことをぶっちゃけてましたね。さらにガメラ3の前にまた出てきて当時のことについて語ってくれました。素晴らしいサービスありがとうございました。





作る予定だった樋口特技監督のトークのレポですが、樋口さんは内容を書かれるのを望んでないようなので書くのをやめます。ただ、一部だけ。

・俺が見て面白いものを作ったから、この場にいる誰よりも俺が一番楽しんでるから。
・(ガメラ2の話)レギオンが地中から出てくるシーン。リフトを使ってレギオンの着ぐるみを着た人をセットよりも下にして、地面を作った。この作業に10時間ぐらいかかるから、アクターの人におむつを履かせて撮った。本番撮り終わった後、アクターの人は漏らしてなかったけど、せっかくだからということでおむつを使った。



では平成ガメラ三部作の感想に行きます。特撮についてよく知らない20歳の若造ですが……と予防線を張っておく。
私は初めて映画館で見れました。ガメラ公開時は5歳ぐらいだったので……。個人的な感想としては3>2>1です。これは、見る人の年代とかで変わってくるような感じがしています。
1、2、3と続けてみると技術の進化がはっきりと見えてきますね。それと、シナリオの変遷も。


ガメラ
第一作目。いろいろ技術が完成されてないと感じてしまいますね。できるだけぶつかり合うところを見せていなかったり、火球を吐くところ、火球が直撃するところ、いろいろとごまかしているような気がしました(それが悪いというわけではないですが)。それでもシナリオは迫る恐怖や人間の業をしっかり描けてると思います。


ガメラ2
一年後に作られた第二作目。シナリオは完成されてますよね。忍び寄る『何か』、対抗する人間、守るガメラ。自衛隊の発するセリフは一言一言に重みがあり、危機感や現実を演出している。技術も上がっていたるところにCGが使われ、スピード感も出てきている。力に満ちあふれた作品と感じます。レギオンが戦車隊を吹き飛ばすときの爆発はやっぱりすさまじいですね。


ガメラ3
今までと打って変わってボーイミーツガールのような要素が入ってくる。さらに雰囲気も今までのような現実が下地にあるような感じではなく、神話や不思議な雰囲気をまとい何か分からないような魅力が出てくる(私はその感じが好きです)。戦闘ははっきりと、渋谷、空中、京都と三つに分けられます。渋谷の戦闘シーンは圧巻です。渋谷の街が戦場となり破壊されて行く様子が生々しく描写されている。火球が直撃したギャオスの肉塊が落ちてくるのは怖い。空中戦はCGの魅力。飛ぶイリスの美しさ、綺麗に流れる雲、これは今までになかった魅力ですね。打ち切りみたいなラストですが、私はこれでもかまいません。
朝倉美都と倉田真也はいいキャラです。特に倉田の目線が。




シリーズ通してですが、人間を強く描いてますよね。ガメラたちはあくまで力であり、恐怖であり、怪獣。そんなことを感じましたかね。 このエントリーをはてなブックマークに追加
2011-02-26(Sat)

『攻殻機動隊 S.A.C. SSS 3D』試写会レポ+感想

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2/25深夜、新宿バルト9で行われた世界初オールナイト完成披露試写に行ってきました。合宿からそのまま試写会で疲れていたので、変な所があるかもしれません。

大まかなことはここでわかります
公式の配信はこちら

神山監督の舞台挨拶、『攻殻機動隊 S.A.C. SSS 3D』の3Dの感想、本編の感想の順に書いていきます。攻殻カフェには行っていないので何もかけません。


神山監督の舞台挨拶
箇条書きで書かせてもらいます。もしかしたら公式で配信されるのかもしれません。本編を見る前に舞台挨拶を聴いた人と、見た後で聴いた人がいるのですが、私は本編の前に聞きました。
・1:17舞台挨拶開始。
・このイベントはTwitter、ブログ、facebook、いろいろな所に書いてかまわない。書くことが指令です。
・バルト9を貸し切って全世界初の3Dを公開できてうれしい。人が集まるのか心配だったけど、7000人もの応募があってよかった。
・どこから来たのか観客に聴いて、大阪から来た人もいた。
・今回の『攻殻機動隊 S.A.C. SSS 3D』は見る人を電脳化する3Dということで、最初だけ飛び出してくるような3Dとは違います。最初から最後まで飛び出してきます。
・攻殻機動隊と3Dとの親和性があると思います。
・この作品は今の世の中を予見して作ったというわけではなく、大人でもフィギュアを買い続けるようなライフスタイルが続いていたらこうなっちゃうんじゃないかと考えて作った。
・きている方は若い方が多いようですけど、SSSを見たことがないという方は?(数人?が手をあげる)
・リメイクということだったけど、反応があって嬉しかった。「新作は?」といってくれる人もいて、それも嬉しかった。
・SSS 3Dをどれくらいの人が見てくれるかで次のチャンスが来るかもしれません。
・今回の3D化にあたって、ブレーミング?(最後の修正)、3D用の音響、3D眼鏡をかけた際の色、ここら辺を調整していった。
・(作っている時にキャラに感情移入するかとの質問に)1stの頃は荒巻課長だった。過去が明かされていない人なのでどういう人生を送ってきたのか考えていった。過去のない人物を作るのは難しい。2ndのころは少佐。SSSではトグサ。
・声優の方々が「もっとかっこいい出番を」といい声で攻めてくるので大変だった。SSSでは全員に出番があるように気を使った。

・もう一つの指令、SSS 3Dと同時上映される作品の宣伝。神山健治監督 短編新作『Xi Avant』(クロッシイ・アバン) 同時上映決定!
・PVが流れる。(背景が出てきたぐらいなので、書けることはありません)
・NTTの次世代サービスが普及した世界を描く?3分半ほどの短編。

・最後にパンフにのせるための写真を撮って終了。



3Dの感想
攻殻と3Dの相性はいいですね。見る人を電脳化する3Dといううたい文句は間違ってません。新作のOPは3Dの魅力が詰まっているように感じます。画面に引き込まれるというか、沈んでいくような感覚が味わえました。
ただ、普通の手書きだけのパートは特に3Dになっても変わっていないように感じました。それと静止している時はしっかり見えるのですが、映像が動いている時はどうもぶれて見えます。私は眼鏡をかけているのですが、その上に3D眼鏡をかけていると重くて疲れました。上映終了後は軽く痛みを感じるぐらいでした。


SSS 3Dの感想
私が書く感想は常に問いかけのような形なのですが、この映画自体が問いかけのようなものなのであまりうまくかけません。何年か前に一度見たのですが、その時はあまり理解できませんでしたが今回はしっかり理解できました。やっぱり一番の名シーンは後半の自殺シーンですね。
すごく疲れた状態だったのに、見ていて眠くならないというのはこの作品のすごさを体験できました。(いい方は悪いですが)たいしたことが起きるようなわけではなく、思いっきり引きこまれるようなものでもないのに、じっくり落ち着いて見られる映画でした。
まあ、見てください。そして考えてください。今の社会や人間では解決できないことなのかもしれませんが考えてください。映画の内容が理解できなかったというのなら簡単に説明しますよ。


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kaiIMG_3609.jpg このエントリーをはてなブックマークに追加
2011-02-11(Fri)

スーパーSF日本特撮映画大会 ガメラガメラガメラ

スーパーSF日本特撮映画大会 平成ガメラ3部作
日時:2/26(土)22:30~4:50
場所:新文芸坐(池袋駅東口徒歩3分 詳しくはこちらを)
値段:一般2200円、友の会・前売2000円
内容:トークショー(樋口真嗣さん(特技監督)(Twitter)、聞き手:友井健人さん(映画ライター))
   平成ガメラ三部作上映ガメラ 大怪獣空中決戦ガメラ2 レギオン襲来ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒



素晴らしい内容ですね。行きましょう、ぜひ行きましょう。見たことがない人にもお勧めできます。値段もそれなりなので大丈夫(何が?)。特撮は、特に怪獣映画は、映画館で見たほうが確実にいいです。


劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-を面白いと思ったかたはぜひ見てみてはいかがでしょう。あの映画はガメラをモデルにしたのではないかと思える部分もたくさんあります。楽しめるはずです。


あの平成ガメラが三作一気に見られ、特技監督の樋口さんのトークショーまでついてくる。行くっきゃない。

私は一度もスクリーンで見たことがないのですが、とても楽しみです。10年以上も前の作品がこうやって上映されるというのは愛されてますね。最近ではドリパスのほうで上映もされていましたが、今回は三作品全部です。

楽しみだー!!!

平成ガメラ Blu-ray BOX平成ガメラ Blu-ray BOX
(2009/08/28)
伊原剛志、永島敏行 他

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つい先日までゴジラも上映していたんですよね……見に行けなくて残念です(知ったのがつい最近なので)。どなたか特撮の(特に怪獣系)情報をまとめている場所があれば教えてください。さがしたのですがどうにも見つからないので。 このエントリーをはてなブックマークに追加

宮人さま、ごめんください。突然コメントを差し上げ、大変恐れ入ります。 byガメラ医師
 はじめまして。 私は、上記のTBを致しました「ガメラ医師のBlog」管理人のガメラ医師と申します。映画ガメラに関する情報収集Blogを更新しており、こちらの記事には「ガメラ」の検索から参りました。
 拙Blogでは従来より、「新文芸坐2月のガメラ上映会」に関する記事情報をまとめておりまして、この度2月14日付けのj上記TBの更新、
「ガメラ:11年2月の上映・配信情報(続報) 2011/02/14」
中にて、こちらの「日本特撮映画大全 平成ガメラ三部作」上映会の情報を紹介させて頂きましたので、ご挨拶に参上した次第です。差し支えなければ拙Blogもご笑覧頂ければ幸いです。
 長文ご無礼致しました。それではこれにて失礼します。

Re: 宮人さま、ごめんください。突然コメントを差し上げ、大変恐れ入ります。 by宮人(みやと)
>  はじめまして。 私は、上記のTBを致しました「ガメラ医師のBlog」管理人のガメラ医師と申します。映画ガメラに関する情報収集Blogを更新しており、こちらの記事には「ガメラ」の検索から参りました。
>  拙Blogでは従来より、「新文芸坐2月のガメラ上映会」に関する記事情報をまとめておりまして、この度2月14日付けのj上記TBの更新、
> 「ガメラ:11年2月の上映・配信情報(続報) 2011/02/14」
> 中にて、こちらの「日本特撮映画大全 平成ガメラ三部作」上映会の情報を紹介させて頂きましたので、ご挨拶に参上した次第です。差し支えなければ拙Blogもご笑覧頂ければ幸いです。
>  長文ご無礼致しました。それではこれにて失礼します。

紹介、コメントありがとうございます。これからちょくちょくそちらのブログを拝見したいと思います。なかなか自分では特撮方面の情報を集められないので、とてもありがたいです。

まとまりがなく、適当な記事ばかり書いていますが、これから何かあった時はよろしくお願いします。

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2011-02-03(Thu)

劇場版ブレイクブレイド第三章BDレビュー

ブレイクブレイドの初回版Blu-rayのレビューです。

第三章のキービジュアルのスリーブケース
kaiIMG_3529.jpg
右は入っている内容が書かれた紙です。


中身
特製ピンナップジャケット
kaiIMG_3530.jpg
装甲に包まれたデルフィング第三形態とライガット。力に満ち溢れたような絵ですね、惚れ惚れします。


それを開けると
kaiIMG_3532.jpg
右上は特製BOOKマーク。右下はライナーノート。ライナーノートはパンフレットの内容を再構成したものとなっています。
左の大きなものは劇場公開時のパンフレット。劇場ではまだ販売しているかもしれません。


サントラCD.Ⅲと本編BD
kaiIMG_3531.jpg
サントラに収録されているのは8曲。第五章の予告に使われている曲がとても印象的で、力で屈服させられるような感じです。音楽だけをじっくり聞く機会がなかったのでよかったです。聞いてみると音楽がブレイクブレイドを支えているということが伝わってきます。

BDの収録内容
オーディオコメンタリー
原作者の吉永 裕ノ介さん、アミノテツロさんがすごいという話。今回はメカデザの柳瀬敬之さんが来ているので、そこら辺について語ってくれていました。

ピクチャードラマ「クリシュナ9世、御前試合」
中村さんゴゥレム乗れてよかったですね。ピクチャードラマなので動きはないですが、ゴゥレムの重厚な感じはそのままなのでいい感じです。国王専用ファブニルはこのためだけにデザインされたそうですが、国王の威厳を感じさせるかっこよさ。音楽もそのままなので楽しめます。 このエントリーをはてなブックマークに追加
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