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2016-12-12(Mon)

VJプロフィール 出演履歴

0044_original (1) - コピー


2014年2月からエロゲVJを始めました。TOKYO ERG SUMMITレギュラー、E.R.G.Music Kitakantoレギュラー。あくまで趣味の範囲で継続中。
最近は動画を自分で作ることにも挑戦中。事前に相談していただければ、いろいろ出来るかも? 相談お待ちしています。

Twitter・連絡先
@miyato10
@miyato102
上のアカウントは普段使っているもののため鍵をかけていますが、下は公開・告知用のため鍵はかけていません。自分のツイートを見ている人を把握するために鍵をかけているので、フォロー申請いただければ基本的に承認しています。鍵をかけたり外したりしてますが、基本的に両方鍵なしになりました。また、リプライやDMは両方チェックしているため、どちらに頂いても問題ありません。オファー等はこのブログにコメント頂いても大丈夫です。
居住地は2014年12月から栃木になります。東京のイベントにレギュラーがあることもあり、関東圏の遠征出演は問題ありません。それ以上となると、場合によります……。

好きなエロゲムービークリエイターはsleepwalker(最近エロゲ系作っていないので悲しい)、神月社さん。ベストエロゲムービーは『はるまで、くるる。』。他エロゲムービーに関してはカテゴリの『ムービー』にいろいろ書いてあるはずです。

好きな音楽はロック、エレクトロの二本柱。(と言いつつ、他の柱もあるんだなー)

動画置場
Youtube
イベントで使った動画や、適当に練習で作ったものを置いておく場所です。

所持機材
VirtualDJ(使用ソフト)
Traktor 2
CMD Micro×2
nanoKONTROL 2
nanoPAD 2
DDJ-SB2

今後のVJ予定
10月 8日(土)TOKYO ERG SUMMIT VOL.29@渋谷LOUNGE NEO
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過去のVJ歴
2016年
7月31日(日)『TOKYO ERG SUMMIT VOL.28』@渋谷LOUNGE NEO

7月 3日(日)『E.R.G.Music Kitakanto Vol.6』@LIVEHOUSE KENT

5月15日(土)『しもつけ†聖戦 4th Anniversary 野外Special!』(遊びに行ったはずが急遽出演。機材等借り物で、ぐんにょり野郎さんのターンのみのVJ)

4月16日(土)『TOKYO ERG SUMMIT VOL.27』@渋谷LOUNGE NEO(LIVE SIDE一部、DJ SIDEラウンジ)

4月 9日(土)『√FLAG’S Vol.1』@MOGRA

2月20日(土)『TOKYO ERG SUMMIT 4周年』(DJ SIDEラウンジ)@渋谷LOUNGE NEO

2015年
12月19日(土)『TOKYO ERG SUMMIT VOL.25』(DJ SIDEメイン)@渋谷LOUNGE NEO

11月23日(月祝)『E.R.G.Music Kitakanto Vol.5 2nd Anniversary!』@LIVEHOUSE KENT

10月17日(土)『TOKYO ERG SUMMIT VOL.24』(DJ SIDEラウンジ)@渋谷LOUNGE NEO

8月29日(土)『TOKYO ERG SUMMIT VOL.23』(DJ SIDEラウンジ)@渋谷LOUNGE NEO

4月18日(土)『TOKYO ERG SUMMIT VOL.21』(LIVE SIDE & DJ SIDEメインフロア)@渋谷LOUNGE NEO

4月12日(日)『E.R.G.Music Kitakanto Vol.4』@Bar granma

2月21日(土)『TOKYO ERG SUMMIT 3nd Anniversary』(ラウンジ)@渋谷DESEO

2014年
12月20日(土)『TOKYO ERG SUMMIT VOL.19』(ラウンジ)【パーティースナップ】@渋谷DESEO

11月22日(土)『Pink Circuit Vol.6』@渋谷nagomix

10月18日(土)『TOKYO ERG SUMMIT VOL.18』(ラウンジ)【パーティースナップ】@渋谷DESEO

9月20日(土)『Pink Circuit vol.5』(メインフロア)@渋谷DESEO

8月9日(土)『TOKYO ERG SUMMIT VOL.17』(ラウンジ)【パーティースナップ】@渋谷DESEO

6月21日(土)『TOKYO ERG SUMMIT VOL.16』(ラウンジ)【パーティースナップ】@渋谷DESEO

5月17日(土)『TES_LIVE VOL.1』(メインフロア)【パーティースナップ】@渋谷DESEO

4月19日(土)『TOKYO ERG SUMMIT VOL.15』(ラウンジ)【パーティースナップ】@渋谷DESEO

2月15日(土)『TOKYO ERG SUMMIT VOL.14』(ラウンジ)@渋谷DESEO

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2016-04-27(Wed)

B.G.M Live!!2016セトリ予想 #bgm_live

真面目に予想している時間がちょーーーーっと足りないので、クオリティ低めの予想となります。いつも書いてる前説もカット。ということで、予想については下を読んでください。



橋本千明 from ハルセカンド
◎ O.K. all right(おとなり恋戦争!ED/シュガーハウス)
○ すい~と☆ちゅーりっぷ(ロリポップファクトリーOP/Galette)
△ 283ロケット(彼女が俺にくれたもの。俺が彼女にあげるもの。ED/onomatope*)

活動初期から知っているので、いろいろと感慨深いものがあるハルセカンドの出演。ハルセカンドは橋本千明さんと、クサノユウキさんの二人のユニット。どんなユニットなのかは見たほうが早いので、説明は割愛。歌以外にも何かやってくれるんじゃないかと個人的には期待しています。
初めての大きなステージということで、やはりここはデビュー曲や定番曲が順当でしょうか。それと自分が好きな曲も入れたものが予想曲となっています。『283ロケット』は「つばさろけっと」と読みます。

B.G.M Live!!当日に物販でハルセカンドのCDアルバムが出るようなので宣伝。

MiLO
◎ VAMPIRE FLOWERS(love,VAMPIRE FLOWERS OP/COSMIC CUTE)
○ レディビート(こいなかlovers ED/eRONDO)
○ Escort Tiara(姫様LOVEライフ!ED/Princess Sugar)

ライブ当日は『VAMPIRE FLOWERS』声だして盛り上がろうな2016。一度ライブで聞きましたが、声だしてノるのがとても楽しかった! 『VAMPIRE FLOWERS』は今のところGWAVE 2015 1stにしか収録されていないので、プレミア化する前に入手しておいたほうがいいですよ。
MiLOさんは『VAMPIRE FLOWERS』がエロゲデビュー曲なのですが、ゲームの発売日が2015年の5月末のため、ほぼデビュー1年ちょうどということになりますね。本当に新人感。これからの活躍に期待ですね。 このエントリーをはてなブックマークに追加


Astilbe x arendsii
○ つよきすFESTIVAL(つよきすFESTIVAL OP/きゃんでぃそふと)
○ SECRET CAFE(アンゲネームプラッツOP/ヘクセンハウス)
○ hIKArI(罪ノ光ランデヴーED/minori)
△ desire hexagram(珊海王の円環OP/エウシュリー)

去年のAyumi.さんバースデーライブにて、Ayumi.さん=オリヒメヨゾラさんという衝撃の事実(???)が明かされ、『悠久のcadenza』を歌唱しましたが、期待しても良いのでしょうか?(と言ってもあれが特別だったと思うので、予想にもオリヒメさんの曲は入れてません)
改めて最近のAyumi.さん歌唱曲を聞いてみると、甘い感じの曲が増えてきてますね。そんな中、ちょっと激し目な『つよきすFESTIVAL』一曲目にちょうどいい感じもします。

カヒーナ
○ ReflectionS(恋ではなくOP/しゃんぐりらすまーと)
○ Legal Nightmare(揺り籠より天使までOP/暁WORKS黒)
○ 真実の翼-サダメのツバサ(僕がサダメ 君には翼を。OP/暁WORKS)
△ Duel gate(対魔忍紅OP/BLACK LILITH)

カヒーナさんというと、あかべぇそふとという印象があります。あかべぇLIVEには何度も出演し、あかべぇ楽曲を歌っています。
ReflectionSはOPムービーでフルが聞けるので、「カヒーナさんってどういう人?」という人は、とりあえず聞いておけばいいんじゃないかと思います。冬の作品の曲なんですけどね。

小春めう
○ 星屑water front(QUINTUPLE☆SPLASHED/ Parasol)
○ Flashing! Search light(プライマルハーツ2 ED/ま~まれぇど)
○ コーティングチョコ(プライマルハーツ ED/ま~まれぇど)
△ メイプルカラーズ(メイプルカラーズHHH クラス全員俺の嫁!OP/ApRicoT)

そこそこ前から歌ってますし、曲数も多いですけど、EDや黒パッケージ系の歌唱が多いため認知度はそこまでのはずな人。一言で言えばsolfaの人ですね。solfaといえば今年の10/30にライブ、ワークベストの発売。さらに、小春めうさんのワークベストも発売するそうです。B.G.M Live!!で興味を持った人はチェックすべき情報ですね。
セトリ予想については、曲はエレクトロ系の印象が強いので、生バンドであるB.G.M Live!!ではどう出てくるのか?!というのが個人的に注目点。周りのsolfaに詳しい人の意見を見つつの予想となりました。

佐咲紗花
○ 4 Seasons(ハルキス イメージソング/戯画)
○ キスのひとつで(ちいさな彼女の小夜曲ED/feng)
○ Shooting the future(ワルキューレロマンツェ挿入歌/Ricotta)
△ 恋吹雪.花吹雪(乙女理論とその周辺ED/Navel)

2012年のP.C.M Live! Special以来の出演となる佐咲紗花さん。その際はfly away t.p.s、BLAZE MOMENT 〜紅蓮浄歌〜の二曲を歌唱しました。4年近く時間が経っていることもあって曲は増えましたね。
2016年のライブツアーのセットリストを見返してみると、美少女ゲーム楽曲もガンガンに歌っている人なので、非常に好ましい人です。個人のツアーとかで歌っていないような曲と季節を考えて『4 Seasons』。「撃ち抜く」で『Shooting the future』、『キスのひとつで』あたりを予想してみました。

『泣き虫Baby・弱虫Baby』も予想に突っ込んでいたのですが、この前のゲーソンパラダイスで聞けたので除外しました。その代わり『恋吹雪.花吹雪』を突っ込むという自分がどういう人なのかわかりやすい予想。(そしてOP曲が予想に含まれないというアレ)


佐藤ひろ美
○ Call to me, Call for you(LOVELY×CATION2 OP/hibiki works)
○ そらいろ(そらいろOP/ねこねこソフト)
○ 夏果(ものべのOP/Lose)
△ 風の中の青い鳥(モエかん ~MOEKKO CAMPANY~OP/ケロQ)

2016年で引退の発表をしている佐藤ひろ美さん……寂しい、悲しい……。
前回はTwitterでリクエストを募り、1番リクエストが集まった(個人調べ)『アンバーワールド』を歌唱していましたが、今回はどうなるか。ぶっちゃけ、ひろ美さんの予想曲については当てる気があまりないという、聞きたい曲を並べたもの。『風の中の青い鳥』頼む~~~。
今まで毎回のように入れていたヒカリはAyumi.さんバースデーで実現しましたし、その時にMCで言っていたことからB.G.M Live!!のような場所で歌うことはほぼありえないので、除外です。末期、少女病系列も除外(ゲームが出るのかは置いておいて)。
OVERDRIVE・GROOVER関連楽曲は7月開催のmilktubライブで、ういんどみる曲はういんどみるライブで歌うはずなので、そこら辺も除外して考えています。

橋本みゆき
○ Sky Sanctuary(俺たちに翼はない ~Prelude~OP/Navel)
○ ∞未来(失われた未来を求めてOP/TRUMPLE)
△ さくらシンクロニシティ(さくらシンクロニシティOP/WHITESOFT)
△ Bright Pain(サクラノ詩 -櫻の森の上を舞う-ED/枕)

昨年には4年ぶりのサマーライブ、今年にはAiRIさんとVSツーマンライブを開催し、今年7月にはパープルソフトウェアLIVEにも出演が決定している橋本みゆきさん。ということでパープル曲どうするか悩んだ結果、予想には入れてません。Sky Sanctuaryは……会場が渋谷だしw
Bright Painはクラブ曲だけど、ライブアレンジであってもいいじゃないか……聞きたいんじゃ……。
橋本千明さんと橋本繋がりで何かある?w

はな
○ ヒマワリの教会(向日葵の教会と長い夏休み/枕)
○ Eden's Song(グリザイアの楽園 プロローグOP/フロントウイング)
○ Dear my friend(サクラノ詩ED/枕)
○ MAJICK(アイドル魔法少女 ちるちる☆みちるOP/フロントウイング)

前回『空気力学少女と少年の詩』(コラボ)、『櫻ノ詩』、『さくらとことり』という同系列で攻めてきたはなさん。前回はサクラノ詩発売前でしたが、今回は無事発売後ということでED曲収録のCDも出ましたし、どうなるんでしょうね? 前回のB.G.M Live!!以降はちょこちょこライブに出てましたが、まだ一度も歌っていない曲もあったりします。

桃井はるこ
○ Love.Exe(BALDR FORCE EXE OP/Alchemist、戯画)
○ 贖罪のラプソディー(プリズム・アークOP/ぱじゃまソフト)
○ 恋のミルキーウェイ(Milkyway2 OP/Witch)
○ Nostalgia(魔女っ娘 ア・ラ・モードOP/FC01)

アンセブ曲入れつつの予想。贖罪のラプソディーについては、以前のPCMで榊原ゆいさんと、みとせのりこさんによるコラボがあったため、BGMに通ってる人には本家も聞こう的な感じで選曲しました。
MiLOさんとコラボで『HEADPHONE LOVE』とか適当に妄想していたりしますw

Rita
○ mirto(airy[F]airy OP/RococoWorks)
○ shining brave(恋する乙女と守護の楯 ~薔薇の聖母~OP/AXL)
○ reach for the runway(すまいるCubic!OP/ABHAR)
○ 鳶飛戻天(機関幕末異聞ラストキャバリエOP/キャラメルBOX)

優しく温かみのある楽曲から、元気な曲、かっこいい曲、可愛い曲と何でも歌っている印象があるRitaさん。…………わからない。本当に美少女ゲームの曲を何曲も歌っている方なので、まっっっっっったく予想ができない。最近の曲だけでもかなりある。

予想曲は最近ホットな感じのする曲を選んでみました。『mirto』を入れたのは、airy[F]airyのサントラが出るという話題に乗った結果。薔薇の聖母は新し目の曲の中で歌いやすそうなところという理由から。『reach for the runway』は単純に聞きたい……。

ライアーソフトのスチームパンクシリーズの曲は有名ドコロだと思いますが、あれは特徴的な楽器が使われているので、あまりこういう舞台には向かないんじゃないかと思って入れていません。ライアー系がだいたいそうですね。Ritaさんのライブ(オオフジツボとリタ、ユカキラリタ)だとヴァイオリンやアコーディオンの生音でそこら辺の楽曲が聞けるので、もしB.G.M Live!!で歌ってたとしても、そういったライブにも是非是非足を運んで欲しいと思います。個人的オススメのライブの1つ。

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2016-03-10(Thu)

『ここから夏のイノセンス』感想~秘めやかなひと夏の恋物語~ #ここ夏

【ここから夏のイノセンス!】情報ページ公開中!【ここから夏のイノセンス!】情報ページ公開中!
メーカークロシェット発売日2015年11月27日
制作統括たろ3シナリオ保住圭、姫ノ木あく、和泉万夜、深山ユーキ
原画せせなやう音楽森まもる(Angel Note)
グラフィックチーフ佐倉涼太評価A-(S~E)
エロゲブランドでは完全に大手感のあるクロシェットが制作した『ここから夏のイノセンス』。原画にせせなやうさんを迎えたこと、妹キャラがいないこと、都会から田舎へと戻ってきた(?)ことなど、作品に入る前に語るべき点が多いかと思いますが、私はこれが初クロシェット作品なので、そこら辺の比較解説は投げます。ただ、「クロシェットに初めて触れる人」として、作品感想に入る前に少しだけ印象についての感想。クロシェットのイメージといえば、まあ誰もが言うであろう「おっぱい」「巨乳」。もう少し言うならば肉感でしょうか? 今までHPや体験版、ムービーを見ていて思うのは、彩色が非常にエロい!ということ。彩色は、せせなやうさんが原画になっても変わらない部分なので、やっぱりエロかったですね。他の場所でも散々言われていることだと思いますが、自分の中ではこのような感じでした。


プレイした感想を言うと「素晴らしくエロかったですね!」というのが第一に来ます。当然のように。マイ・ベスト・エロシーンは、いろはの4枠目。体験版でそのシーンが見れますが、製品版プレイ予定のある人は絶対にやらないほうがいいと思います。あれはシナリオの流れでエロシーンに入ったほうが絶対にいい。プレイしていて後悔しました。次点がアリカ2枠目。


いつもの「このゲームをプレイしたほうがいい人」ですが、萌え抜きゲージャンルなので絵を見てエロいと思う人。孕ませエッチが好きな人。体験版の雰囲気が合う人ですかね。それと、あくまでこの作品の主目的は可愛い女の子とエッチな物語を紡ぐというところなので、物語にカタルシスなど求める人は物足りない感覚になるかと思います。ゆるふわ日常系の雰囲気にちゃんとした流れのシナリオがついた感じです。まあ、そんなこと説明されるまでもないかと思いますが。
個人的に体験版で刺さる部分があったのでプレイしましたが、いろいろな意味でやってよかったですね。



詳細感想は続きから。エロエロ実況系感想を書こうとプレイ中は思っていたのですが、結局いつも通りの変にカタイ感想にしかなりませんでした。無念。 このエントリーをはてなブックマークに追加



舎モノや昭和モノなどでよくある「昔はよかった」という、一部だけを見たような、個人の価値観のみで語られるような無条件の肯定は苦手ですが、昔のほうがよかったことだって当然のようにあるでしょう。この作品ではいろいろ説明せず単純に人の魅力で肯定している感じもするのですが、プレイしている際は特に拒絶感もなく、逆に居心地の良さを感じるものでした。その居心地の良さ、ヒロインの魅力によるものだと私は捉えていますが、それこそがこの作品の説得力だったのかと思います。可愛いは正義……なんて言葉が頭をよぎりました。
別の時間や世界から来た人間が、その時代、その場所の多くに触れて、そここそが自らの居場所であると認識する物語。世間のものに触れたことのないお嬢様が、民の暮らしに触れて変わっていく物語。装飾を取って簡潔にしていけば、地盤となる話はこの2つの合体技でしょうか? もちろんどこを省略するかによって変わってくるものではあります。どこまでも簡潔にしてみればボーイ・ミーツ・ガールですから。


摘している人を見ないので少し不安ですが、自分がこのゲームの1番の特徴と考えているのは『性行為を肯定的なものとして描いている』という点です。セックスは気持ちがいい、互いの愛情を直接的に伝えるための手段とか、そういう意味での肯定的な表現は他のエロゲでも見たことがあります。けれど、性行為が繁殖行為であり、そもそもの生物の存在意義である子孫を残すことについても突っ込んで肯定するエロゲは初めて見ました。男性の身体、女性の身体がなぜ違うのか、それは子供を生むためのものだから。生命の誕生は祝福すべきことであり、奇跡のようなものである。だからそんな生命を生み出す仕組みを備えている人間の性は素晴らしいという肯定ですね。そんな奇跡があったからこそ、いま自分たちがここにいることが出来る。もちろん性行為は秘すべきこととしつつ、穢れた行為や忌むべきものなど現代にある観点も入れつつ、ゲーム全体としては明るく前向きに捉えている。
あまりゲームの感想に現実の話を混ぜ込むのも良くないと思いますが、現代に足りてないのはこれなんじゃないのかとまで思ってしまいます。本来ならば、男女が契り、子供が生まれるということは社会全体で喜ぶべき祝い事なんじゃないかと。子供を育てる責任は親だけではなく、社会全体が負うべきものではないのかと……とまで行くと言いすぎですね、忘れてください。そんな現実は置いておいて、この作品ではとても素晴らしいこととして描かれる性行為、作品を客観視した時の特徴的な点であると思っています。それをやってくれたからこそ、エロに対してより受け入れやすくなったんじゃないかと。男女が出会い、惹かれ合い、夫となり妻となり、性交を通して父と母になる。そもそもとして人はそういう風に出来ているのだから。そんなことを、説得力を持ってなしてくれたシナリオ。だから、エッチでいいんだよ。


観的な特徴がそれならば、主観での特徴は何だという話にもなります。それは体験版で刺さるものがあったという話にも繋がってきます。自分の好きな展開に「受け入れられる」「肯定される」というものがあります。と、書けば作品に触れた人ならばわかりますよね。未来(主人公にとっては現代)で、特異な存在として浮いてしまった主人公。それが過去に来て、いろはちゃんに受け入れられ、晶生村に受け入れられ、未来の2人からも受け入れられる。自分が自分でいることが出来、それを他人にも受け入れられる環境。さらに言えば、主人公に性欲があると知ってしまった際のヒロインたちの行動。戸惑いながらも、それまでの主人公の行動を思い返し、意識しつつも変わらない態度をとってくれる。作品の中でも主人公のモノローグで何度も受け入れられるという意味の言葉が出てきたかと思います。ほぼ知らない人間同士という関係が物語を経て変化していくタイプの作品はやっぱりいいですね。関係の変化は一旦恋人関係で止まるので、そこからは別の面白さが必要となりますが。


やはり2015年最高のOPムービー。ただ、本当に今更な意見ですが、サムネイル発色が悪く見えるので、そこは変更したほうが良かった気がします。


ナリオからは離れて演出面の話に映ります。クロシェットは前からそうだったのかもしれませんが、立ち絵が1つの台詞の中でも何度も変化し、さらに動き回るというのは相当な労力がかかっているんでしょうね……。それのおかげでキャラクターの可愛さはすごい出ていたと思います。ただ、ちょっと難点もあり、自分はボイスを全部聞かないタイプの人なのですが、ボイスの途中で次に進むと、本来3回変化を残していたとしたら、その三回を高速でしてしまい忙しなさが出ているように思えました。それと同時にちょっと演出面で残念だったのは、盛り上がりにおける音楽の使い方。盛り上がりのシーンで『きっと未来まで届くよ』が使用されるのはわかります。それように制作したものでしょうから。しかし、それが共通でも個別ルートでも使われているので、プレイ終盤になってくると飽きが来ました。さらに、非常に高い壁を乗り越えた時と、高い壁を乗り越えた時、やや高い壁を乗り越えた時、全てで同じBGMが使われてしまうことで、壁が同一の高さに思えてしまい、一部分で安っぽく思えてしまったのが残念でした。本当に「ここぞ」というシーンでだけ使われていれば変わったんじゃないかな、と。ココらへんの意見はメーカーに送れという話なので読み飛ばしてもらっても良いのですが。



にもいろいろ言いたいこと(このエッチシーンのシチュエーションはこうしてくれ等)はありつつ、それを言ってしまうと本当に「お前の趣味じゃねえか!」になってしまうので黙ります。ただ、ユノについては私の言いたいこととほぼ同じことを言っている人がいたので引用します。

■ユノ
個人的に本命でしたが色物枠過ぎました
全裸H無し。アナル担当。前での正常位無し。イジメか
http://erogamescape.dyndns.org/~ap2/ero/toukei_kaiseki/memo.php?game=21928&uid=trump

ユノはポテンシャルは高かったんだ。高かったんだよ……(涙)

『ここから夏のイノセンス』というタイトルに有る、イノセンスという言葉を調べれば「無邪気、潔白」などという日本語で表現されています。そんな無邪気な可愛い女の子たちと、長閑な田舎で過ごす優しい時間。ここから始めることが出来るんじゃないか、変わることが出来るんじゃないか、そんな期待感やわくわく感を持ったエロゲーらしいエロゲー。気持ちの良いゲームでした(意味深)。

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2016-02-09(Tue)

『見上げてごらん、夜空の星を』感想~夜空を巡る永遠の旅へ~ #夜空の星を

見上げてごらん、夜空の星を 2015.12.18 First light!
メーカーPULLTOP発売日2015年12月18日
企画紺野アスタ、Yowシナリオ紺野アスタ、高嶋栄二
原画八島タカヒロ、基井あゆむ、田口まこと(SD)音楽TWOFIVE
ディレクションYow評価B+(S~E)

老舗ブランドPULLTOPの……何作目でしょう? とりあえず、2015年の最新作『見上げてごらん、夜空の星を』。2012年萌えゲーアワードでGOLD大賞をとった『この大空に、翼をひろげて』(略称『ころげて』)のスタッフが集まるということで、結構な期待があったと思います。と言っても、私は『ころげて』をプレイしていないのでなんとも言えないのですが(苦笑)。『見上げてごらん、夜空の星を』も萌えゲーアワードで、2015年12月の月間賞を獲得していますね。そして、結局私がプレイしてどうだったのかといえば、上の表の評価欄の通りでB+といったところです。ここ最近毎回のように言っていることなのですが、面白いか面白く無いかで言えば間違いなく面白い方にはいるけれど、自分の中で「これだ!」と言った刺さる感じがなかったというのが残念でした。毎回のように言っているということで、ちょっと自分の方が問題を抱えているんじゃないかと感じ辛いものがあります……。

ファンディスクの制作も決まっていますね。とりあえず、そちらについては情報待ちということで。比較的発売後すぐにファンディスク制作が発表されましたが、本作の内容がファンディスクありきのものだったというわけではないので、そこは安心していいと思います。もちろん「魅力的なサブキャラが攻略出来ないじゃないか!」という文句は毎回のようにどこかしらで上がるものなのでスルーして、ですが。

この感想記事は、ゲームプレイ後のアンケートでPULLTOP宛に送った感想を基礎としてブログ用に編集しなおしたものになります。感想を書くつもりがなかったのですが、公式へ送るアンケートを書いていたら、結局いろいろ書いてしまったのでブログなどにも上げる事にしました。ちなみに、詳細感想より上の部分(ここ)は今回新しく書いたものです。


毎回書いている「このゲームをオススメする人」ですが、普段ならば「体験版をやって気に入った人は是非製品を」というようなことを言っているのですが、この作品は体験版とその後では少しやっていることが違うと私は感じるので、ちょっといつも通りには行きません。テキストや雰囲気については体験版とそれ以降でそう変わるわけがないので、合うか合わないかについては十分体験版でわかります。あえてオススメをするような人を言うならば、星空に関心がある人、でしょうか。天文に詳しい人ではないですよ。そのジャンルにいたことがある人は、自分の経験と照らしあわせて変に突っ込みたくなる場合がとてもとてもよくありますからね(本作がそうだと言いたいわけではありません。そもそも私に天文の知識がないため、突っ込むことが出来ません)。自分はこの作品をやった後、以前よりも意識して夜空を眺める事が増えた気がします。それと他には幼なじみの物語が好きな人とかですね。これは体験版をやればわかります。


それでは以下詳細感想となります。私が書いた体験版の方の感想はこちらから。 このエントリーをはてなブックマークに追加



細感想ということで、まず上で書いた「体験版とそれ以降でやっていることが違う」という点について。体験版範囲では、主人公とヒロインたちの現代と過去を織り交ぜつつ、6つの天文部の集まりである『むつらぼしの会』の復活、自作望遠鏡の制作からの観測会での主人公のトラウマの払拭という盛りだくさんな内容でした。ここまでだと、部活モノ+青春モノという感じが強く、観測会はやり遂げた感もあり、非常に私の好みでした。体験版以降、ひかりルートで挿入歌がかかるほど盛り上がるシーンは幼なじみ三人の『人間関係』についての部分です。幼なじみである、ひかりと沙夜ルートは人間関係をメインに扱っています。1番の盛り上がりに部活モノ、天体モノとしての部分が微妙に含まれていません。これが自分の中で体験版で期待した方向とは違う方向へと言ってしまったという感覚につながっているのだと考えています。初回限定盤特典である冊子に掲載されたインタビューやBugBugのインタビューなど製作者の言葉を読んでみても、作品に星が物語の主軸として登場しつつも、実際には人間関係を強く描いている物語という印象があります。そのため、製作者がやろうとしていることと、製品がやっていることは一致しているのですが、それを自分は望んでいなかったという不一致です。そういったこともあり、恋愛要素を除いてみた場合、共通ルート(体験版)が1番好きです。そんなこともあって、体験版とそれ以降はちょっと違っていると思ってます。ただ、他の青春系のモノを考えてみても、その部活動や打ち込むものの他にテーマがあるというのは良くある話です。『見上げて』の場合、天文の方でうまく強い印象を残せなかったことで、人間関係の方が強調されてしまいバランスが取れていないんじゃないかとも思います。





ょっとマイナスなことを言うと、全体的に盛り上がりに共感を得にくいシナリオだったように思います。例をあげると、ひかりルートにおけるラストが「夜空にきらめく満天の星々と流れ星」。その場面に至るまでに何度も星空自体は見ていますし、あのシーンだけ星が多かったのかもしれませんが、自分は際立った他との違いは感じられませんでした。わかりやすく言い換えると、一番の盛り上がりで使い回しの1枚絵を見せられてしまったような気分でした。他の天体観測パートでは、冬のアルビレオや土星、月、プレアデス星団など、特定の星々を見る機会が多かったと思います。自分はそんな特定の星を見た時のほうが感動していたような気がします。知らないもの、見たことがないものを見ることが出来た感動ですね。
他にもシナリオの不満点に突っ込むならば、子供時代の三人が自転車に三人乗りしているシーンの一枚絵が欲しかったり、沙夜との結ばれてからのイチャイチャを多めにしてほしかったり、ころなのシナリオは悪くないけれど地味過ぎたり、バイノーラル録音が自分には合わなかったり(合わない理由は体験版感想で詳しく触れています)、いろいろ「もっとこうしてくれれば……!」という部分はあります。そこら辺については公式に送った感想に詳しく書いたので、何か参考にしてくれればなーと思いつつ、たかが一ユーザーの感覚ですから。自分に向けてだけ作ってくれるわけがないわけで、他の人が何を思ったかも重要ですからね。ちなみに、一番盛り上がるのはひかりルートですが、完成度が1番高いのは織姫さんルートなんじゃないかと思います。





の作品でいい意味で気になったのが、カメラワークです。他の作品とどう違うのかという説明は省くのですが、一枚絵でも立ち絵でもいくつかの絵をゆっくり動かしながらフェードで重ねていくOPなどでもよく見られるカメラワーク。ただ絵を表示するだけではない、立ち絵を台詞に合わせて動かす以外にも演出の方法や幅はいろいろあるんだと思わされました。キャラクターの目だけ見せない構図とか多用していましたけど、あれは使える演出ですよね。見せないことで考える余地を残し、補完させる。

ろいろマイナスなことも言っていますが、プレイしていて何度も笑いましたし、ヒロインとのイチャイチャでニヤニヤすることも何度もありました。ひかりは非常に好みの性格をしていて、ダイジェストトレーラーのラストにも出てきた「バカぁあああああ、本当は好きなのにぃいいいいいいいい」という心からの叫びは展開的にも大好きです。最高としか言えない(わざわざリンクを貼りますw)。そしてそもそも、ひかりみたいなキャラクター大好きです。事実、ひかりが登場してから時分の中では面白さがグッと上がっています。沙夜はあざといと思いつつ可愛いと思ってしまいますし、織姫さんはルートに入ってみれば非常に可愛らしい人で、あそこまでニヤニヤしながらプレイできるとは思いませんでした(+エロい)。ころなは、あくまで横で微笑ましく成長を眺めていたいキャラですね。そしてやっぱり、みんな服装が可愛い。

ブキャラが関わる人間関係も捨てがたい作品でした。モロコーの先輩後輩描写や、1年という時を経てメンバーの変わったむつらぼしの会の変化。織姫さんルートの卒業生である織姫さんと在校生である吉岡さんとの会話は一枚絵を用意してまでよくやってくれたと思ったものです。ころなルートに限らず、ひなみんは存在感がありましたね(全くもって個人的なことですが、ひなみんのスカート長めだったのは俺得でした)。人間関係ではないですが、美晴先生は……良いキャラでしたね()。サブキャラの恋愛には肯定派ということもあり、陣野さんとタケの恋愛描写は非常にグッと来るものがありました。描写としてはあまり多くなくとも、ひかりルートにおいて付き合っているということを陣野さんが恥ずかしそうに言うシーンは大好きです。もっと描写があっても良かったとは思うのですが、これぐらいの方が妄想の余地もありつつ良いのかもしれないかとも思い、こう思わせてる時点である意味勝ちな気がします。
青春モノでは1つの定番でもある障害としての『大人』の存在も森田さんが上手く担っていたと思います。若さとは、武器であり脆さでもある。それをちゃんと意識させてくれる『大人』の存在、そして甘いところは甘いと指摘してくれる『大人』。大切な人でした。森田さんと言えば、なぜか私が泣いてしまったポイントがあるのですが、それは森田さんが三人の観測ノートを取り出して褒めてくれたというシーンでした。努力を認められるという嬉しさから涙がこぼれてしまったのでしょうね。相変わらずこういうのに弱いのが私です。



リア後に他の方の感想を読み漁っていましたが、人間関係を描いていた『見上げてごらん、夜空の星を』に対して『この大空に、翼をひろげて』では部活動自体を掘り下げていくようなので、もしかしたらこちらのほうが自分にあっているのかもしれません。『見上げてごらん、夜空の星を』ではシナリオには何度か違和感を感じつつも、テキストは非常に楽しく読め雰囲気もとてもよかったので機会を見て『ころげて』もプレイしたいと思います。
この感想を書きつつ物語を思い返しても、2015年の作品では上位に来るいい作品でした。体験版をプレイして以降、夜中に空を見上げる機会が増えたと感じています。今度現実で流星群が現れた時に、作中のアレが現実に少し影響を与えるかもですね。問題は軽いネタバレというところですが……(苦笑)。


それでは文字を連ねるのはここまでにして、星々を巡る銀河旅行へと参りましょう――『見上げてごらん、夜空の星を』――

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2016-01-23(Sat)

2015年 美少女ゲームムービー15選

※この記事は18歳以上の方向けのものとなっています。

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ここ最近ムービー記事書いていませんでしたが、2015年分は書きます。ランキングの投票の方は終わっていますが、今回時間がなかったため一応投票したというレベルになってしまったので、こちらでしっかりとコメント含めて書きます。
選考のルールは

基本的なルール
対象作品:
  ・美少女PCゲームに用いられている動画で2014/12/11~2015/12/10までの期間に公開されたもの.
  ・公式に公開されていて体験版含めダウンロードやストリームなどにより見ることが出来るもの.

という『いまじならっく』さんのものを用いています。この記事はあくまで15選なので、順位はつけていません(と言いつつ1位だけは決めています)。本当は10選だったのですが、結局選びきれずに15選という数字になっています。しかもそれでも選びきれず、最後は直感で選んだ15のムービーたちです。

詳細は続きから。Youtubeの動画を多く埋め込んでいるため、重いです。思いっきり縦長記事です。申し訳! このエントリーをはてなブックマークに追加

ここから夏のイノセンス
【ここから夏のイノセンス!】情報ページ公開中!

ムービー制作:PRHYTHM VISION
楽曲:『君とつくるもうひとつの未来』(作詞・歌唱:AiRI / 作曲・編曲:宮崎京一)

自信を持って言える、間違いなく今年1番のムービーでした。初めに見た時から引き込まれていくような感覚に囚われたことは、よく覚えています。
クロシェット作品のムービーということで、制作はいつも通りPRHYTHM VISION。今回クロシェットでは初の原画担当となった『せせなやう』さん。そして、田舎という落ち着いた雰囲気を持った場所が舞台という事もあってか、以前のクロシェットのムービーとは、また違った印象を受けるものとなりました。前作である『サキガケ⇒ジェネレーション!』がデジタル系の作風であったということも、影響の1つとして上げられるでしょう。
0:45~0:58の間のヒロインの形に切り取られた背景を見せていくカットは本当に綺麗で何がこんなに綺麗なのか、参考にしようと何度も見返し、一時停止してしまったほどです。コマ落ちを使うことで、ここまで魅力的にすることが出来るのかと驚くしかないです。
OPムービーでは8割がた前半の曲のAメロあたりでヒロインを次々と紹介していくパートが入りますが、このムービーでは後半のサビに持ってきています。後半にキャラ紹介があると、どっしりとした、迫力のあるムービーになりやすいと個人的には思っています。このムービーの場合はキャラクター紹介に至るまでに作品の要素を説明し、簡単なあらすじも感じ取ることが出来るようになっています。文章ばかりだと、説明的でカッコ悪いムービーになりやすそうですが、雰囲気のよさで黙らせてますね。綺麗なムービーでありつつも、力強い。そして、サビ前の「ここでなら、自分もなにかが出来るんじゃないだろうか」「例えば、女の子と恋をすることも―」という印象深い文章。この文章も左から右へ動くことで変化し、読みやすさとともに、思いの変化にもとれて、ここだけでも本当に好き。サビ前とサビ後で曲も含め一気に印象が変わり、サビ後は一般的なOPに近いものとなります。ただ、当然今までの流れと演出を引き継いだものとなっているので、そのまま流れるように視聴出来ます。
サビまで殆どキャラクターが出てこないことには気が付きましたか? 一枚絵が初めて出てくるのはサビに入ってからです。それまでは、砂時計のようなオブジェクト、田舎の背景などが印象的に使われているだけです。キャラクターの顔がちゃんと写っているのは、たった数秒だけです。それ以外は全て腰からしたであったり、シルエットのみ。それなのに、力強い。これをOKしたクロシェットもすごいと思いますよ?!
全体的にシンプルで動きも少ないムービーですが、その分曲に合わせた動きや展開、細かくも光る部分が散りばめられた大好きなムービーです。ここまで何度も言ってますが、本当に綺麗。ゲームの方はまだ積んでるので、はやくプレイしたいですね(一応このゲームに関しては積んだ理由があります……)。


サクラノ詩 -櫻の森の上を舞う-OP
【サクラノ詩】応援中!

ムービー制作:Mju:z(癸乙夜)
楽曲:『櫻ノ詩』(作詞:すかぢ / 作曲・編曲:松本文紀 / 歌唱:はな)

いろいろあって10年ごしの発売となった『サクラノ詩』。その映像を手掛けるのはケロQ・枕ではおなじみの癸乙夜さん。作品が『素晴らしき日々』のその先のテーマを描いた作品ということで、ムービーも『素晴らしき日々』の先にあるものという印象があります。技術的なことでも、クオリティ的なことでもなく、『素晴らしき日々』の時に使った方法を使いつつも違ったことに挑戦している感じとでも言えばいいのでしょうか?
何人か指摘している人を見ていますが、作品とともにある映像といったような、作品の要素が散りばめられているかのようなムービーだと私も思います。そのため、作品プレイ後で印象が変わってくる可能性がかなり高いです。ただ、作品に深く関わっているからと言って、初見では普通のムービーというわけは一切なく、映像が美しいのはもちろん、興味をそそられるような言葉のチョイスがムービーの良さにもつながっています。
制作者である癸さんがちょこちょここのムービーについては解説とは行かないまでも、ちょっとした呟きをしている事が多いので、思い入れがあるということが伺えます。使われている数字だったか図形の元ネタがある、というようなことも呟いていた記憶があります。また、公開された時にTwitterで自分がいろいろと呟いていたら、リプライが飛んできてガクブルしてました(これ
ちなみに、先行版と正式なOPの二種類が存在します。その2つの違いは舞い散る桜の花びらがアニメーションになっているかどうかぐらいしかわからないのですが、自分は先行版の方が好きです。


ピュア×コネクトOP

ムービー制作:yo-yu
楽曲:『Snow×Connect』(作詞:澄田まお / 作曲・編曲:折倉俊則 / 歌唱:霜月はるか)

(導入でこれしか言っていないような気がしてきますが)HOOK系列ということで、ムービー制作はyo-yuさんです。SMEE前作のフレラバも爽やかな雰囲気が特徴的な素敵なムービーでしたが、こちらも作品に合わせた雰囲気が素敵ですね。yo-yuさんが制作する映像というと動きが多く、キャラクターもガンガン動かすようなムービーが注目されていると思います。しかし、こういうタイプの落ち着いた、作品の持った雰囲気を映像で表現する方向もいいですよね。赤い糸が結ばる相手を探していくかのような、冬空の街を行くヒロインたちを巡っていく流れは惹きつけられます。フレラバのラスト付近でも「街にいるヒロインたち」という描写があったので、すぐそこにいる普通の女の子という表現なのかと思っています。
少々もったいないと思ったのはキャラ紹介後の一枚絵の見せ方でもうちょっと何か入れて欲しかったかな、と。そこら辺はフレラバの方が好きですね。手を空へと伸ばす表現とか(この描写大好き)。


花の野に咲くうたかたのデモ
花の野に咲くうたかたの 応援中!

ムービー制作:Mju:z(神月社、B.J)
楽曲:『華暦』(作詞・歌唱:Ayumi. / 作曲・編曲:青田新名)

2015年でも上位のリズムと映像がマッチしている一本。シーンの切り替え、カラーのモノクロの使い分けなど、非常にメリハリがあり、かつ曲も激し目ということで、見ていて非常にノりやすい。サビ前の「世界は色で溢れている」の言葉の入れ方は、多くの人が見覚えがあると思いますが(ルパン三世)、こういうムービーでエフェクト交えて使ってくると非常に目立つものがありますね。神月社さん素晴らしい!
和ロック、ヒロインの1人も和服、ということで和系のテクスチャが使われていますが、この1点だけでも他との差別化につながっているのは面白いところでしょうか? 和系統の作品は、『和』を押し出す場合が殆どなのは、それだけデザイン的に使いやすく、目立つというのは1つかもしれないです。
和装ヒロインだけ扱いが全く異なっていますが、これはゲームをやればわかりますね。


痴漢王 ~淫欲の解放者~ プロモーションムービー
ムービー制作:?
楽曲:『Sweet ticket』(作詞・作曲:Musik Magie / 歌唱:屋咲希王子)

抜きゲーということもあり、見たことがない人が多いのではないかと思われるムービー。百聞は一見にしかず、とりあえず見てください。※エロ強めです※
これについてはコメントしなくていいかと思うので、ほぼコメントなしです。このムービーを15選に入れた理由は「笑った」からです! あなたが見た感想と似たようなものを私も抱いてると思います。とりあえず、無駄にクオリティは高いですよね。抜きゲー系の一部のものは基本的にクオリティ高めなので、エロ苦手じゃない人は、そこら辺もチェックしてみるといいですよ。
公式からこのムービーで流れてる曲がフルで落とせるので気に入った方は是非? 中毒性はあると思います。


Maggot baits OP

ムービー制作:原田
楽曲:『Tomorrow Never Comes』
※Youtube用に修正入ってますが、それでも結構キツイムービーなので閲覧注意※

かっこいい……という言葉でいいのか微妙ですけど、かっこいいと思ってます。『花の野に咲くうたかたの』とは別の意味、静と動のメリハリが非常に効いています。
使用されている楽曲は海外のアーティストの曲なのですが、そのインパクトに負けないムービーを持ってきた時点でポイントが高いです。サビ前のタメの部分で、血が武器を伝っていくところからサビへの流れが好きです。
『血』が鍵なんでしょうね。至る所に『血』そのものであったり、連想されるものが配置されています。実際、体験版に触れてみてもそうでした(すぐにギブアップでしたが……)。


ウルスラグナ~征戦のデュエリスト~

ムービー制作:藤村沙紀
楽曲:『Duel Alternatives』(作詞:Kato.yoshihal / 作曲:Taishi / 歌唱:みとせのりこ)

曲の強さに引っ張られた感が強いのですが、15選に入るかっこよさを持った一本です。
エロ系以外の素材数が少ない中、立ち絵自体は普通に使い、それ以外のオリジナルの部分と構成で雰囲気を高めていっています。
キメであるサビ入りには主人公がカードを構えている一枚絵という、なかなかにないものを持ってきていますが、歌詞の「我が手に勝利を」の通りのキレッキレ主人公のキメキメ感が気持ちいい(あのポーズを真似したくなった)。
1:39~のシーンは音に合わせてカードの絵柄を見せていくのだけれど、そのチョイスに痺れる。まるでカードの怪物が吼えているかのような配置をしてくるため迫力があります。曲、歌詞、映像、全てにおいて厨二感がありとても好み。


ソレヨリノ前奏詩デモ
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ムービー制作:?
楽曲:『Cherish』(作詞:酒井伸和 / 作曲・編曲:天門 / 歌唱:原田ひとみ)

公式の文章をコピペしておきます。「※ 体験版プレイ後の再生を強くオススメいたします!」
私は体験版からの流れでこのムービーを初視聴しましたが、「なるほど」。言わなくてもわかると思いますが、ある部分と、ある部分への感じ方が違いました。何かあるんだろうなと思ってみるのと、何があるのかを知って見るのとではやはり違った感想を抱きますよね。
見所はやはり灯台をカメラでグルっと……ではないですよね? minori恒例のグルグルはあくまで目を引くための手段だと自分は考えています。それと恒例であるがゆえに、minori作品であることのアピール。このムービーで重要なのは、やっぱり最初と最後ですよ! 最初からキャラクターの顔見せ、最後は作品がどういうものかを知っている人(≒体験版をやった人)にとっては、なるほどと言いたくなる部分です。それと、非常に参考にしたいのが、このムービーのリズムの取り方と構成力です。上げる部分は上げ、下げる部分は下げ、過去と今のバランス、キャラクターに迫る部分、参考にしたい……。


妄想コンプリート!キャラムービー 久々子編
妄想コンプリート!

ムービー制作:?
楽曲:『わたしだけの秘密』(作詞:小林公示、薬師るり / 作曲・歌唱:薬師るり / 編曲:根本克則)

バラードバラードしたムービーは15選の中ではこれだけでしょうか? バラードで言うと、こいなかLoversも候補には上がったのですが、悩んだ結果こちらで。暖かな優しいムービーです。ただ、キャラムービーと言いつつ、他ヒロインも結構出てきているのは、ちょっと疑問点だったりもするんですがw(もちろん中心のキャラは設定されています)
全体的にカンバスの凸凹感が見えますが、こういうのが好みです。1:17付近の「アナタと妄想、共有してみたい♪」、1:30の写真がグルグルあたりが見所ですね。全体的に落ち着いているからこそ、少しの動きに目を引かれます。


恋想リレーションOP

ムービー制作:PRHYTHM VISION
楽曲:『Lucky Monster』(作詞・作曲・編曲:水野大輔 / 歌唱:Kicco)

このムービーが公開された時のはじめの感想は「どうしたPRHYTHM VISION???(いい意味で)」でした。見ていて気持ちがいいムービー系統ですね。Aメロのタン・タン・タン・ダーという感じのキャラクター紹介はただ単純に気持ちがいい。ここだけで15選に入れられるレベル。
PRHYTHM VISIONに新しい人が入ったのか、それとも作風を変えようとしたのか、メーカー側からの依頼なのかわかりませんが、今までに見たことがないタイプに仕上がっています。PRHYTHM VISIONというと、このムービーが公開される以前は半透明のキラキラとしたオブジェクトを多用するイメージがあったのですが、今回そういうのは全くなしに(影はついていますが)フラットデザインでまとめてきた驚きがありました。スマホに楽曲情報が表示されてという始まり方、キャラクターのアイコンがスマホチックである点から、スマホ的なものをテーマに制作してきた感じですね。
色使いは結構キツイものがありますが、ムービー自体のポップさや白い水玉によって、印象としては軽く思える不思議。Lump of Sugarのムービーの多くがカラフルなのは、ブランドロゴ自体がカラフルだからなのでしょうね。
どうでもいいことなのですが、最初と最後でテクテク歩いているキャラクターはなぜセンターヒロインではないのでしょう?


プラマイウォーズ デモ
ASa Project 『プラマイウォーズ』 応援中!

ムービー制作:yo-yu
楽曲:『Sweety wars❤』(作詞・作曲:rian / 編曲:山下航生 / 歌唱:新田恵海)

激しく動く方のyo-yuさんムービー。軽快にキャラクターが出入りし、物が飛び、小ネタもぶっこまれる賑やかさが目につく。サビが1番おとなしい感じはするのですが、ちょこちょこ一体どうなっているのかと思うような部分もあります。1:05あたりの背景が学校の校舎と思われるもので、さらにその周りには夜に花火が打ち上がっているという、本来ならばくっつくことのない絵が混じっているというわからなさ具合。花火の夜に学校で告白という流れなんでしょうけど、強引でありつつもちゃんと理解させる感じがどうなっているのかとw
個人的に「No chance Onechance」の所のリズミカルな展開が好きです。歌詞を表示させるにもああいう遊び感があると非常に印象的に映りますよね。SDキャラが一緒にわいわいやっているのも楽しさに拍車をかけています。
しかし、yo-yuさんは毎回自分の名前の登場のさせ方が控えめですね。ウォーリーを探せ状態です。


嫁探しが捗りすぎてヤバい。OP
『嫁探しが捗りすぎてヤバい。』

ムービー制作:ニライカナイ(MUGICHA)
楽曲:『約束』(作詞・歌唱:Duca / 作曲・編曲:ANZIE)

キャラクターの可愛らしさがあふれていますよね。同じニライカナイが担当したクロノクロック、パニカルコンフュージョンもそうだったのですが、キャラクターの動かし方、魅せ方が可愛さを強調するものばかりで、いわゆるキャラゲーにはニライカナイの制作する映像はぴったりな感じがします。そんなニライカナイの中、嫁ヤバを選んだ理由としては、絵のようなエフェクトやクレヨンっぽい線が挙げられます。こういった要素がどうにも好きなんです(あと線画を盛り込んじゃうもの)。自分で映像作った時に、もっと簡略化したものですが、それっぽいものを入れる、入れたくなるぐらいには好きです。
もう一つの特徴として、モーショングラフィックスなどで見られる丸と棒が組み合わさったような図形がちょこちょこ出てくると一枚絵も華やかになりますし、見せたい部分が強調されるので1つの方法ですよね。ラストのキービジュアルでの使い方がわかりやすいです。


エロ漫画家さんと貧乏姉妹OP
エロ漫画家さんと貧乏姉妹

ムービー制作:Mju:z(神月社、えん、B.J)
楽曲:『シン・チョク・チョクINGなう!』(作詞:伏木ひなた / 作曲・編曲: 青い缶詰め/ 歌唱:花野こんぺいとう)

こういった、作品の構成要素を映像に取り込んでいるタイプは好みです。効果音を書いてしまったり、漫符を使用したりと、賑やかであり、軽いギャグのようにも感じられ、楽しく見れるものとなっています。そして、抜きゲーということでエロCG連打があるのですが、キャラクターの表情、モザイクでや白消しではなくムービーの他の部分にも使われているマスキングテープのようなもので隠す方法、エロ要素を重くなく見ることが出来るようになっています。これは結構大きな効果で、エロCG連打となる抜きゲー系は、どうにも見ていてキツイものがあったりします(自分の趣味にあわない場合はさらにキツイ)。エロくないかと言われると、どうみてもエロいし、キャラクター動かしていることもあってさらにエロいのですが、自分の趣味という部分もあるということは理解しつつ気軽に見れるタイプなのは良い所。


ぼくの一人戦争OP
『ぼくの一人戦争』を応援しています!

ムービー制作:KIZAWA Studio
楽曲:『sacrifice Love』(作詞:RUCCA / 作曲:上松範康 / 編曲:末益涼太、菊田大介 / 歌唱:桜川めぐ)

ムービーから大作感が伝わってきます(大作と言っても、ゲーム自体は所謂ミドルプライス作品です。ここでは気合が入っているということと似たような意味で大作という言葉を使っています)。ゲームの方はプレイしていないので、実際はわからないですが、私はこのムービーから、なんかすごいことをしようとしていると感じました。
ムービーからはこのゲームの二面性が伺えます。日が沈み、学校の教室を闇が覆い、それまでの白を基調とした雰囲気が一転し、闇に満たされ曲に合わせた激しいものと変わっていく。白と黒、サビ突入後の逆転、はっきりと伝わってくる転換ですよね。
刀を持ったヒロインが印象的ですが、それでいて戦闘モノのようなエフェクトを使用したり、キャラクターを動かしたりした戦闘描写が殆ど見られない辺り、戦闘モノではなく、ちょっと違ったシナリオが展開されるんじゃないかという予想をしています。最後の「さようなら、大好きでした」という言葉でゲーム本編への期待感を煽って終わるのも大作感ですよね。戦って勝つのではなく、戦って喪うという印象があるムービーでした。


love,VAMPIRE FLOWERS OP
『love,VAMPIRE FLOWERS』を応援しています!

ムービー制作:Mju:z(神月社)、rin
楽曲:『VAMPIRE FLOWERS』(作詞・歌唱:MiLO / 作曲・編曲:mo2)

『放課後の不適格者』のMADムービーコンテストで最優秀賞を受賞し、次回作のムービーを担当する権利を勝ち取ったrinさんと神月社さんとの共作ムービーです。一体どんなムービーが上がってくるのか、公開前から期待していたものですが、その期待に応えるものとなっていました。賑やかではあれど、騒がしくはない微妙なラインで留めているのも好印象です。
勝手な推測ですが、神月社さんが全体のリズムとAメロ、Bメロ後半からサビ前半を担当。他をrinさんが担当と言う感じでしょうか? ラストの声優表示のところは、どっちなんでしょう。
これも前半の使っている一枚絵の数が圧倒的に少ないタイプですね。たまに絵の枚数を数えてみると、驚くほど使っている絵が少ないムービーもありますからね。
やっぱり神月社さんのムービーは元々の構成が素晴らしいので、何か1つ要素がプラスされると一気に魅力的になると思います。ただ、担当ムービーが多いことと、使っている演出に共通する部分があったりすることで、見慣れてしまっている感がもったいないのかな、と。



~2015総評~
小ネタから入りますが、15選に入れた、恋想リレーション、サクラノ詩、ウルスラグナの三本は公開日が一日違いでした。あの三日間はとても楽しかった記憶があります。曲も良ければ、ムービーもいいという素晴らしい三日間。そして、全部15選入りw

こう自分の好きなムービーを見ていくと、例外はあれどシンプルなものが好きという傾向が見える気がします。それとエロ漫画家さんのような、ノートやペンなどを取り入れたムービーは無条件で好きです。15選に入れてない所で言えば、PRETTY×CATION2、ちんくる★ツインクル フェスティバル!あたりですね。
やはり、もうエロゲOPのクオリティという部分では平均値が高くなってしまったので、クオリティ優先でランキングを作るというのは難しいです。結局は自分の好きなモノを並べるという、趣味をさらけ出すことなのかと今回この記事を書いていて思いました。と言っても、専門知識のない個人のランキングなんて個人の趣味以上のものではないのですが。

2015年は自分も見方制作に手を付けた年だったため、映像の見方というのも少し変わったように思います。映像を見て「この表現は自分にも出来る」「この表現は真似したい」「この気持の良さは一体どこから出てくるのだろうか?」などなど。作るようになったからわかることもありますね。キャラクターを動かすという部分について、余計に苦手意識が強まってしまった気もしますが……。アニメの用に枚数を使うのではなく、1枚の絵を動かすということは今の技術では確実に違和感があるので、その違和感をどう感じさせないかというのは一種の勝負点だと思ってます。

2013年に衝撃的なデモムービー(炎の孕ませ乳ドルマイ★スター学園Z )を制作したハルトシさんの新作に『対魔忍ユキカゼ2』があるのですが、ここまで来るともうエロゲデモという評価軸で評価していいのか悩む結果となったため選外となりました。当然のようにすごいクオリティなのですが、もうCGに構成された街に二次元の絵であるキャラクターがいるというのがもう意味がわからない。minoriのグルグルを最初から最後までやっているような驚愕具合です。

2015年に変化したムービー制作といえばKIZAWA StudioとPRHYTHM VISIONでしょう。個人的に対照的な方向に変化していった2社です。KIZAWA Studioはキャラクターをより動かし、おさえるところはおさえつつも派手な感じにシフトしていきました。そして、PRHYTHM VISIONはその作品に合わせたオンリーワンと言えるような映像を作る方向になりました。対照的といいつつ、この表現では別の方向ということしかわかりませんね。ただ、自分の中では派手とすっきりという違いがあります。もしかしたら、2015年がたまたまそうだったのかもしれませんが、そんな感じ。作品に合わせた映像というのは当たり前の話ではあるのですが、よりその傾向が強まっていくと自分は嬉しいところです。もちろん、メーカー側からあまり素材や情報が提供されないこともあるのかもしれませんから、難しいところなのかもしれません。これは次回のことになるのですが、既に公開されている『ハナヒメ*アブソリュート! 』のOPも特徴的なものになっています。

2015年の特色といえば色使いでしょうか。前年にも増して派手と言いたくなるようなものが増えてきた印象があります。その最たるものはコドモノアソビOPでしょう。あれは色使いもそうですが、キラキラとしたオブジェクト、レースのような細かなものが多く、個人的に見ていて疲れます。Lump of Sugar5周年作品であるところの『Hello,good-bye』との類似性(カード)など語るべき点もあるのですが、力が入っているということはわかるのですが……やはり疲れるという1点だけで自分の中では選外になってしまいました。行くところまで行ったと思いたいので、派手な色使いの傾向がここらで収まることを期待しています。

2015年に出てきた新人はrinさん、hairaさんのお二人。rinさんは『love,VAMPIRE FLOWERS』の方で説明しましたが、『放課後の不適格者』MADコンテストの大賞受賞者。賞をもらっている時点で実力者だったのですが、実際にエロゲデモを担当しても、他のデモに埋もれることのない特徴的で変わらぬ良さを提供してくれていますね。今年は残念ながら選外でしたが、入れるかどうか本当に悩みました。おそらくこれからもちょくちょく名前を見ることになりそうです。
そして、もう一人のhairaさん。最近はあまり動画の方に手を出していないような感じですが、もともとはM@D界隈の人ですね。M@Dから商業への道がまだ存在していたことも驚きです。今までのいろいろを取り入れている人という印象がありますが、これからまたどのような方向に行くのかが楽しみです。


~2015ムービーランキングに対して~
自分が書いているうちに、ランキングの方が発表されたので、その結果を見てのコメントになります。1位はサクラノ詩ですか。納得しつつも、納得出来ない感がありますねw それほど『ここから夏のイノセンス』を推しています。だから10位というのが納得出来ない! 10位以内に入れてよかったとは思うのですが、10位ギリギリはないでしょ……という愚痴を書いておきます。
さて、ランキング全体を見てみると、動きの多い、派手さを持ったものが上位に来ていると感じます。3位から9位まではなんとなく似ているという気がします。このムービーランキングに投票した人に「プライマルハーツの無印と2どちらのOPムービーが好きか」というアンケートをとったら2の方が上になるんじゃないかという気がします。言うまでもないと思いますが、自分は無印派です。神月社さんの手掛ける映像はいいと思うんですけど、今回のランキングではあまり票が入っていませんね……。と、文句を言いつつも自分も神月社さんのムービーに投票していなかったりするのが難しいところです。持ち票が3票という数字ですが、もしこれが5票だったりしたら、ランキングの下の方は劇的に変わるのかもしれません。仮定の話のため、私の想像の域を出ませんがw

他に注目すべきものとしては最初から最後までアニメとなった『サノバウィッチ』の順位が低いという点でしょうか。個人的には、ただアニメーションにした、部分的にただアニメーションを取り入れた、と思ってしまうようなムービーは低評価の場合が多いのですが、他の人はどうなんでしょう?(※サノバOPがただアニメを使っただけとは思っていません)美少女ゲームにアニメーションは求められているのかどうか。アニメーションOPの場合、ゲーム本編の絵を使わないことが多いので、原作の雰囲気を伝えることは出来ても、原作の絵と実際の雰囲気を伝えることが出来ませんからね。アニメの良い点としては、逆にゲーム本編では存在しない絵を使えること。一枚絵を用意することが出来なかったシーンを拾い上げたり、臨場感のある戦闘を見せたり、何人かのキャラクターがわいわいとした雰囲気を出すシーンだったりを上手く表現できますからね。ちなみに、部分的にアニメーションを上手く使ったムービー代表(自分が1番に思い出すもの)は『ティンクル☆くるせいだーす-Passion Star Stream-』です。

意外だったところでは、『円交少女』が4pt集めているにもかかわらず、同系統であるところの『スクイの小夜曲』が0ということです。自分が投票するならスクイなので、これもまた意外……。

投票し忘れてしまった人や、今回知ったという人は、2016年の投票は是非是非! エロトレのお気に入り機能を使って好きなムービーをメモしておくと、年末にその中から選べばいいので楽ですよ。自分は……お気に入り機能使おうと思いつつ忘れて、毎年のように年末に全部見返すことになっています……。

~他の人の感想~
伊頼の選ぶ2015年 美少女ゲームOP/demoムービーBEST
2015年のエロゲムービーの感想

~番外編~
PCゲーではないので10選には入らなかったものや、ちょっと紹介しておきたいものなどです。

新次元ゲイム ネプテューヌV II

ネプテューヌ系はどれも特徴的ですよねー。ネプのデジタル系の演出は自分が動画作る際の参考にしてますw


超次元大戦 ネプテューヌVSセガ・ハード・ガールズ 夢の合体スペシャル

上と同じく

激次元タッグ ブラン+ネプテューヌVSゾンビ軍団

謎の漫画調


オメガラビリンス

とってもyo-yuさん。


純愛ババア学園~転校生は100万歳~

ただ一度見て欲しいだけ。

Closed GAME




賢者の贈り妹

一点突破


サイコロジック・ラブコメディ

デザインしてるところが映像作ったらという例。前作の方もチェック!


STEINS;GATE 0

シュタゲはいろいろ出すぎてもう把握できていない。


CHAOS;CHILD

オススメされているのですが、対応機を持っていないのでプレイしてないです。とりあえず、PC版待ち。一応補足しておくと、曲がシンギュラリティの方です。


グリザイアの楽園
アニメの方も後半はURAさんでしたね。

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2015-11-24(Tue)

E.R.G.Music Kitakanto PV解説



前からやりたいと妄想していたイベントPVを作成しました。E.R.G.Music Kitakantoという私がレギュラーでVJをしているイベントのPVです。と言っても、まだレギュラーになってから初めての出演がこの回なのですがw

PVを作ったことで、そこそこ反響はあったようなので、何か効果があったと信じたい……。是非イベントの方にも参加していただけると嬉しいです! ただ、ERGMKの次回開催については、日程、場所など未定です。
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9月あたりに、オーガナイザーであるぐんにょり野郎さんに「PV作りたいんですけどいいですか?」と聞くところから制作が始まりました。そこから選曲へと入り、ネットの海を手探りで探しまわるも、フリーで使用することの出来る楽曲は想像以上に多く、種類も様々なため迷いに迷い時間を消費したあげく、結局初めに思いついた手持ちの曲へと戻ってくるという……。途中、もうひとつのレギュラーVJをしているTOKYO ERG SUMMITの準備や、イベントに遊びに行ったりで制作が遅れに遅れ、本当は11月頭に公開したかったのですが、結局イベント開催約一週間前の公開になってしまいました。経験不足なため、どの程度時間がかかるかという計算が出来ないのは欠点ですね。

使用した楽曲はムービー中でも表示されていますが、曲名は『Synchronism』、作曲はチュアブルソフト様の楽曲などを担当されている、けんせい様です。2015年の夏コミ、サークル民安総本家様で頒布された「ボーカル:民安ともえvol.2」というフリー素材CDに収録された楽曲のひとつです。今回使用したものはインスト版なので、ボーカルが入ったバージョンも存在します。


映像の話に移ります。使用したソフトはAviUtl。ネットで探してきて使用したフリー素材(画像)は、雪の結晶、コルクボード、画鋲、羽、栃木県、茨城県ぐらいでしょうか? フリー素材は初めはニコニ・コモンズあたりで探すといいですよ(そこで雪が降るフリー素材のクオリティ高い動画をみつけて背景にそのまま使いたい欲望が出ました)。

ERGMK PV制作風景

上の画像が実際の制作風景です。レイヤー1、2が見えませんが、そこはメモを書いたテキストや、ボツ演出を一時的に置いておく物置のような使い方をしています。使っているレイヤーは30ちょい。整理すればもっと減りますが、そこに労力をかける意味があまりないので、散らかしたままになっています。使ったシーン数のほうはボツも入れて、37シーンほど。出力には約1時間。

方向性を決めるまでと、最初のVol.1~Vol.4の部分にだいぶ時間をかけています。モーショングラフィックスっぽく作ろう、クラブっぽく作ろう、美少女ゲームっぽく作ろう、といろいろ考えてみた結果、統一感を持たせるほどの技量がないことが判明したので全部まぜこぜのものになりました。参考にした映像を推測してみるのも面白いかと思います。ちなみに、1番参考にしたものはおそらくわからないはずです。なぜならば、美少女ゲーム全く関係なく、さらには二箇所を除き要素が残っていないから! イベント当日にPVを流していたら、Friendshipパート(コルクボード+写真)を「恋チョコだ!」と言われましたが、恋チョコは特に参考にはしていないということをお伝えしておきます。


作り方を一部分だけ解説しておきます。DJぎるさんのパートについて。自分のぎるさんのイメージが4つ打ちのエレクトロ系だったので、デジタル系の演出でまとめてみました。一度デジタル系は作っているので、その経験を活かしつつ進化させてみました。
・背景にはハチの巣のライン幅と隙間を調整したものを使用し、下に動かしています。基本的に静止させるというのは怖いことなので、できるだけ避けるようにしています。
・ぎるさんのアー写を貼り付けるための部分もハチの巣で作成。そこにアー写を重ねてクリッピング。
・名前の部分もハチの巣で作った後、上にテキストで名前を表示。その2つをグループ制御でまとめて、アニメーション効果の粒子化で登場+退場。
ここまでがオブジェクト関係。この上にエフェクトを重ねていきます。
・デジタル系と言ったら走査線。ただ、これを入れると画面が暗くなるので、後で色彩調整で明るくしたほうがいい場合もあります。
・ノイズを重ね透明度をランダム移動させることで画面のチラつきを表現。
・ブロックノイズ、モザイク、ラスター、振動、単色化+拡大あたりを適当な値で追加
・カメラ制御
こんな感じの要素で構成されています。この説明だと、ある程度AviUtlをいじったことがある人にしか伝わらないと思います。もっとわかるようにと言われても、AviUtlの使い方講座から始めるわけにはいかないので、こんな感じになりました。元々AviUtlに入っているものだけでは作れないはずなので、ネットでプラグインをいろいろ探してみるといいですよ。この記事を書いている途中で考えましたが、背景にレンズ効果も使ってみれば面白かったかもしれません。
他に「ここどうやって作ってるの?」というところなどあれば、Twitterでもブログでも聞いてくれれば答えます(さすがに全部は無理w)。他にも制作途中でぐんにょりさんに進捗報告をしたものとかも興味ある人は聞いてください。ただし、プロジェクトファイルそのものを渡すことは出来ません。動画作る知り合いが増えて、さらにはその人が自分の知らないことをやって互いに教えあえたらいいなと勝手に思ってます。


また時間を見つけて何か作ってみようとは思っています。Twitterでも言いましたが、自分ができる範囲の依頼であれば、無償でやりますよ。作るのに何ヶ月もかかるとか、そうなってくるとちょっと話は変わってきますw


これから勉強するなら、動画作成の方は手探りでなんとか出来ることがわかったので、配色やフォントなどのデザインについてでしょう。何か実戦向けの色について学べる本やネットで解説しているページなどオススメがあれば教えて下さい。本と言っても一万以上して、ページ数が滅茶苦茶多いみたいなやつは読むのに時間がかかってしまうので、避けていただけると……。


小ネタですが、動画編集ソフトの方をいじっていたせいで、簡単な図形や画像(ネコの足跡のようなもの)は画像編集ソフトで作るよりも動画編集ソフトの方で作ったほうが簡単になっていたというのは笑い話。

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2015-10-28(Wed)

『見上げてごらん、夜空の星を』体験版感想~宙の光を瞳に旅して~ #夜空の星を

見上げてごらん、夜空の星を 2015.12.18 First light!
メーカーPULLTOP発売日2015年12月18日(予定)
企画紺野アスタ、Yowシナリオ紺野アスタ、高嶋栄二
原画八島タカヒロ、基井あゆむ、田口まこと(SD)音楽TWOFIVE
分は第一印象を作品そのもので味わいたいという欲望があるため、体験版が出るまではあまり情報収集をしません。本来ならば、通常体験版より先に公開されるオープニングムービーなども作品の中で初めて見たいと思っているタイプです。この作品も簡単な情報は得ていましたが、そのような情報を頭に浮かべないように多少意識しつつプレイしました。実際、シナリオライターがどなただったのかを思い出したのは体験版の中盤です。
前置きはこれぐらいです。一応の注意ですが、事前情報は入れたくないという方はお帰り下さい。 このエントリーをはてなブックマークに追加



PULLTOPが12月に出す最新作『見上げてごらん、夜空の星を』。体験版をプレイした率直な感想は、気持ちがよい面白さを持った作品というものでした。ここ最近いろいろなモチベーションがなくなっていたため気分転換も兼ねて体験版にちょろっと手を出しました。最初のうちはちょっと苦手なタイプのお話という印象でしたが、ひかりが登場してからは他にやるべきことがあるのを無視して2GB以上もある体験版を一気に終わりまでプレイし、今まさにこのような感想を書いている最中です。体験版の内容に触れずに簡潔に表すならば、ライトノベルの1巻+αといったところ。シナリオの長さを考えてもそれぐらいでしょう。ある程度物語に区切りが付くまで体験版に収められているため、これだけでもかなり楽しむことができます。

この作品をジャンル分けするならば青春恋愛天体観測ADVでしょうか? 公式では青春群像劇を謳っています。青春とは何かという言葉の定義への疑問もありますが、自分の中では「若さというエネルギーを持ち、目指す夢へ向かっていく」と言った要素を重要視します。もちろんその道筋の中で立ち止まることがあり、障害があり、それでも自分の力で、仲間の助けで前へと向かっていくという、そんな青春。学園生活という日常の中での恋愛も世間一般で言われる青春だとは思うのですが、自分が好きな青春物語とはちょっと違っているのでスルーします。ということで、まさにこの作品は自分が好きな青春物語なわけです! もちろん好みのジャンルであっても、その作品が好きかどうかとは別問題です。物語にハマっていけるか、キャラクターが好きかどうか、引き込まれる音楽かどうか。当然いいものであったからこそ、感想記事を書いているわけです。公式がレビューを募集していたということが1番のきっかけではありますが。

験版の範囲のお話は、子供時代と現在が交錯する構成のもと、体験版以降に広がる展開を感じさせつつ終わります。両親の死と繋がりの消失に囚われた主人公。そこから解放するヒロイン。望遠鏡を覗いた先にあった美しい世界。仲間とともに過ごす、夜空に輝く宝石たちを閉じ込めたかのような、輝きに満ちた日々。そして……喪失。心が震えることのない、静けさに満ちた時間。同じ宙を見上げる喜びを知っている者からの誘い。ヒロインとの思いがけぬ再会。終わりにするための望遠鏡制作。気がつけば周りにいた仲間たち。手の届かない美しい世界に怯えるだけの日々は終わり、過去と現在が繋がり、輝きの夜空が待つ未来へと目を向ける。
かなり大雑把かつ抽象的ですが、こんな内容でした。



きなキャラクターはメインヒロインの中では、箒星ひかりと天ノ川沙夜の二人。体験版の範囲では、幼い頃から同じ時間を過ごしてきた二人との関係の変化がメインの一要素となっているので、メインヒロインの中でも自然と出番が多くなっていましたからね。エネルギーに満ち溢れ、主人公に宙を見せたひかり。そんな元気な突き進む一面だけではないということが微かに示されているため、弱さを見せた時のギャップが気になります。また、『銀河鉄道の夜』の物語から天体に興味を持ったという面からも妄想できる部分があるんじゃないかと。そして、「別の世界がそこにあるように感じて、行ってみたいと思った」(要約)というセリフ。『銀河鉄道の夜』にはカンパネルラの死という要素もあるため、ひかりに対して「少し遠く感じた」という文が気になってきます。ただ同時に、遠く距離があろうとも望遠鏡という鍵があれば二人は繋がることができるという意味にも取れそうです。もうここら辺は妄想全開なため読み流して下さい(笑)

沙夜は単純に可愛いのですが、ひかりがいることで光っていると感じた点は忘れないでおきたい。それと、声優の雪菜めぐりさんの声がいいですね。可愛らしく、保護欲を掻き立てるような演技をされ、あざとい……あざといと感じつつも、キャラクターの魅力に貢献しています。このタイプの声を何度か聞いてますが、ファンになりかけている自分にようやく気が付きました。ファンといえば、自分はメインヒロインの一人である日下部ころなを演じる小鳥居夕花さんの声が大好きなのです。が、残念なことに体験版の範囲では、ころなは出番も少なく魅力をアピールすることができずに終わってしまいました。物語の本番ではどのようなポジションを担うのか楽しみにしています。
メインヒロインを除くと、美晴先生が良キャラ、良ポジション。過去編では思いやりのあるいい先生しているのに、現在では……ニート。立ち絵の違いに、どうしてこうなったのかと涙します。全身立ち絵を見てみれば、現在の服装の下はジャージですからね……。本編中でニート脱出出来ることを願います……。

普段はあまり言わない感想なのですが、女性陣の服装が(現在の先生を除いて)とても可愛いですね。子供時代と現代、舞台が冬ということで上着ありなし、帽子ありなしの違いもあり、華やかさが漂ってきます。厚着をするヒロインというのは好きな要素なので嬉しい部分。



験版で見ることができたプレビュームービーとオープニングムービー。霜月はるかさんが歌う『Star map』とRitaさんが歌う『Winter Diamond』、どちらもいい曲です。余談ですが『Winter Diamond』は金色のガッシュベル!!OPの『カサブタ』感があって好きです(伝わるでしょうか?)。予約特典でこの二曲のフルとBGMが聞けるサントラがついてくるとのことで、すぐ聞けるのはありがたい。ただ、オープニングムービーについてはサビ前にずっこけ感があるのが物凄く気になります……気になります……。


て、体験版以降の物語は何を見せてくれるのでしょう。ひかりとの再びの別れ、沙夜の恋心を知ってしまったことによる関係の変化、天体の魅力を伝えるむつらぼしの会の今後、気になる点は多くあります。けれど、「これが目的」というはっきりとしたものがないという点は気にかかります。青春部活ものの定番としては、大会での優勝、ロケットの打ち上げ、ステージに立つ、目標としていたものに近づくシーン。そういった「ここが最高の盛り上がり」という感動を作りにくそうな題材な気がします。レンズの先にある世界を覗く瞬間は震えますが、これからも何度か出てくるであろうシーンのため、差別化させていなかないと厳しい部分もあるのではないかと。他と差別化する方法としては挿入歌によるドーピングが簡単なトコロ(実際体験版でありましたから)。目的というものがあるとしたら、主人公たち三人が昔見たという普段とは違った満天の星空が鍵でしょうか。星の魅力を伝えていく、むつらぼしの会の目的をテーマにするならば、それは一学年舌であるころなのシナリオになりそうです。
他、天体観測というものについて、自身の努力というものの影響が小さいこともポイントでしょう。体験版範疇では人間関係、そして望遠鏡の製作という天体観測に至るまでの二点を努力によって解決しました。しかし、ただ天体観測をするという目的だと一番影響を受けるであろう部分は環境のため、ここらへんシナリオライターの実力が問われそうです。
こんな不安なこと書いていますけど、体験版を楽しんで最後までやった人ならば「心配いらない」と言えるレベルの面白さはありますよね(ハードル上げ)。

また、ちょっとひっかかった点として、ひかりがむつらぼしの会のことを「居場所」と表現し、今ここに居場所があったことを喜ぶという展開がありました。これも深読みなのですが、主人公と仲違いをしてからのひかりには居場所と呼べるものが存在していなかった可能性があります。天ノ中での大人しい様子ということも、そこに繋がるのではないかと。まあ、当然そこら辺全部個別ルートにならないと突っ込んでいかないような話なので、主人公の問題に触れた共通だけではなんとも言えません。こんなことを書いていると、どうにも自分はひかりのことばかり目がいっていますね。


験版のシステムや演出関係で、星空の動きが速い、バイノーラル録音の部分をオフにしたいなど、私が持った違和感などは公式のアンケートに記入しておいたので、改善されていたらラッキー程度の気持ちでいます。自分はどうにもバイノーラル録音を美少女ゲームで使われるのは苦手です。バイノーラル録音された音声を聞いた経験があまりないため、違和感を持ちやすい部分は当然あるとは思います。しかし、自分なりになぜ苦手としているのかを考えてみたところ、作中の主人公が見ている風景とプレイヤーの自分が見ている風景にはズレが有るため、それが音によって表面化されてしまうからではないかという結論へと至りました。わかりやすい例を挙げると、このシーン。主人公には左からヒロインの声が聴こえるため、ヘッドホン(私はヘッドホン派)からは当然左から声が聞こえてきます。けれど、プレイヤーの視点ではヒロインは右にいるのです。この違和感がどうしても消えない。他にも立ち絵の大きさに変化がないのに、声だけを聞くと主人公との距離が離れてる描写があるなど、違和感をあげればきりがありません。
それと、ちょっと気になったのですが、OPムービーなどで、たまに日周運動(リンク先Wikipedia)が時計回りの時があるのですが、これはただのミスなのか、現在から過去へという意味なのか、はたまた南半球フラグなのか……実際ひかりが南半球に行くという事は作中で示されているので、本当に南半球フラグ???



像より長めの感想になってしまいましたが、結局のところ体験版の時点でかなり面白く、製品版にも期待していますということです。夜に外を歩く時には、つい頭上を眺め、物語をキャラクターを、つい思い出してしまう、そんな作品になってもらえればと思います。
ここより下には気に入ったシーンのキャプチャ画像と一言コメントを載せています。普段は作品のキャプチャ画像を掲載したりしないのですが、公式がOKと言っていますし、たまにはしてみようということで。と言いつつ、画像の上手い使い方がわからないので、こんな風に最後におまけとして使っています(笑)



見上げてごらん、夜空の星を1
文字色ひかりというキャラクターがよく現れている一枚。このポーズで、この流れで、この台詞。とてもいい性格してますよ。

見上げてごらん、夜空の星を3
見上げてごらん、夜空の星を4
体験版で1番笑ったのはL○NEでコマ子さんに童貞についての相談をしていたことが発覚するシーンです。


見上げてごらん、夜空の星を2
ここからの展開が男の夢というか、妄想というか、要するに良さ……。

見上げてごらん、夜空の星を5
見上げてごらん、夜空の星を6
冬の寒空の下、身体を寄せあいながら星空を見上げるというシチュエーションはいいものがあります。


見上げてごらん、夜空の星を7
見上げてごらん、夜空の星を8
そして、今も昔も変わらず、届かない宙を眺めるだけでなく、手を伸ばし続ける"ひかり"。

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